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武侠「孫文の義士団」

個人的にはドニーさん映画としては『イップ・マン(葉問、1、2)』だなと思うんだけども、これはドニーさん、主人公格ではあるけれどあくまで孫文めぐる人々を中心とした集団群像劇なのでそういう意味ではすばらしい映画だし、武侠片としても傑出した映画だと思う。

時代は清朝末期。動乱の時代を迎え、革命家孫文が亡命先の日本からその高弟たちと今後を計画するために香港へ入ることになるのだが、清を支配する西太后は孫文の暗殺指令を発する。命を受けた清の将軍ヤン・シャオグオ将軍(演じるは、赤壁で趙雲を演じたフー・ジュン、熱演!)その頃新聞社の編集主幹、チェン・シャオバイ(レオン・カーフェイ)は香港入りする孫文の計画のため資金援助を香港の豪商リー・ユータン(ワン・シュエチー)に仰ぐ。商売人であるユータンはあくまでもスポンサーの立場を崩さないがイギリスの大学に留学していた息子チョングァン(ワン・ポーチエ)はシャオバイに傾倒していた。そんな中、孫文が香港に入ると同時に襲撃するという情報に備えるシャオバイは清の元将軍で国を追われたファン(サイモン・ヤム)に孫文の護衛を頼むがスパイによってその隠れ家はつかまれ暗殺者の襲撃を受け壊滅してしまう。孫文がやってくるのは2日後、1時間の滞在期間を守りきるためヤン将軍率いる100人を越える暗殺団にそれぞれの理由を胸に集められた義士たち。清と通じている香港警察の警官、シェン(われらがドニー兄さん)乞食をしている御曹司、リウ(レオン・ライ)リー家の使用人で車引きのアスー(ニコラス・ツェー)、巨漢の豆腐売りワン(メンケ・バータル)暗殺団に復讐を誓うファン将軍の娘、ホン(クリス・リー)、囮として暗殺団をひきつけるため孫文の替え玉になるチョングァン。彼らが過酷な1時間に挑む。

原題の十月圍城とは10月の決起という意味?らしい(google翻訳)、不勉強で知らなかったんだけれどこの10月というのはこの話し合いが1906年10月11日から始まり孫文が15日の事を指していると思ったが、それから5年後の1911年の10月に辛亥革命が成された事もかけているタイトルのようだ。

孫文の辛亥革命に至る過程で名も無き人たちの戦いのそれぞれの誇りと想いをかけた戦いがあったという、時代物が好きで集団戦が好きな人には超胸熱な展開。いわば逆「十三人の刺客」なわけでさしずめ吾郎ちゃんの演じたキレ殿パートがフー・ジュン演じるヤン将軍か。

いつもは超カッコイイ、ドニーさんのやさぐれ感もまたいい感じだけどやっぱりやさぐれていてもカッコイイ(笑)ドニーさんが観れる。バクチで身を持ち崩し嫁が生まれたばかりの娘とともに出て行きされにやさぐれる様が新鮮(笑)。
そして義士に参加する動機も今は商人リーの後妻になってる元妻からの願いっていうのが泣ける。
車夫のアスーの悲しい恋とか豪商の息子よりも理想に生きるチョングァン、息子を想う父ユータン。理想に燃えるシャオバイなどの見所多いんだけども、特筆しておきたいのは許されぬ恋で全てを失ってしまったリウ(レオン・ライ)の立ち回り。漫画「ハチワンダイバー」で一番強いのは失うものが無い者といっていたけど(だからジジイとババアが最強と(^^;)リウはこの世に未練が無いただ無為に生きているだけ。だからユータンにその腕を貸して欲しいといわれたときに、即答で一番の難関をといった。理由を聞かずに。このシーンはまさに侠である。実はこのレオン・ライの鉄扇のアクション、実はドニーさんにも勝るとも劣らない。孫文の生家の下の通路階段でのバトルは華麗かつ凄惨で迫力がある。またそれぞれのエピソードの挟み具合も長すぎず短すぎずいい具合(上映時間は長めだけども)

そういえば『イップマン序章』の感想をまだ書いていなかったんだけれども、この物語はあちらが人間の誇り(矜持)の物語で必見とツイッターでツイートしたんだけれど、こちらもそれぞれが引くに引けない事情を抱えて、その矜持にしたがって散っていく、これぞまさに武侠片という映画。それとともに香港、中国の合作として今の大陸と香港の融合がすごいことになっていることを体感するにも必見な1本。

「孫文の義士団」の映画詳細、映画館情報はこちら >>
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by tonbori-dr | 2011-05-22 15:26 | Movie

闇を覗くときは気をつけろ!『MAD探偵』

そろそろ通常運転といきたいがまだまだ状況、先が見えないし収束もしそうにない。
だからこそ、つとめて普通の事をするのが今は大事かなと思い、書いておいた映画感想をあげていこうかなと。

トー監督の質感と情感。ワイ・カーファイの闇がまたまた、とんでもないのを産み出した。そうそれは『神探』
セブンがかすみ、ゾディアックがシャッポを脱ぎ、ハンニバルは裸足で逃げ出す。といったらおおげさかもしんないけれどいやそれもあながち誇張じゃないんですよ。いやちょっとふかしすぎたかな。でも始まりからもう既に尋常じゃない迫力に満ちていてライティングこそPTUほどのばっさり切り取り感が無いもののねっとりとした質感、よどんだ空気は『ロンゲスト・ナイト(暗花)』にちかいものを感じる。これはカーファイのカラーだという人が多いが自分もそう思う。ただ『ロンゲスト・ナイト』は制作で今回は脚本を担当していることもあって実は『マッスル・モンク(大隻佬)』でもある。主人公元刑事バン(演じるはラウちんことラウ・チンワン/劉青雲)と『マッスルモンク』の主人公ビッグガイ(そういえばこの役を演じたアンディ・ラウとラウちん、英語の通名をつけるときにアンディがいたからラウちんはそのまま本名でいったって聞いた事がある。その後『暗戦・デッドエンド』でがっつり組んでる。)も両方、通常の人が見えないものが見えてそれが故に深い悲しみと心に傷を持つことになる。ビッグガイはさまよい自分の心を対峙してある意味悟りを得たのだけれど果たしてバンは?

バンは西九龍警察署の刑事課の名刑事だったがその捜査手法は一風変わっており、被害者と同じ立場に身をおいて犯人を捜し当てる。しかし署長の退任祝いに自分の耳をそぎ落とすという奇行の末に警察を退職していた。彼の捜査手法を配属当初に目の当たりにした刑事ホーはいまや主任となったがとある刑事の失踪事件のためにバンに助力を仰ぐのだが…。

これアメリカや日本なら2時間半とか平気でやらかしてしまうだろうなあと言うのを90分(正味どころかエンドロールまで入れて)で納めてしまっている。まったく無駄なものが無い。だからといって展開が速すぎるという事もないししっかりとした伏線も張られている。トーさん恐るべしである。

そしてバンは人ならざる能力であることが見えてしまうのだがその描写もややもするとまるでギャグなのに唐突に訪れる暴力や全体のトーンが先ほど言ったように重いからまったく気が抜けない。この鋭さはやはりトーさんの技。
これは日本のそういう作品を作る人たちはよく勉強して欲しいものだ。いや真面目な話、『暗戦・デッドエンド』や『デッドポイント(非常突然)』に『PTU』などすごく多くのヒントがある。まあそれは別の機会ににでも別館でとりあげてみたい。

しかしこの映画実は、2007年に制作されてたっていうのが日本人、観る目ねえなって話ですよええ。こういう面白い映画を公開からタイムラグ無しに観られないっていうのはある種罪深い話だと思うんですよね。っていうことでこれからもジョニー・トー、大注目ですよ!とひさしぶりに書いておきます。

「MAD探偵 7人の容疑者」の映画詳細、映画館情報はこちら >>

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by tonbori-dr | 2011-03-26 00:11 | Movie

武とは。「イップ・マン 葉問2」

ドニー・イェン/甄子丹主演の『葉問2』(原題)を観てきた。
日本での公開名は『イップ・マン 葉問』である。葉問は実在の人物で李小龍の師でもある。
え?李小龍を知らない。ではこう書こう。ブルース・リー。日本でカンフー映画ブームのさきがけを作り空手のヌンチャクをはやらせた人である(ちなみにヌンチャクの件はアクションスターの倉田保昭さんが伝えたということになっている/本人談)

で。この映画冒頭でざっとこれまでの経緯が語られるのだけど、原題に2とあるようにコレ続編で実はさきに『葉問』という映画が作られた。但しこの映画は日本では未公開。『イップ・マン葉問』の興行動員が(新宿武蔵野館)で5000人を越えたら公開されるそうで(全国公開かどうかは未定)まあそこでかいつまむと元々広東省佛山で詠春拳という拳を教えていた葉問だが当時中国に侵攻した日本軍と揉め事になり香港へ逃れてきた。
そして物語は戦後から始まる。当時の香港はもちろん戦前からのイギリスの租借地のままでありイギリスが実効支配している土地。そこで日々の糧のため拳を教授して糊口を凌ごうとする葉問。しかしやっと来た青年は彼に戦いを挑む。しかし青年をかるくいなす葉問。やがて彼は仲間を引き連れてくるが彼らもいなすと青年は弟子にしてくれと頼む。やがて人数が増えてくると地元の武術家の互助組織があり彼らとのトラブルが発生。武館を開くには承認が必要という話に。そして葉問は顔役でもある洪家拳の武術家である洪震南と試合をすることになるのだが…というあらすじ。

その洪震南はデブゴンことサモ・ハンが演じており、ドニーさんVSデブゴンがSPL/殺破狼に続いて観られるという至福の時間が。あの時のようなやるか、やられるかも良いけれど武術家同士の誇りと意地をかけたというのも捨てがたい魅力がある。

もちろんそれだけではないけれど、テーマはこういう功夫映画の定番である武の精髄とはという話になっており、それ自体は多くの武道に通じるものだと思うんだけれど激動の時代を生き抜いてきた一人の武術家に対してのリスペクトが感じられる良作となっていた。まあ欲を言えば『葉問』(序章)からちゃんと観たかったものであるが。いろいろ未公開の理由があがっていたけれど当時(今もか)カンフー映画、香港映画は一部の映画しか当たらないと思われているからだと思う。なので自分としてはもちろん興味のある範囲内ではちゃんと劇場に行くようにはしているのだけれど。だがもしウィキペディアの書いている理由も影響しているのだとしたら悲しい話である。

ここんところ大分、香港映画に関する状況は良くなった気もするがまだまだかなと。シネコン隆盛の時代でもあるので難しいとは思うけれどこまめに観ていきたい。と話がズレたけど、作品としてもちゃんとしているしベタなモノではあるけれどだからこそ功夫の殺陣が重要になってくるけれど、香港電影の殺陣の引き出しにはただただ驚嘆。中華包丁の使い方とか見せ方など、それと拳のつかいかた、蹴りの使い方などいちいち決まっているし美しい。そこが「分かっている」人たちの仕業なんだというのが実感できる。万事がこの調子であるし葉問の家族の話などもちゃんと描かれているのがこの人物を描くにあたってただのスーパーマンにしていないところがまた胸を打つ。いやまードニーさん美味しすぎますw
香港電影ファンなら必見。そして序章も全国公開を是非な1本。

「イップ・マン 葉問」の映画詳細、映画館情報はこちら >>
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by tonbori-dr | 2011-02-15 02:03 | Movie

レ・フレール、友よ。「冷たい雨に撃て、約束の銃弾を」

トーさんの新作が日本で公開される運びと成り、あちこちのサイトや媒体でも
そこそこ取り上げているのは喜ばしい限り。

私は一足先に大阪で公開された、大阪アジアン映画祭での上映で鑑賞したが、監督本人がいらっしゃるということで満員(試写ではないのでちゃんと上映券を前売りで販売してた)だった。
まさかそれで関西のトーさんファン全集合ではないとは思っているけれど、
やはり観た者としてはちゃんと側面支援もしなくちゃならんと思いエントリをあげる。

とのっけから、「あれ?」と思われる方もいらっしゃるかもしれないが、
実は日本のトーさんファンでも待切れない、もしくは単館ロードショーのためまわってこないという人は既に本国でのセルDVDを購入、鑑賞している人も少なからずいらっしゃる。

最近はネットのおかげで海外の未公開作品もお取り寄せ可能だしリージョン問題もネットで購入する人はそれなりにリージョンフリーの仕方もしってる。

正直、待ち焦がれた『放・逐(邦題「エグザイル/絆」)』のカッコよさと比べてしまう自分がいるが、それでも異邦人ジョニー・アリディを十分活かしたものになっているし、トー節全開で、こっからさかのぼってくれてもいい。そういえばアジアン映画祭でMCのおばちゃんがいきなり『絆3部作』っていいだしたときはエエエエェェェェ(´Д`)ェェェェエエエエってなったけど、今となってはそれはいい惹句かもしれない。

アリディはフランスにうとい自分でも名前くらいはしってるフレンチロック界の大御所。
フランスのプレスリーといわれている。
ロックスターがもってるアウトローなオーラと枯れた部分がトーさんのライティングでまた映える。
実はこのキャスティングはもともとアラン・ドロンを想定していたとか。
トー監督が語る舞台裏
『冷たい雨に撃て、約束の銃弾を』ジョニー・トー監督「萎縮した香港の映画産業を、立ち直らせる」: 亞細亞電影通信
熱い方です。舞台挨拶の時もおなじように熱く語っておられました。
でもね、ちょこっとだけ書いとくと、やっぱりアリディは俳優じゃないし、トー組の濃い面子なので元のドロンだったらどうだったかなーとはね。まあせんないことですけれども。

個人的な3部作の順番はあるけれどトー組の作品としては問題ないので是非観てほしい1本。
でそのあと絆3部作の残り2本も観てほしいですなー。

そんなわけで既に観た代表、トーさんと言えばのmicchiiさんのレビューはこちら
復仇 - 愛すべき映画たち
最近お休みなさっているようですが、またこの機にトーさんの熱いエントリが読みたいですね。

「冷たい雨に撃て、約束の銃弾を」の映画詳細、映画館情報はこちら >>

追記:まったく本筋にふれていなかたので予告くらいの説明をば。
基本的には『エグザイル/絆』と同じような話だけど、こちらは主人公が異邦人かつ予告にあるように記憶を徐々に失っていくというハンディキャップを背負っているという部分がある。じゃあそういうサスペンスなのかといえばちょっと違っててやはり『ザ・ミッション』や『エグザイル/絆』のように男の矜持と約束、友情の話。
そこを抑えたライティングと語り口調で見せるトー節全開な作品。

トーさんといえば銃撃戦
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by tonbori-dr | 2010-05-12 13:36 | Movie

トラディショナル香港アクション。「スナイパー(神鎗手)」

関西では4/30までの限定ロードショー。しかもミニシアターひっそりなので、29日に慌てて仕事帰りに急襲したら貸切状態だったでござる(泣笑)

確かに劇判(BGM)が必要以上に音量がでかくてセンスがちょと古いところもあるし、キャラクター造形もお馴染みだ。

だけど、なんかなー、はっきりいわせてもらえば、凡百のそこらへんの映画と遜色の無い、いやアクション映画に限って言えば既に日本映画は遠く離されていると強く感じる。つまり基本はちゃんと押さえて娯楽に徹する香港電影の面目躍如という事。

それだけではなくてスナイパー映画としても既にネット上ではその筋(笑)では評価が高かったけれど、いやこれはすごいでしょ。正直「極大射程」よりもスナイパーらしいぞ!「ハートロッカー」のスナイプ対決も凄かったが、今年は2本も狙撃対決が観れて、狙撃映画好きには堪らない年となった。

これがおおげさでもなんでもなくて、そんだけ良く出来ていたという事。なんせ上映時間が90分切ってるのに若き狙撃手とベテランの対立、そして元エースと現エースの相克。そしてそれぞれが抱える心の闇を、テンポ良く活写している様は、ダラダラと心理描写をすることによってかえって、コイツ何もんだよ?っていうことをいだかせず、さりとて説明不足にならないようにちゃんとぬかりなく画を入れ込んでいく様はさすが職業監督、ダンテ・ラム。彼の作品「重装警察」でもそうだったけど硬質な描写は健在でそれがよい緊張感を産んでいる。
これがハリウッドや日本ならベタベタに心理描写したりとかサイドストーリーに気をとられて冗長になるだろう。

話も中々オチもよく、これは「殺破狼/SPL(狼よ静かに死ね)」のジャック・ンの手によるものと推察。

主演(といっても狂言廻し的なポジション)の警官からスナイパーにスカウトされるOJを演じるは、オとした女の子とのベッドイン写真が流失して香港芸能界からは引退状態のエディソン・チャン。ラストにいいモノローグを吐くんだけど、正直「おまえが言うな」には感じる(苦笑)それが無ければ彼は日本でも知られていたのでそこそこ香港アクションの起爆剤になったろうに、かえすがえすも残念。

狙撃隊隊長フォンはトー組でもおなじみリッチー・レン。真面目で人望も厚いが妻とは離婚して大変な隊長を演じているが、これがまたいい。ネタバレになるので詳しくは書かないけれど、真面目一辺倒ではない男。トー組でも演じた男気あふるる役回りをここでもやっているということは、そういうキャラとして定着しつつあるということか。

敵役リン・ジンには本土の人気俳優、ホアン・シャオミン。これがまた男前、こういう狂気のきらめきをもった役柄にぴったり、そういう意味では腐女子属性の人たちにもこれウケがいいと思うんだけどなあ(笑)

あとフォンとリン・ジンに因縁を持つプロの強盗犯タオにジャック・カオ(新宿インシデントにも出演してジャッキーと敵対する日本で暗躍する黒社会のボスを演じてた人)などベテラン勢で固めてる。

スナイパーネタも充実しており、ココが『ダブルタップ(鎗王)』よろしく、一般ウケしない部分なんかもしれんけど、なんでも元狙撃手がアクション指導に入ったとかで香港らしいアクションの味付けの中にもリアリティがちゃんと入ってきているのは嬉しい。ココは日本のアクション系も見習ってほしいところ。
ちなみにOJはPSG-1とM4にレールシステムを組んだSOPMODのような(あんまり詳しくないけど)を使ってた。
フォンはL96A1(イギリス軍のスナイパーライフル、元英国委任統治領の香港らしいチョイスを感じる。)
リン・ジンが闇ルートで手に入れるのはドラグノフSVD。(中国製の85式狙撃歩槍ではと指摘あり、本土からの密輸入と考えればそれが自然か)そしてまさかの大物バレット・アンチマテリアルライフルも。

ここんところ狙撃ネタ(そういえば「第9地区」でもパワードスーツvsアンチマテリアルライフルあったな!)映画が続いてなかなかいい感じ。ちょっとエアソフトガンにスコープのっけてにわかスナイパー気分を味わいたくなった(笑)

「スナイパー:」の映画詳細、映画館情報はこちら >>
ちなみに関東では5月半ばくらいまで、札幌は今日から2週間で公開だとか。
詳しくは公式サイトで。
映画『スナイパー:』 公式サイト
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by tonbori-dr | 2010-05-01 23:39 | Movie

トリプルタップ

Gun0826さんのところでも紹介されていた『鎗王之王/トリプルタップ」
えろぶろ at Excite : トリプル・タップに大期待
香港電影迷宮+blogさんのところで知ったけど
2[topic][香港映画]《鎗王之王》HQ版トレイラー010-01-23 - 香港電影迷宮+blog
前のよりちょっと長いトレイラーがでているそうで。
YouTube - 鎗王之王 (HQ原裝預告#1) Triple Tap (Originial Trailer #1)
アレックス・フォンも出てる!ということはミウ警部かな?
やばい、オラ、ワクワクしてきたぞ。

39秒あたりで壁にスライド映写されてるのはラム・シューじゃないか?まちがいかもしれないけど。
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by tonbori-dr | 2010-01-24 01:38 | ネタ@映画

*今までのジャッキーとは違う、まさに衝撃『新宿インシデント』

『新宿事件』というタイトルで情報が流れてきた事から気になっていた1本だが、まさに今までのジャッキー・チェン/成龍ではない。クライマックスにマーシャル・アーツの達人との一騎打ちも無いしそもそも彼の役どころもそういうヒーローじゃない。今までの彼の役どころから言えば反対側の人間に扮している。

物語は若狭湾に貨物船が漂着、それに乗って日本に密航してきた鉄頭(テットウ)/ジャッキー・チェン。彼は日本にいる叔母を頼ってやってきた幼馴染のシュシュを探しにやってきたのだった。しかし船は難破し仲間は捕まった。だがなんとか東京までやってきた鉄頭が尋ねた先は同じ村出身の弟分、アーチェ(ダニエル・ウー)らが住んでいる家だった。
日々の仕事は日雇いのきつい作業ばかり、だがシュシュが新宿を仕切るヤクザ組織三和会の幹部江口の女房におさまっているのを偶然目撃し、失意にくれた鉄頭は出国の際に官憲に見つかり、偽造パスポートを落としてしまい、その官憲も殺されたため国には戻れない。新宿の裏社会で生きていく決心を決めるのだが…。

裏社会で生きる密入国者という題材はしばしば日本でも取り上げられているネタで三池崇史監督の黒社会シリーズの『新宿黒社会』を思い出す。今作もそういう日本のヤクザモノとかVシネマなど、はみ出し者アウトローから成り上がり、組織からも一目置かれるがその内に出る杭を打とうとする者が現れてという流れ。そして主人公はそんなところから脱出しようと足掻くが、やがて運命に飲まれていく。
だが監督イー・トンシンが撮ると、彼の作品『ワンナイト・モンコック/旺角黒夜』にも通じる寂寥感や無常感が漂う。『ワンナイト・モンコック』や『ダブル・タップ』などイー・トンシンの手がけた作品にはいつもそういうものを感じる。もっとも彼は恋愛モノなどにも手腕を発揮しているというのでこういうバイオレンスモノに関してということかもしれないけれど。だがジャッキーが新しい役柄演じる、チャレンジするにあたり恋愛モノ、文芸モノでなくこのようなクライムノワール、しかもその描写のため大陸ではかからなかった(今もって上映のめどは聞こえてこない)ような作品を選んだというのは興味深い。

これまでジャッキー映画を観続けてきた人にとっては確かに衝撃だけど香港電影や特に『ワンナイト・モンコック』を観た人には観て損はないし、今後のジャッキーをウォッチするにも欠かせなくなると思う1本。

「新宿インシデント」の映画詳細、映画館情報はこちら >>

余談、キャストとか
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by tonbori-dr | 2009-05-18 21:34 | Movie

*天網恢恢『天使の眼、野獣の街』

我らがトーさんことジョニー・トー監督の元で脚本家としてトー組に長年携わってきたヤウ・ナイホイの初監督作品。

エキブロ仲間のGun0826さんもオススメな『天使の眼、野獣の街』
えろぶろ at Excite : 天使の眼、野獣の街

前売り買ってて公開されていたのだけれどちょっと所用で観に行くのが遅くなってしまった(^^;あやうく券が無駄になるところだったが時間を作って観てきたが、トー組が絡むと新人監督でもここまでやるのか!”いやそれともこの新人監督が凄いのか?

初監督でこの手馴れた職業監督っぷりは何なんだ?はっきり言って今の日本のこのジャンル部分では香港電影はもうぶっち切りというのを思い知らされた。

オープニングから主要な登場人物が途切れなく登場する。このシークエンスからしてしびれるのだが、伏線の張り方、登場人物の配置の仕方などは手馴れすぎている。
そこからの話の持って行き方が上手い。やや固いなと思った部分もあるけれど伏線回収の仕方も上手い。そして視点の切り替えなどのカット割。新人とは思えない手馴れた構図。

感じとしては『暗戦/デッドエンド』に近いなと思った。もちろんナイホイは脚本を担当している。

物語は新人さん頑張るというフォーマットなのだけれど『エレクション/黒社会』の2人。ロクとディーが犬頭とホローマン(影の男)としてまた対決するという美味しい構図があったがこれがまた『エレクション』とは違うのだねー(^-^)さすがのサイモン・ヤムとレオン・カーフェイ。とくにヤムヤムは出っ腹にアブラギッシュな冴えない外見に鋭い観察眼を持つベテラン犬頭を演じ主人公仔豚(カバーネーム)ちゃんを鍛えていく。若手を指導するベテランなんて、それなんていう『野良犬』って感じなんですがこれがまたイイのだ。そこには日本のプログラムピクチャーが忘れてしまった空気がある。
何も『踊る大捜査線』『相棒』ばかりが警察、刑事モノじゃない。時流に即しながらもちゃんと出来ることをきちんとやってるのを観ると本当に嬉しくなってしまう。
そして日本映画界、しっかりしてくれよーと思ってしまう。

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by tonbori-dr | 2009-04-03 23:03 | Movie

スナイパー好きとしては観たい。

Excite エキサイト : 芸能ニュース2009年3月27日 17時35分/【華流】主演映画上映もエディソン・チャン、姿現さず/サーチナ
エディソンはともかく、リッチー・レンがでているので思わず予告編をyoutubeで探した。

タイトルが『神鎗手』なので狙撃手ものかと思ったらやっぱりだった。
しかもあらすじが狙撃手フィーチャーっぽい。
香港警察の狙撃チームの話のようで対するのも狙撃手のようでコレは観たい気になる。
監督はダンテ・ラム、『ツインズ・エフェクト』の人で前に『重装警察』という香港警察のSWAT飛虎隊SDUの元チーム員と特殊部隊に新設されたチームEと組織の三つ巴の戦いを描いたハードアクションを撮っている。これは観たけどちょっとよくばりすぎてて、もう少しで面白くなったのになと思う作品だった。ちなみに主人公はダニエル・ウー。
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by tonbori-dr | 2009-03-28 01:19 | ネタ@映画

トーさんの西洋映画本格始動のようですよ

映画ニュース 傑作ノワール「仁義」リメイク、監督にジョニー・トー、主演はO・ブルームか? - allcinema
らしいっすよ。
もうちょっと詳しい話を香港電影迷宮さんところにも
2008-04-15 - 香港電影迷宮 blog

これはかなり面白そうな予感が。
というのも香港電影迷宮さんが最期に書いているようにトーさんのテリトリーだし、男映画だし、かなりいいんじゃないでしょうかね。今から期待が膨らみすぎてかなりヤバイですが(笑)
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by tonbori-dr | 2008-04-16 23:03 | ネタ@映画