人気ブログランキング | 話題のタグを見る

映像表現の先にあるものはなんだろう。

Variety Japan | 長編CGアニメ「バイオハザード」コミコンでお披露目
エキサイトのつぶろぐでちょっとした懸念を書いた。
あとでブログに書くかも。とりあえず『FF』の悪夢再びになるのか、それとも。スチルを観た感じではゲームのCGムービ準拠という形なのでファンは入りやすいかもしれないが一般のお客さんの反応が気になる。|tonbori-drさんのつぶやき|つぶろぐ|エキサイトつぶろぐ
これは『ファイナルファンタジー』(映画版)という映画を思い出したから。
ファイナルファンタジー(2001) - goo 映画

この映画は150億(詳しい数字は知らない。gooには数字が出ていない)当時雑誌でも相当に取り上げられたしゲームのファイナルファンタジーでのオープニングCGやゲーム中に挿し込まれるイベントムービーを観ていたファンたちはそれなりに期待していたのが、完成近くになるつれゲーム系ではなくちょっとおしゃれな雑誌系に軸足が移ってきたように思った事を覚えている。

それは只の印象だけれど正直フルCGってまだこの時には海のものとも山のものとも分からなかったが日本公開に先駆けてアメリカで公開。それが157億の制作費にも関わらず3200万ドルの売り上げしかなかったという。
まあウィキペディア情報なのでガセ?かもしんないねということで(苦笑)
ファイナルファンタジー (映画) - Wikipedia
ということでこちらのソースをペタリ。
映画『ファイナルファンタジー』興行振るわず=スクウェアが約130億円の特別損失
つまり当初の目論見どおりでいかななったのも事実だろう。監督であり総指揮を執ったスクウェアの坂口氏は取締役を退陣したし会社も損失を計上した。

その後フルCGでアニメを映画を作ると言うことが無くなったわけじゃない。アメリカのピクサーはCGアニメで映画作り続けヒットを飛ばしている。そこからキャラクターの妙なリアル感がうけなかったのではないかという話も出たが実は今回色々ぐぐってみると案外映像表現はかなり高評価を得ているのだ。
ダメだったのは平坦なストーリーだったのかもしれない。今時ゲームも練りこまれたストーリーじゃないのかとは思っていたが2時間弱にまとめる際に普通の起承転結な話にしてしまったのかもしれない。
だがこれからの映像表現にはCGはやはり必要だと思っている。

ということでちょと長くなってしまったので続きはまた。これから先のCGと話をもうちょっと書いてみたい。

by tonbori-dr | 2008-07-29 22:45 | 私声妄語