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2016年に観た映画『ローグ・ワン スターウォーズストーリー』の話。

年賀状には映画三昧とか書いてますけど去年の鑑賞作品割と少ないです。

覚えているのは『ボーダーライン』、『シン・ゴジラ』、『この世界の片隅に』の3本。そしてその3本ともが傑作だったなという。


それ以外には直近に観た『君の名は。』『ローグ・ワン』でしょうか。

特に『ローグ・ワン』はかなり、ぐいっと来ました。なんというか裏スターウォーズ、エピソードⅣというべきな感じが。

『スターウォーズ フォースの覚醒』より琴線に触れまくりで、こみ上げてくるものがありました。


そう考えると『ローグ・ワン』は『スターウォーズ・ストーリー』とつけられているのもまた意味深です。

と、言うのもスターウォーズはそれまで歴史を重ねてきたけれどディズニーの傘下に入ったことで新作がスタート。そこでフォースの覚醒に連なるように世界観を整理。いわば正統をカノンと呼び、それ以外のスピンオフ作品をレジェンズと呼ぶようにしたとか。同じディズニー傘下のマーベル、マーベルスタジオが製作する映画がコミックスとは違うバース(世界)、マーベル・シネマティック・ユニバースとして各作品の齟齬がそれほど生じないようにした事に通じますね。(って最近Twitterで知りました)


そんな中、初のスピンオフである『ローグ・ワン』は当然『フォースの覚醒』に連なるように作られたいわば正統に連なる話として最初の『スターウォーズ』(エピソードⅣ新たなる希望)の開始10分前までが描かれるとされています。でもお話としては完全に『スターウォーズ・EPⅣ新たなる希望』の鏡像のような構造を持っていると感じました。









以下若干ネタバレ気味です。しかもフォースの覚醒とかスターウォーズ全般。
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by tonbori-dr | 2017-01-08 14:07 | column@Movie

「シン・ゴジラ」襲来 (ネタバレ)

という事で、本日(7/30)土曜日のお昼の回で観て来た。IMAXと迷ったが近場ではないし、いろいろ事情があり遠くへ行くにはちょっとはばかられるという事で市内のTOHOシネマズへ。でもTCX館じゃなかったんだよなあ。ってことで後日そこはきちんとしておきたい。

まずはこの後ネタバレになっていくので(具体的には避けるが)その前にネタバレ上等っていう方もまずは初見で感じてほしい。おいらは最初の『ゴジラ』(いわゆる1954ゴジラ)を観た時は既に『三大怪獣』や『怪獣大戦争』を観ていたにも関わらず、全然内容を知らなかったので、非常にショックを受けたことを覚えている。あの最初に大戸島で上半身だけの峰に現したあの異形っぷりには、「これは何だ?」と思ったものだった。それまでの主に映画館とTVで観たゴジラはもっと親しみやすいものだったので非常にショックを受けたわけで、あの筆致やスタイルはやはり怪獣映画を作る上でのマストと言うべきものだと思う。今回の『シン・ゴジラ』もそれに則った、その上での作品であるのでまずは初見で感じてほしいと思うのだ。つまりは『ゴジラ』という今までの概念がある、もしくはあまり興味もなく普通に火を吐く怪獣くらいしか思っていない状態で。その上で空想でしか思いつかないような今のこの状況で怪獣という異形がが現出したら一体どうなるんだ?というサスペンス、そして未曾有な危機とそれを受けて立つ人々のスペクタクル。それをまっさらで確認して欲しい。ちなみに自分の観たかったものは全部入っていた。

てにおはとか少しだけ文章修正しました。
2016.08.22 23:10




という事でちょっとネタバレ的にふれつつ。
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by tonbori-dr | 2016-08-01 21:15 | column@Movie

邦画の宿業を見た。『進撃の巨人ATTACK OF TITANエンド オブ ザ ワールド』

ということで前編観たんだから後編も観なくちゃってことで観てきたわけです。
『進撃の巨人 ATTACK OF TITAN エンド オブ ザ ワールド』って長いんで以下『進撃EOTW』とさせて頂きます。
ということでまずはこちらを。
春日太一さんの【「進撃の巨人」後編、ここがつまらなかった】 - Togetterまとめ http://togetter.com/li/875462
実のところ、この語りには一分あるけど『人類資金』よりつまらなかったっていうのは看過できないですな。
あっちのほうが、ヴィンセント・ギャロに仲代さんまで使ってアレですか、そうですかっていうね。日本映画のエスピオナージュは『外事警察』でちょっと見直したんだがそれはぶち壊しですかそうですかとなったけど、『進撃EOTW』ではそこまで思わなかったんですがね。
いやまあ確かに役者は絶叫、説明セリフのオンパレだしね。
じゃあクソじゃんってなるんだけれど、それでもOKってなるのは『点ではなく線で観たから』です。とは言え全員がそれで観れるわけもなく前編は前編で締めた。後編は後編話を作るものっていうのがセオリーですよね。『寄生獣』もそうしてましたし、『GANTZ』もそうでした。ですが正直言って『進撃EOTW』にはありません。いきなりトップギアから入ってます。でこの世界の謎解きをしていくわけです。あまりにも絶望的な戦い。『でもやるんだよ』というそれだけで進むデスマーチ。だから前後編観てのものなんですね。
やはりと言うか後でWOWOWぷらすとでの町山さんの発言やパンフのその他で言及されてましたけど元々1本の作品として考えられていたものが急遽、撮影入り前に分かれたという事。ここらへんはクライマックスの予算捻出のためもあったのかもしれませんが(推測にすぎませんが)、結果的に間延びした印象とキャラクターそれぞれが刻まれる事になってしまった不幸な事態になってしまったと思います。




こっから若干ネタバレになっていきますのでよしなに。
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by tonbori-dr | 2015-09-22 20:25 | Movie

厨二もここまで来ればご立派。『G.I.ジョー バック2リベンジ』

とりあえず厨二感満載なストーリーなんだけども、前作からの続き感もありつつリブート感もという、よくもまあこれでストーリーでOKでたなって思った。あと客が呼べるキャスティングとしてのブルース・ウィリスなんだろうなっていうのはよく分かった。おかげで「R.E.D」感がほのかに匂ってた。あとはネタバレしてようが、してまいが、ホブス捜査官ロードブロック役ドウェィン・ジョンソンがでていることで察しが付くというもの。
でも後半の大きなヤマ場でのジョナサン・プライス(パイレーツ・オブ・カリビアンでヒロインの父親スワン総督役などをしているが、ここはやはり「未来世紀ブラジル」の主人公サムだろう)がいい芝居してるんだよねえ。本人も楽しそうだし(笑)おかげで凄い怪シーンとなって、ここだけは凄い見ものである。
数々の未来メカも前回に引き続き出てくるけど、パワードスーツとかああいうのはなくて、わりとガジェット系にふってるかなっていう。でもコレは続きありそうで、どうするのかなーっていうヒキだよね。それに前作の続きなのにキャストがほんの一握りしか続投してないし。まあそこらへんはMCUと違って複数契約していないからなんだろうね。あと製作事情の分かる舞台転換とか(^^;(キャストの勢ぞろいシーンが少ない)
ただキャスティング的には「エージェント・オブ・シールド」シーズン2でモッキンバードこと、ボビー・モース役のエイドリアンヌ・パリッキ(レディ・ジェイ)やスネークアイズと行動を共にするストームシャドー(イ・ビョンホン)の妹で忍者のジンクス役エロディ・ユン。彼女もまたNetflixの「デアデビル」シーズン2でエレクトラ役に決まったとか。しかもエレクトラっぽい衣装で演武するシーンがあって、いや眼福(笑とりあえずポップコーンムービーとしてはリラックスしてドウェィン・ジョンソンことザ・ロックの暴れっぷりを堪能する映画です。

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by tonbori-dr | 2015-09-15 23:54 | Movie

実写版「進撃の巨人ATTACK ON TITAN」を観たゼ!

今日封切されました「進撃の巨人」実写版。
実は公開前に一足先にご縁があって試写鑑賞しまして、
でも明日以降に再鑑賞するつもりです。(8/4にスクリーンで再見してきました)

今日は映画の日ということもあいまってかなりのロケットスタートだったようでこういう記事も映画ニュースサイトであがってました。

で結論から言うと、楽しめました。
当然、引っかかる点が全く無かったとは言いません。
最初にそれを少し上げておきましょうか、まあそれは何時もこういう時に上がる予算話。
CGがしょぼいとか舞台(セット)がちゃちだとか、正直ハリウッドのスケールにはやっぱり及んでいないところはありました。
あとキャストのお芝居が大根だとか、いやいやそれをいっちゃあお終いでしょっていう話ではあるんですが正直、三浦くん(そう言えばジャン役の彼も三浦くんだ(^^;)本郷くん、希子ちゃん、がんばってましたねー、えらいねー。あのなんですか、立体機動装置というのですか?それを表現するのにワイヤーに吊るされてようがんばった(ちょっと淀長先生入ってます)

でも、それだけじゃない、それだけじゃないんですね、この映画の肝心な部分は巨人。
そうタイトルは「進撃の巨人」なんですね、巨人、いったいなんだろう?冒頭に説明有りますね、人間を食べる、怖いねえ、頭からかじる、怖いねえ。
その巨人は100年壁の外で入ってくることなったのに大きな大きな巨人が急に現れて壁を壊すんですね、さあどうする人類?どうする主人公のエレンというねお話なんですね。

多分原作のダイジェストのようなつまみ食いしたこれまでのようなストーリー運びだと、いやそこは無理あるだろとか、説明不足になるやろっていう部分を大胆に変更したのが効いてると思います。(それは原作者の意向でもあったそうで、原作者側と脚本を担当した映画評論家の町山智浩さんからそういう発言がありました)
ただそこは原作に思い入れの深い人ほど納得出来ないかもしれませんが、ちゃんと話を咀嚼すれば納得できると思うんです。
個人的には原作つまんで、結局取りこぼすくらいならこれが良かったと思っています。

そして肝になる巨人。まさかああいう感じで作ってくるとは…。正直夢に見るレベルですよアレは(^^;きしょいというか生理的嫌悪感があるというか。
だからこそのクライマックスの解放感につながっていくんですけれどね。
そのクライマックスでおいらはこう思いました(ネタバレになります)


ネタバレになるので
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by tonbori-dr | 2015-08-01 23:34 | Movie

白ゆき姫は何処にいる?『白ゆき姫殺人事件』

ひさしぶりに映画鑑賞の感想エントリ。ちょっとツイッターのツイートあんまりしないと昨日言ったもんでエントリにしてみました(ヲイヲイ。
なので短文つなぎ合わせかつ、下書きなしで書きなぐっておりますので乱文、誤字脱字はご容赦を<(_ _)>

この映画は『ゴールデン・スランバー』の中村義洋監督作品だっていうので観に行ってきた。
まあ返す刀で『怪物くん』の映画も撮ってるんだけどねと言ってみる。

でもあくまでも『ゴールデン・スランバー』の中村さんだし今度は出てるキャストもキャストだし面白いんじゃないかと。
その時は原作、湊かなえさんってのは全然アウトオブでした。

結果は…面白かった!実は湊さんの原作モノちと苦手で。でもドラマ「高校入試」は面白かったんですけど、基本苦手で。
これは撮る人、書く人によってかもなあと(未だに全部の原作は未読です。はい。)

あらすじは…こちらで
まあ簡単に書いておくと、長野のとある化粧品メーカーの美人OLが焼死体で発見され、彼女が殺害された翌日から出勤しなくなった同僚に疑惑の目が向けられ、それをワイドショー番組のディレクターが追ううちにツイッターでネタをアップ。ネットにも飛び火し、錯綜する情報、異なる証言で自分を見失う人たちを描いたお話。

こういう風に説明すると一面しか説明してないのでともかく観てよと。ネットの噂よりも観る事ですよ、まずはって感じで。

綾野剛演じるワイドショーの下請会社のしかも派遣社員ディレクター、赤星が仕事は適当で、ツイッターでくだらないネタを書いてる部分はいいんだけど、その後延長線上で仕事のネタ(しかも殺人事件というクリティカルな案件)をリアルタイムでつぶやくとか、いろいろゾっとした。そしてそれに反応する野次馬たちにもいろいろ考えさせられた。

以前おいらは野次馬すると言うことに関して、ある程度の節度を持ってというのがポリシーだったんだけど、ツイッターになってそれが結構緩やかになってしまっているのかなという気がしています。

それとメディアへの発信っていうのは手軽になったからこその恐怖っていうのは、それに扇動されることの恐怖っていうのはいろんな人がドラマに映画にしようとしていたけど、この映画ほどには上手くいってなくて、そこがツイッターの協力があるとはいえ、画面への出し方とかクレバーだったなと。

実はツイッターの声っていうのは人の声が当てられていたんだけど、その後ろにいる人が描写されたのはネタがいわゆる炎上しかかったところだけなんですよ。それもさらっと。そこが上手いなって感心しました。あれをしょっちゅうされるとリズムが崩れるし、そっちに気が取られるし。

ある意味お話としては〇〇〇なんですけれど(これは自主規制、書くとバレてしまうので)赤星という狂言回しから覗いた部分と、もう一人の主人公。ある意味、渦中の人である美姫を演じた井上真央が両方ともにいいオーラの消し方してるんで、ピターっと嵌っていったのも良かったですねえ。もちろん他のキャストも良かったですが。これもネタバレになっちゃうと拙いので、自分はしーちゃん(貫地谷しほり)がいいなーと思ったけど、いや染谷将太くんも美味しいねとか、出番少ないけど宮地真緒ちゃんでてるやんとか、そういう部分も含めてキャストがしっかり仕事していましたね。

そういえばまったく関係の無い話ですが最近、北海道でガスボンベをつかった連続放火事件ありましたね、警察関係の建物と量販店を狙っているようなんですね。で土地柄だけである集団がからんでいるんじゃないかというツイートをみかけたんですけど…。爆発物がしかけられたってだけでそこまで断定していいもんなんでしょうかね。少なくとも今の事実からだけでは「状況だけで」そういってるだけで証拠にもなってない。(釘云々で殺傷力って今時ネットで調べればそういう知識転がってますし)「状況だけで」グレーなんでしょうかね。もちろん捜査は予断無く全ての可能性をつぶしていくべきで、警察はそうしていると思いますが。なんかそういうことを考えさせる、映画でしたよ。

結構今の状況に即したいいテクストが織り込まれているので是非お時間あれば観て欲しいですね。


ちと一晩たってさらに。
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by tonbori-dr | 2014-04-05 01:44 | Movie

交渉人真下正義の犯人

注意!これはネタバレです!

ということでこういうもんは旬なものなので。(といっても何度も放送時にいわれてることだけど)
昨日は『交渉人真下正義』が現在公開中の『踊る大捜査線FINAL』ヒット御礼ということで放送されていた。まあありていに言うとファーストラン最後のスパートのためだろう。そろそろムーブオーバーの段階ではあるが『踊る』のこれまでのヒットを考えると色々あるのだろう。

と、ビジネスの話はこのくらいにして、昨日の『真下』観た人ならお分かりだろうが犯人ははっきりしない。もちろん事を起こした犯人というのは劇中で設定されており「弾丸ライナー」と名乗り実験用フリーゲージトレイン、クモをハッキングによってジャックし地下鉄路線内を自由気ままに走らせ、地下鉄(劇中ではTTRといわれている)を混乱に追い込んだ。そして爆弾を仕掛けて最終的にはコンサートホールの爆破を目論んだ。

だがその爆破の試みは直前に真下たちによって阻止されたのだが、犯人は最終的にその車に仕掛けた爆弾を自爆させる。

途中、容疑者の洗い出しを行っていた捜査線上に浮かび上がっていた男は8年前に死亡していたということから(声紋分析で、容疑者が行っていた脅迫電話の録音が一致したことから浮かんだ男)では自爆した犯人は誰?となったのだがそれは明らかにされない。最初の地上波放送のときに実家で妹と観てたら、「え?、で結局犯人誰なん?」と聞かれた(^^;

まあ、そういう犯人が出てくる作品は他にもあるのだけれど、この作品、『機動警察パトレイバー』という作品との類似性が公開時からよくいわれていて、当の本広監督がパトレイバーや押井監督のファンであるということといくつかのシーンでの類似性をいわれていたので、この犯人は、『パトレイバー劇場版1』帆場のパクリというかオマージュでは?という話が。

『パトレイバー劇場版1』のざっくりとした粗筋はこうだ。人型作業メカのレイバーが当たり前にある世界。そのレイバーの作業効率を大幅にアップさせることが出来るOSが開発されそのHOSというOSが新型のレイバーにインストールされていったのだがそのレイバーが暴走。それを仕掛けたのはそのOSを独力で開発した帆場というプログラマーだった。しかし彼は事が起こる前に東京湾埋め立てプロジェクトのバビロンプロジェクトの作業工区から投身自殺をしていたというもの。

つまり容疑者死亡のまま次々と事件が起こり悪化していくというもの。

でもね、この『交渉人真下』と『パトレイバー劇場版』とでは大きな違いがある。
それは彼(彼女?)が死んでいるというのはそうなんだが、『パトレイバー』では物理的な接触は一度も無いということだ。『交渉人真下』では弾丸ライナーを名乗る犯人は真下との接触をゲームを楽しむかのように繰り返す。これは明らかに『ダーティハリー』のスコルピオに近い。それとともに正体が不明というのは脚本家の十川さんによると(シナリオガイドブック)むしろ『ジャッカルの日』の暗殺者のジャッカルのように実は何者かという話はありますよといってた。というか十川さんはアニメのシナリオライター出身なのでむしろ同じようには出来ないとも。なので「犯人は謎」という方針(パトの帆場の感じ)のときに完全に同じには出来ないとまでいって、ああゆう感じにしたとか。そう実はこの犯人が謎なのは亀Pがそれでいこうといったから(笑)。ウチに交渉人のシナリオガイドブック(キネマ旬報社刊)があるんだけど、そこにはっきり明言してる。まあいろいろ広がりがでるように(いい意味で)悪く言えばちょっとあざとくソロバンはじいたみたいな(苦笑)本広監督は顔を出そうとしてたみたいだけど、基本的に謎ラインというのは賛成していたみたい(パトレイバー大好きだから)。でもインタビューでは『激突』のトラッカーになぞらえていた。

まあいろいろ楽しげなところもあるけど、『パトレイバー劇場版』に似ている部分(当たり前だそれがベースにあったんだから)とかが面白くなってればいいんだけどそれがなかったのが残念すぎるし結局MOVIE3からFINALまで交渉人の2とかもなくていろいろそれらしい(例えば2とか先の話が)事が全部絵に描いた饅頭になってしまったよねーというのが残念至極というか…ダメだろうと思うな。妙な色気でそれぞれが妥協と妙なやる気ともろもろでなんかgdgd。それが「交渉人真下正義」かなあと。それでもベテランのお芝居とか(特に線引き屋の金田さん)は映画を締めてた。それくらいですね。

そういや映画ネタサイトの破壊屋さんでクモ暴走してもそれほどの大惨事にならないんじゃ?という疑問を呈していたけどそこんところどうなんだろう?
http://hakaiya.com/movie/2005/1463.html
電車がぶつかったら、その運動エネルギーはあるんだからかなりえらい事になるような気がするが確かに連鎖的に全部がドミノ倒しのようになるとは想像しにくかった。(でも追突された車両は酷いことになるはよく分かったが)なるとしたらもうちょっと映像に説得力を持たせて欲しかった。かき混ぜた珈琲にクリームじゃなくて。それよりは自由気ままな列車が出没してあちこちで衝突寸前やなんやでダイヤが混乱しパニックというほうがよほどの大事だしそっちをメインにしてればとか…。



あ、でもおいらはこの映画愛すべきキャラクターSITの「木島」がでてるのでOKです(爆笑)
前にも書いたしあっちこちで言ってるけど、ああゆうお行儀のいいところにがらっぱちな刑事がっていうのはすごく面白い。まあさらにスピンオフの『逃亡者木島丈一郎』がつくられたくらいだから。踊るはFINALでは深夜も踊るが木島のエピでしめくくられたりとか新参者だけど愛されてるwほんと、もったいないからこの部分はまたスピンオフやって欲しいと思いますわ。いやマジで。

とここまで書いといてなんですけど前にも同じネタで書いてるわwww
まあ新しい話もつけてるし。このネタは絡みやすいんでご勘弁をば。
2007-10-20 19:26
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by tonbori-dr | 2012-11-04 22:50 | ネタ@映画

毎度のことながら『プリンセス・トヨトミ』

関西ではまだムーブオーバーやっとるんだけども、まあ地元民としてはやね、『阪急電車』と秤にかけてこっちにいったわけなんよ。やっぱり大阪国民やしというわけやし(笑)
で原作読んだ前提での感想ということでそのあたりはまあなんちゅうかとめおいてもろうてね。がっつりネタは割らんけどまあ大阪弁でいきますんでそういうことでよろしくちゅうことで。

なんやろうなあ、キャストには非が無いし、演出もそんな目くじらたてるほど悪くは無いわけなんやけども、なんやろうかなあ脚本がちょっともにょる(^^;
いやホンというより原作からの改変部分があまり上手くいってないという印象やなあ。
大きいのはキャラの変更。いや、じゃこ屋がでてけえへんのは分かる。キャラクター増えすぎるし、しやけども主要キャラクターの性別変更はどないやねんとまあそういうこっちゃ。

綾瀬はるかっていう女優さんはやね、天然ボケをさせると輝くと思われとるみたいやけども、同じように万城目先生の「鹿男あをによし」で原作キャラを女性に変更したのが上手く行ったからちゅうて、今度も綾瀬たんありきで原作キャラクターを男女逆転させてみたでっていうのが、その残念ながら上手く機能していなかっんちゃうんっていう感じでどないや?みたいな感じやねんなあ。

ようするにバランス的に陰と陽、五分と五分で男女入れ替えたやろうけどもやね、やっぱり旭は、女性でないとまとまらないのと違うかと。で結局、おとんから息子への継承みたいな部分だけが強調されてもうて、そこにあったボーイ・ミーツ・ガールなところとか、母性の部分が描写はあったけども正直薄まってしもうてつらかったなあ。もうね綾瀬たんはいるんや!ミラクル鳥居は女でいくんや!やったら旭も女でやねいいんとちゃうの?「鹿男」のときかって、藤原くんだけキャラ変更でいったんやし。

いやねまあ、美術とか雰囲気はええし、空堀のロケとオープンセットの融合がいい具合であーあんなんあるあるみたいなね、それはちょっと感心したんわけやねんけども、でも実際に空堀のところにある中学があんな古めかしいのかどうかまでは知らんけどね、でも結構学校といえば古いみたいな部分とかも気分でとったし、そういう枝葉は良かったかなあとは思ってる(多分あれどっかの大学でロケってると思う、パンフ買い忘れたんでよう知らんけどwww)

というかワシの本音的には、ドラマで1クールじっくり向きな企画でやったらよかったんちゃうのと思ったなあ。2時間の映画にまとめるにはちょっと無理があったんちがうかなあと。1日を1時間でリアルタイムと違うけどね、そういう感じでじっくりと書き込んでほしいお話やったなと。
まあキャストが熱演やったんでちょっと点は甘くなったけどね(あと地元ラブもはいっとるんでね)まあそういうことで。

「プリンセス トヨトミ」の映画詳細、映画館情報はこちら >>

キャストの話してますねん。
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by tonbori-dr | 2011-07-09 23:55 | Movie

お、うまいじゃん(笑)『南極料理人』

スルー映画祭りとして正月に観たのは「ワルキューレ」とコレ。
どちらも男だらけな話なんでござるが、ある意味『対極』。なんせ「ワルキューレ」は監督のこだわりで現地ロケはマストだゼ!なのに『南極料理人』はドームふじ基地のロケセットはあ・ば・し・り・番外地(爆笑)でも周りが氷雪にかこまれている場所で変化がないのであれば(遠景はCGで消すとして)これで十分。それにこの物語、その性格上基地の描写が大半を占めるのでそういう意味でも越冬隊員たちのキャラクターを楽しむ分支障が無い(笑)

物語は実話をベースにしたもので海上保安庁から炊事担当として越冬隊に参加し男ばかり7人の所帯の調理全般を担う主人公と隊員たちの日常のお話。

だけどこういう隔離(隔絶)されたところでは人間関係が次第に濃密になっていっていくので、いろいろと起こるわけでそれをユーモアとちょっとブラックな部分をまぶしてペーソスを交えて描いた佳作って感じでした。いやほんと結構笑ったし。正月に見るには丁度いい按配。そして猛烈に腹が減るしファストフードだって、ガツガツ食べるんじゃなくて皆でゆっくりと食べれば美味しいもんだよというそういう話でもありました。

でもね、人間、1食や2食は抜けても食べないと死んでしまう。この飽食の時代に何言うてんねやと言われるかもしれないが、実は最近でも孤独死のご老人の死因が餓死だったように食べること、すなわち生きること。となると非常にプリミティブな欲求があらわになってくる。その上狭いところに男七人顔をつき合わせているといろいろとストレスも。そういうところでの人の行動は結構赤裸々なものになってくるわけでそれをペーソスを交えて上手く描いていると思う。いわく「僕の身体はラーメンでできているんだよ」とか「エ・ビ・フ・ラ・イ!」「もう頭の中エビフライだからw」とか。

それとサイドに主に主人公の調理担当の海上保安官西村の家族との話が底流にあって、そこがラストに綺麗につながるさまはまたオチとしても小気味いい。

決して上段にかまえた映画じゃないけれどなんか正月に観てほっとできる小品、佳作なオモシロ映画でした。

キャストは基本男子7名なんだけど(堺雅人、きたろう、生瀬勝久、高良健吾、豊原功補、古舘寛治、黒田大輔、小浜正寛)、堺雅人演じる西村の奥さんに西田尚美と娘役の小野花梨がいい味をだしていた。それと古舘さんが関西弁の神経質な雪上車担当技官なんだけども自動車会社のエンジニアで左遷されたとノイローゼ気味な役を好演。あーこういう人いるなーって(笑)そのほかの面子も総じていい味をだしてた。

でもね、ちょっと厳しいことをいっておくと、実話ベースっていうこともあるんが、こういう限定設定では日本そこそこ面白いものがつくれるんだけど、そこから大きい拡がり(世界)を描くものは苦手なんだなというのとちょっと役者に頼ってるなっていうのがね、あった。自分はよく『香川照之、大杉漣、橋爪功、岸部一徳という役者さんたちを安易に使うの禁止な!』っていうフレーズをよくツイッターなんかでツイートするんだけどそれはそういう事です。このキャストだと生瀬さんとかきたろうさんとかね。もっともこれはキャストの力量にある意味かかってるドラマなんでね、しょうがないけど(笑)この系統だと「約三十の嘘」もこの系統だな←これは原作が戯曲。つまり限定空間での舞台系なら役者も粒がそろっているけれど本当の意味での映画俳優とか映画の監督、脚本家っていうのが実はあまりそだってないのかなー?っていうのも少し感じた。まあそのあたりはまた別に語ってみたいネタであります。

「南極料理人」の映画詳細、映画館情報はこちら >>
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by tonbori-dr | 2011-01-16 13:49 | スルー映画祭り

竜でなく龍である。「龍馬伝」

昨日、今年の大河ドラマ「龍馬伝」が最終回を迎え視聴率は最高を更新とはいかなかったが20%を越えたとか。

昨日はツイッターで#ryomadenのタイムラインを追いつつ、自分もいくつかツイートしていたのだがまあチーム・ハゲタカ(チーフ演出の大友啓史さん率いるいわゆる大友組)の演出の手によるまさにこだわりの映像だったなあというのが一つ。それとこの作品は最初から弥太郎伝という宿命を持っておりそこへの帰結がなされた印象深い最終回だった。
時代を駆ける:大友啓史/1 対照的な龍馬作り - 毎日jp(毎日新聞)
アマデウスのサリエリとはよくいったもので、だからこそのあのラストも1日経った今ならよくわかる。
とはいえ昨日観た時点では不覚にも噴いてしまったが(笑)

歴史認識については異論のあるところで、それについては脚本家の責任ではないかなと睨んでいるんだけれど、上の毎日でのインタビューの連載で後に大友氏は半ば確信犯的にそれを指示しそれに対して責任を負うような発言をしている。その意気や良しとは思うけれど、例えば霧島の演出や弥太郎が最初から龍馬に絡むにしても大胆な割には、歴史に沿うような修正をほどこしたりなどのホンの迷い、いやこれはNHK、世間の公器たる放送協会の迷いなのかもしれないなと。そこは残念な部分だった。


やたらと理想というか「しぇいくはんどぜよ」「うーみ、ぜよ」「あいらぶゆーぜよ」「なまかみんなぜよ」というワンフレーズポリティクスは、それどうやねんとアマノジャッキーな自分としては思うたけどやね、まあ立志伝なのでそういう明確さがいるんやねともいうのも分かる。けどいろいろペース配分とか最後が超駆け足だったとか、弥太郎はともかく中岡をもっと初期から噛ませとけとかっていうのはあったわな。

個人的には龍馬の暗殺の核心部分に触れるのかなと始まった当初は期待しており色々推理もしたりしていたけど9月の時点で制作統括の鈴木Pのインタビューを読んでアレ?もしかしてと思ったら思ったとおりになったでござる(苦笑)
大河ドラマ「龍馬伝」、ついに最終章!! 制作統括・鈴木圭氏がラストを語る!? - ザテレビジョン
なんというか「何が龍馬を殺したか?」そこで、ああそうか龍馬というヒーロー列伝を作りたかったのだなと。そこには明確な黒幕はいらない。歴史のうねりが彼を殺してしまったのだと。だからタイトルが「龍馬伝」なのだなと。
実際には明確な理由をもって殺意を抱いた者達が龍馬を暗殺したわけだけど、そこは少々ガックリした。っていうか薩摩とか長崎奉行とか黒幕を匂わせておいてアレですかみたいな。長州(木戸)あたりのなんか道が分かれた感の描写で良かった気がする。完全に薩摩の悪者描写は蛇足に感じたのはマイナス部分。
もちろんその部分を含めて古きことにこだわる人たちを、いわゆる「抵抗勢力」という部分として見たて、結局そういう流れであったのだという話にもっていってるんだろうけど、(ヒーロー列伝としてもそのほうがヒロイックに盛り上がる。事実あの暗殺のシーンは分かっていても息を呑んだ。まあ他にもあっという話があったけどそれは後で)この時代はそう簡単に括れるもので無いし、龍馬という人物が実際に薩長同盟のウラにいて、大政奉還という部分にもかかわっていたことを考えると、そういう描写は「ハゲタカ」のチームにしては個人的には食い足りないし読み足りないのではと思った。

それでも一部で顔芸とまで称される俳優陣の熱演に、長廻し多様のショットなどなどハゲタカ大友組の撮影、演出は毎度毎度面白かったし、個人的にはそこは満足。当初の目的どおりに弥太郎伝としても締めれたわけだしね。

でも大河としてはまさに異色(それが狙いとはいえ)だったわけで色々問題もあったねということは書きとめておきたいし何より、これが史実と思った人は、歴史の勉強をしっかりしてからにしろよとは書いておきます。でないと勘違いな人が続出しそうだから。歴史書の史実の場にどういう考えでという部分で今回の龍馬を観るのはありだけどそれがイコールじゃないよと。フィクションなんですよということは混同しちゃいけない。

と厳しいことも書いたけど、このチームでデスペラードな「新撰組異聞」とかさ、晋作伝とかは面白そうなので作って欲しいわね。あと龍馬の望んだ新世界へはそう簡単にならなかった闇の部分を抉り出す「龍馬伝外伝-西南の役」とかね。カッツミーの西郷さんが結局、そういう武士の負の部分を自分が背負っていくところをガッツリやるとかねw

まあ色々書きましたけど真木よう子のツンデレぶりとかお佐那さまの貫地谷しほりとかお元は…まあいいか。でも蒼井優は嫌いじゃないんだけどね。あ、そういえば広末もでてたな、前半は結構存在感あったけど、1部だけの人だから結局、あの人誰?みたいになってしまったけど(苦笑)
こういう風に青年期から通していくと龍馬にかかわる女性が多くてやっぱり女たらしかみたいなwwwそこだけはましゃが龍馬でよかった金八さんではそこは説得力が出ないww
なんだかんだと書きましたが1年ともかくいろいろと楽しませていただいたので良しということで。キャストは良いながらも中盤で見てられなくなった「天地人」よりはオススメです(爆)

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by tonbori-dr | 2010-11-29 21:16 | TVdrama