泰山鳴動な『解散』
<麻生首相>経済政策優先を強調、民主との対立構図狙う | エキサイトニュース
この記事を読んでると『解散』までもが政局含みでカード化してるのかという感じ。
麻生首相にしてみれば伸ばせばそれだけ、民主の空回りで自民もこれ以上伸びないが民主はそれ以上に傷が深いだろうとういう読みなのかとも思える。
もっとも麻生氏はそんな事を言って無い。メディアが盛り上がっただけという記事を目にした。
麻生首相に解散の気配なし 解散日程を勝手に捏造したマスコミの困惑|週刊・上杉隆|ダイヤモンド・オンライン
確かに今までも世間を煽って世論を造ってきたのは新聞などのマスコミメディア。
ただ、自民がこのままではという想いも大衆にあるのは事実だと思うし、石油の値上げ、中国輸入食材の問題、事故米などなど。政府の失策ということも言われているし経済問題は重くのしかかっている状態では空気を入れ替えたい流れの条件は揃っている。だからといってこの状況で空白を作るのがいいのかというのもある。
個人的には民主に一度任して見てもいい派なんだけれど、それほど積極的でもない。多分状況を見てどこに入れるかを決める典型的な浮動票な人だけど、正直今の民主だと入れても、自民に同じ事をヤラレて進まないんじゃないかとも思うし。
官僚の構造的な問題とか政治形態の問題もあるし、全部が『オールクリア』になるのは物語だけ。それだけにもうちょっと問題を見えやすい可視化する方にマスメディアは力を入れて欲しいものだけど、それも現状は難しい。ともかく暫くは政局含みのまま『解散』という言葉とともに『国会』の会期が進むのだろう。
by tonbori-dr | 2008-10-02 23:28 | 私声妄語