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『ファイナル・オプション|Who Dares Wins』(DVD)

『特捜班CI★5』のスタッフが製作した映画『ファイナル・オプション』
これも長らくビデオが絶版になっていたが『CI★5』傑作選とともにallcinema ONLINE のスティングレイさんよりデリバリーされた。

イギリスロンドンで核廃絶を訴える人民の会のデモで一人の男がボウガンで狙撃された。彼はスパイで人民の会の過激分子を追っていたがそのテロ計画を掴んだところで殺されたため治安当局は一計を案じてSASのスケルン大尉(ルイス・コリンズ)を組織に潜入させることに。しかし組織の中心人物であるフランキー(ジュディ・デイヴィス)はアメリカ大使の公邸で催される晩餐会に出席する米国務長官(リチャード・ウィドマーク)他を人質にとることを計画していたのだ。核ミサイルを戦略潜水艦の基地に撃ちこむ要求を出すフランキーたち。タイムリミットは刻々と迫り妻子を人質にとられたスケルンはどう反撃するのか?最後の手段(ファイナル・オプション)の時間が迫る!というお話。

全体的に地味な音楽に地味なキャスト。そのため勘所をつかんでいないと序盤で何の話かわからなくなるおそれがあるがそれもイギリスらしさ。
だが特殊部隊の不正規戦任務と描いた作品としては極めてリアリティと説得力を持っている。

今までマニアの間でしか知られていなかったが特殊部隊や不正規戦、カウンターテロの時代だからこそリアリティを持ちえる作品である。



原題の「Who Dares Wins」はイギリスの特殊部隊SASのモットーで「危険を冒す者が勝利する」と訳される。(ウィキペディア|SASより)
SASが一般的に有名となったのは1980年のロンドンのイラク大使館占拠事件であるがその歴史は古く第2次世界大戦に遡りラットパトロールも活躍した北アフリカ戦線でサボタージュやゲリラ戦で活躍したことから始まった。
世界最古、最強ということで紹介されることが多くアメリカのデルタを初めお手本にした国も多く特殊部隊の研修ということで人員派遣を受け入れ訓練している。

この作品も製作年度が1982年ということを考えるとイラク大使館事件を念頭に作られたことというのは容易に考えられる。

潜入捜査、突入作戦などスパイ的な活動から外科的手段までを120分で描いているこの作品。
正直「おめーら全員観ろ!」とはいえない。途中ダルなところもあるし乱暴な展開もあるけれ描かれていることはおおむね事実に即しておりリアルな突入作戦があますところなく描かれている。そういう作品が好きな方にはオススメできる1本である。

ちなみにSAS特殊部隊というビデオシリーズが出ているけどあれこの一党がかかわっているのかな?一度観た事あるけどちょっと?解りません。

追記:
2013/11/06
イマジカBSで放送があったようでいくつかのアクセスがあったようですな。
またリピート放送あるやもしれませんのでお好きな方はチェック!

by tonbori-dr | 2005-11-25 00:07 | お気に入り