戦略大作戦【KELLY’S HEROES】
クリント・イーストウッドの「ミリオンダラー・ベイビー」が明日から公開されるのだがこれは今を去ること25年前に製作されたクリントの戦争映画。
しかも邦題が「戦略大作戦」なのだが全然戦略は関係ない!っていうかいわば個人的な大作戦?だ。原題はKELLY’S HEROES。
物語は元中尉ながら間違った命令で味方への攻撃の責任をとらされ2等兵に格下げされたケリーが侵攻目標の街からドイツの将校を捕らえてくるところから始まる。
いうなればアメリカ版独立愚連隊とでもいう映画。
特殊技能をもってるというもんでもない普通の兵隊?がアホな上層部がドイツ軍へ攻めあぐねている間にケリーの持ってくるちょっとうまい、いやとてつもない儲け話に乗る。そういうお話だ。
主要キャストは男だけ(笑)
主人公のケリーにクリント・イーストウッド。ケリーの小隊先任軍曹ビッグジョーにテリー・サバラス。そしておかしな(笑)戦車隊を率いるこれまたおかしい戦車兵オッドボール(びっくり玉)にドナルド・サザーランド。
とにかく
そしてこれが一番ビックリしたのだがなんとタイガー戦車が出ている
もっともソビエトのT-34を改造したものだが(マニアには有名な話)
でもね、当時ガキだったおいらはマジでタイガーだと思ってた。
後年観直したときになんでこれをタイガーと思ったのかというほどへっぽこな造形なのだが砲塔をタイガーの特徴的な形にしサイドと正面も一応似せているところが泣かせる。
また戦闘シーンは力が入っており橋の爆破や戦場を突破。そしてラストの市街戦へとなだれ込む。異様に力の抜け捲くっている雰囲気といいものすごいギャップ。
兵隊達のささやかな反乱とでも言うべきかも知れないテーマなのにこういう映画になったのは一重にドナルド・サザーランドのオッドボールのキャラによると観ているのだが。
またケリーの知恵者ぶりがクリントの得意とする西部劇のMrノーボディのようにしたたかな
ガンマンといった趣なのもご愛嬌。サバラスも得意とするタフガイぶりを見せる。
しかも西部劇スターであるクリントならではの見せ場もある。
ラストのオチといい、シリアスな話やキチンとしたオチを愛する向きには不向きかもしれないがおいらはその温さ故に今でも好きな1本である。
samurai-Kyousukeさんのエントリ
「戦略大作戦」
Kyousukeさんがエントリで触れられている主題歌はこの年のビックヒットになったそうだ。
いい歌で戦争映画なのに明るい曲調。名曲(^^)
by tonbori-dr | 2005-05-28 00:41 | お気に入り

