アルトゥリオ・メルツァリオ

この名前を聞いてもピンと来る人は少ないだろう。
実際私も最初に彼の名前を聞いた時誰なのか知らなかった。もし知っている人がいるとすればその人はフォーミューラ1がこの国でよく知られる前からファンだと思う。
そして知っている人なら彼について2つ事をしっていなければならない。
それはアクシデントと帽子だ。
彼は今から20年以上前F1でちょっとは知られた男だった。
1972年にスクーデリア・フェラーリでF1デビューを果たした彼は76年ラウダが瀕死の重傷を負ったアクシデントで彼を助け出した4人のうちの一人で危険をかえりみず彼をコクピットから引きずり出した。(今ならルール違反や実際に2時災害の恐れもあるのでそういった行為は英雄的だが必ずしも賞賛されないことがある)彼は74年から当時新興勢力だったウィリアムズに移籍し76年はマーチでGPに参戦。78年から79年に自らコンストラクターとして参戦したがこのチャレンジは残念ながら失敗に終わった。

そんな彼のインタビュー記事で印象深い言葉を

大金持ちにはなれなかったし、ジェット機ももてなかった。レースから私が得た唯一のものは、友情だったね


F1RACING(三栄書房刊)2002年1月号より

トレードマークのマールボロのテンガロンハットをかぶったオールドマン。
F1にはこういう男がいたことを覚えておいてもいいだろう
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by tonbori-dr | 2004-11-17 23:34 | column