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海の向こうのオタクからの恋文「パシフィック・リム」

只今絶賛公開中。
ともかく、ウルトラマンで産湯を使い、帰りマンやマジンガーやゲッターで育った人たち全てに観て欲しい。
まさか海の向こうで同じように鉄人やウルトラやマジンガーや諸々を観てた男が、それに対するリスペクトだけで1本の映画をハリウッドのブロックバスター級のバジェットで作り上げてしまったのだから。

これは言うのは横山やすしやけど、作るのはお釈迦様で難しいんだぜというのは間違いない。もちろんハリウッドの力学は、それ当たるの?だけど、言うても博打な部分がある。それでも巨大ロボットが怪獣(ちゃんとカイジューと呼称されている、このあたりの話をくどくどされてててもまたいいんだけどあえてばっさり、やつらは怪獣だというのがまた清清しい(笑)と殴りあう映画はリスキーだ。そら近年ではクローバーフィールドなんていう映画もあるけど、またハリウッドギークたちの怪獣王ゴジラに対するリスペクト半端ねぇし(だからこそドイツ人監督が巨大イグアナとしたあのリメイクの悪評が多いわけで)それでもやっぱり厳しい企画なのは間違いない。
だけどトランスフォーマーの成功やアメコミ映画(マーベル&DC)の成功の追い風も味方につけたのか、企画は通ったのだ。そして作られたのだ。

そして内容はまさに日本のアニメや特撮、マジンガーやゲッター。そしてウルトラシリーズに対するリスペクトに溢れた1本だったわけだ。しかもまだまだ続編のアイデアもあるという。
ならばこの恋文への返答として我々はやはり観にくしかない。
細かい感想より、とにかく巨大ロボと怪獣の戦いを心行くまで堪能。そういう映画だ。
だからこそ心よりこの映画のヒットを祈念する。

またいろいろ感想まとまったら別エントリたてるけど、とにかくヒットして欲しい1本なのでファーストインプレッションとしてこのエントリを上梓する。

by tonbori-dr | 2013-08-12 02:01 | Movie