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VERSUS (DVD)

今日のニュースチェックしているとこんな記事が。
Excite エキサイト : 芸能ニュース|榊英雄&橘いずみ 昨年結婚していた [ 06月03日 06時18分 ]スポニチアネックス

で思い出したのはおいらが榊英雄という俳優を認識した映画。
VERSUS ヴァーサス
/ ケイエスエス販売



そうあの「あずみ」「ゴジラファイナルウォーズ」の北村龍平監督作品である。




この映画は北村龍平のインディーズ作品でもあり、DVDはメジャーレーベルから発売されているがその公開時に支援をうけていたとはいえ完全にカネをかきあつめておめーらオレについて来いといういわゆる体育会ノリでこさえられた文化系ネタを詰め込んだ作品。

その当時メジャーデビューはなんとかしたものの現状に苛立ちを隠せなかった北村龍平がインディーズ時代の仲間、出来た人脈をフルに使い自分の見たい画面を創ることのみに情熱を傾けた作品で榊は主人公を圧倒的な力をもって追い詰める男を演じている。

観た後で公式サイトにあたるとデビアスのCMに出ていたそうだ。ってかそうだったのか?
でもデビアスのCMって映画館でしかお目にかからんからなあ。正直覚えていなかったが出演者の中では結構役者だったよ。そういや「アンフェア」でも新聞記者役でセミレギュラーだったんだけどちょっと太っていたけどもしかして?幸せ太りかよ?羨ましいぞ、コノー(笑)


でVERSUSの話に戻るが実際登場人物の殆どが無名。役者っぽくない人もいたりとかあまりの素人くささに?と思いつつ芸大の卒業制作が大掛かりになってしまったような雰囲気をもつこの作品に呑まれたのもまた事実。そこでの榊の演技は悪の首魁であり特に訓練されたアクションスタントマンではないものの自らの肉体を酷使して演技者というよりK1かPRIDEファイターっぽい経歴をもつ坂口拓とガチでバトルを繰り広げる。スタントコーディネーター(下村勇ニ)が入っているとはいえ本気の(それでもまだ不満だったそうだが)それだけの迫力は出ていた。


ただしキャラクターの勢いと見たい見せたい画の羅列であり荒削りの魅力はあるもののカルトな人気は保てても万人には受けきらない。だがその2時間力押しで押し切るパワーに圧倒されて各地の映画祭では受けてたそうだ。その関係からか海外の目に止まり北村龍平はファーストルック契約を結んだという。(但しこのあたりのソースは彼自身の発言からでありそのためビックマウスと揶揄されていたりもした。実際既に『呪怨』の清水崇が進出しハリウッドしたため最もハリウッドに近い男というのはあまり聞かなくなった)

かなり観る人を選ぶ作品だがここまでノンストップアクションに徹したところと映画への偏愛が産みだしたシーンの数々やその場のノリで製作されたそのノリのよさ、出演者の異様な熱気は観ていて面白かった。

だが繰り返すがストーリーは無いに等しいし出演者の演技が気になる人や普通の演出が出来てないことが気になる人には全く勧められない作品である。

by tonbori-dr | 2006-06-03 23:49 | お気に入り