ダブル・ボーダー
こんなものが出てきた。

これはニック・ノルティ主演ウォルター・ヒル監督、ジョン・ミリアス脚本
「ダブル・ボーダー」の前売り特典で今なら弾丸携帯ストラップだろうな(笑)
でなんでんねんというとコレは「血のりブリッド」なるものでほんとに弾丸型の入れ物にのり(赤く着色している)がはいっているというものだ。
映画館でバイトしているときに余ったので頂いた代物(笑)
で映画の方もしっかり観たけどこれはボンクラ魂に火が付く映画だ。
テキサスの片田舎。強面のテキサスレンジャー、ジャック・ベンティーン(ニック・ノルティ)
その幼馴染で今はメキシコとの麻薬密輸を牛耳るキャッシュ・ベイリー(パワーズ・ブース)
そしてその片田舎に軍の特殊チーム、いわゆる幽霊部隊の5人を引き連れ乗り込んでくるハケット少佐(マイケル・アイアンサイド)
正直話はもうマッチョな漢気映画なんだが銃撃戦フェチとかマニア垂涎の1本だと思う。
麻薬王として君臨する幼馴染を捕まえる立場のジャック。恋人のメキシコ人、サリナ(マリア・コンチータ・アロンソ)はジャックと付き合う前はキャッシュの愛人でありいわば三角関係(^^;
その上ハケット少佐達もキャッシュを狙っている。
3つ巴の決着はキャッシュの王国でもあるメキシコの国境近くの町で沸騰する。
完全にそこらへんはペキンパー御大の「ワイルド・バンチ」のオマージュである。
それとともに黒澤監督の「七人の侍」も入っている。(ジャックを入れた七人で殴りこむ!)
ノルティ演じるジャックは物語の前半、ライアットガン(暴徒鎮圧に用いられるショットガン)ではなくレバーアクションのウィンチェスターを使うところが泣かせる。
テキサスレンジャーとは西部時代からテキサス州の治安を預かる法執行機関で遊軍的な役割を持っていると以前持っていたあの!水野晴郎氏監修のアメリカンポリスというムックに載っていた・・・と思う。そういえばチャック・ノリスも「テキサスSWAT」でテキサスレンジャーだったなあ。
アクション映画好きにとってはたまらないシーンが続出するがビデオは残念ながら絶版。
本国ではDVDが出ているようだ。新品が10ドルくらい中古で6ドルくらいだった。
役者も結構面白い面子をそろえている。
ノルティはまあ有名なんで脇に目をやるとマイケル・アイアンサイド。
言わずと知れた「スキャナーズ」で踊り出たおっちゃん。こーゆう役はまさにハマリ役。
「トータル・リコール」なんかでも悪玉の追跡者をやっていた。
で意表をついてイイ人をすることもあるので注意が必要だがこっちの方が俄然光る。
特殊チームのリーダー格マクローズ曹長のクランシー・ブラウン。
彼は「ブルー・スチール」とかにも出ていたが最近では「スターシップ・トゥルーパーズ」の鬼教官が記憶に新しい。しかもこの映画で画面上では絡んでないけどまたアイアンサイドと共演してるし(笑)あとおいらERは観てないけど第4シーズンに出てたそうな。
バック・アトウォーター軍曹役、ウィリアム・フォーサイス。
一番おいしいとこをもっていってたバックだが「ザ・ロック」で髭を生やしてFBIの現場指揮官で出てたときはいやー出世したなあと。一目見ると忘れられない面構えもナイスだ(笑)
ジャックのよき相談相手、ハンク保安官役リップ・トーン。「MIB」のZとして有名。
この人テキサスの人らしいんだがまさにシェリフって感じでこれもGJ(^^)b
とにかくアクションだけで組み立てているような映画なので細かい事は言いっこなしな作品だ。
後年町山さんの著書「<映画の見方>がわかる本」でこれが「地獄の黙示録」のメキシコ版のようなものという指摘がありそういう視点で見ても面白いかもしれない。
原題がExtreme Prejudice(極端な偏見)というタイトルでこれがミリアスが「地獄の黙示録」を書くきっかけになったグリーンベレーの大佐がベトナム人通訳をスパイと決め付けて処刑した事件がありこのようなことを軍隊では「Terminate with Extreme Prejudice」(極端な偏見をもって抹殺する)と呼ぶことからだそうだ。
IMDb/Extreme Prejudice
by tonbori-dr | 2005-08-05 01:55 | お気に入り

