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ガンダム00ももうすぐ終わりだが

まあなんというか先日放送された『トランザム』って回を観て一言
V-MAXかよ!と突っ込んだアンタがたは同類だという話は置いておく(笑)
まあ、それはさておき結局細かいボロも多くやりたい事はなんとなく汲み取れるものの黒田洋介が同じく手がけた『無限のリヴァイアス』ほどラストに向かってのどうしようも無さ感も感じられず、水島監督の『ハガレン』ほどの流れも感じさせずという。

うーん正直説明セリフと描写がうまく融合していないという部分があって例えば『コードギアス』の監督谷口さんが手がけた『プラネテス』のアリのようにテロリスト(ソレスタルビーイングってどう考えてもテロリストだよね。実際には『沈黙の艦隊』の線を狙っているようだけど)としての主張に説得力が無い。だから刹那はハチマキにはなれずにちょっと中途半端に俺様でなんだかよくわかんねえなあと。

もっといえば中東の架空の国で戦術指導をしていた男が扇動するのに神を語ったとすればそれは絶対あの神様でそれを言わないのは、大人の事情だけではなくその神様について語る術を知らないから。

アメリカなんかでイスラムの話をやってもそれは付きまとう現実でアドヴァイザーがいたとしてもやはり全てを言い切るには難しい素材。だからどうしてもブラウン管の向うの戦争を、さらにブラウン管から縮小再生産しているだけに過ぎなくなってしまっている。

それに我々(団塊以降世代)は本当の戦争を知らない。
まあ、これは押井さんの受け売りだけど、それに対して明確に反論できる人は多分いない。
生きることが戦争だと言えばそれまでだけどそういう戦い、サヴァイバルではなく(ガンダムなどはいわばうっすら戦争を知っている世代と戦争を知っている世代がサヴァイバルを描いたものとも思っている。)真っ向からの戦争というものを描こうとして、それにはちょっと気負いすぎちゃたかなという感じがありありと出ている。
具体的にはリアルIRAの活動凍結宣言とかだけどその後は架空の国とか、最初はスリランカの分離独立とかかなりホットな話題に手をつけるなという印象だったけどもその扱いもバックグラウンドに使うにはちょと無理目な感じが。
せめてAEU、ユニオン、人革連という三大ブロックにわけているんだからガングリフォンなみに地名は馴染みのある名前でやってそれ以外はAEU、ユニオン、人革連とその他(苦笑)にすればまだ観やすかった(理解しやすい?)と思うんだけど。

それはジャーナリストの絹枝が謀殺されてしまう部分もそうなんだけど、はっきりいって殺す必要は無くて彼女は事件を横で見ながら語ることをしていた方が現実との接点が持てたのに、人間の欲望、醜さ、執念といった部分を描くために殺されてしまった。だが元来の戦争と言うものはそういったものは発端でしかなく動き出したら、それはなんのための戦争かどうかはもう解らないものじゃないのかという感じをガンダムやボトムズ、ダグラムで描いてきたのにちょっと逆行しているなと。つうか死ぬなら王留美ですよ。作劇的にもちょっと違った方向にいきつつあるなと。ただもうあと僅かなだけにこのまま一応のラストを向かえセカンドシーズンなんだろうけど、元々50話のプロットを2つにわけそのための無理やりクライマックスだとしたら・・・、この2シーズン制もどうだろうかと。
コードギアスも実質ラストのトウキョウ租界崩壊が後々まで伸びたからあんまり問題化していないけど冷静に考えるとアレで終わりかよ!となるよ、絶対。というか結構ノリでやってそうな感じがある。まあそれは今後のR2でまた盛り上げていくんでしょうけど、ねえ(笑)
まあとりあえず最終回後にもう一度。

※ちょっとだけ具体例を追記しました。(リアルIRAのところ)
参考リンク
せいちにっぽん 武力による戦争根絶は可能なのか? ガンダム00の海外反響

by tonbori-dr | 2008-03-11 00:21 | cartoon