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今頃ですが『PSYCHO-PASS サイコパス』について

今頃なんだけれど、ちょっと前のクールで最終回を迎えたアニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』についてちょっと思うところを書き留めておきたい。

お話は未来の日本。そこはシビュラシステムが人々の心理状態を計測しPSYCHO-PASS サイコパスという値であらわし犯罪を未然に防ぐ。警察官はそれを瞬時に判断し執行できるドミネーターという銃を持って犯罪と戦っていた。そんな犯罪は未然にふせがれているはずの社会で次々起こる事件に立ち向かう刑事たちのお話

とまあざっくりいうとそういう話なんだけど、普通こういう話だとだいたい、監視システムのシビュラがまあヤバイものだったり、それを操る存在、それは巨大人工知能だったり狂った博士だったり、為政者の都合のいい支配システムとかまあいろいろあるけどそんなもんと戦うゼになりがちだけど、放送前に、そこにはいかないと明言されててどうするのかと思ったら…

ダーティハリーmeetルーキwithブルースチールでしたという。
刑事モノの映画が好きな人ならこれで大体分かってもらえると思う。
いやわかんねえよという人もいるだろうからまあざっくりと言うと主人公の狡噛慎也は元々サイコパスの犯罪係数が高い潜在犯と呼ばれる人物ではなかった。そういう係数の高い人間からそれを追う執行官という連中をとりまとめる監視官という役職でありながらある事件に関わり犯罪係数が上がり執行官となった人物。彼が追う犯罪を起こさせそれを観察し、自らの目的のために操る男、しかもその犯罪係数は低く免罪体質と呼ばれる特殊な人間、填島。彼らはどちらも「殺人者」である。この構図は幾度と無く繰り返されたフォーマットであり西部劇、時代劇でも繰り返し描かれた同じ性質を持つ人間同士(やることは真逆だが)そしてそれの代表作ともいえるのはやはり「ダーティハリー」のハリー・キャラハンと連続殺人鬼のスコルピオだろう。

特段「ダーティハリー」を目指したわけじゃないだろうが結果的には狡噛と填島、この二人の対決はやはりハリーとスコルピオを想いおこさせるに充分であり、オマージュになっているなという感じを強く受けた。
となると狡噛の相棒であり上司でもあるが物語り上「ルーキー」の常守灯。
そうハリー・キャラハン演じるイーストウッドが出演した「ルーキー」という映画はハリーを演じたクリント・イーストウッドが新人刑事のチャーリー・シーンを一人前のデカにしていく話で、実は色々アレなところもあるけどクリントファンなら外せない一本。結末も含めて彼女にはルーキーを強く感じた。それプラス彼女にふりかかってくる試練を思わせるのは「ブルースチール」だろうか。
連続殺人鬼にストーキングされ彼と対峙する女性警察官の話でこれも「ダーティハリー」の合わせ鏡になっている映画といえよう。

そういう風にいわばクラシカルな装いさえ感じる二人の対決と観た。もちろん未来の管理社会ディストピアテーマもあるけど、それは舞台仕掛けであくまでも相容れない人物の対決という点では、一種「ダーティハリー」のさらに雛形になっている西部劇や中世から続く決闘モノということが出来るかもしれない。

ただディストピア(システムによる管理社会)が伏流するとそっちとの対決、もしくは二人の決闘をそれに委託したくなる。でも実は二人の戦いはそれにもかかっている。

狡噛と填島の対決はシステム(シビュラと呼ばれている)によって阻止されようとする。だが二人はそれを互いに良しとせずあくまでも対決しようと動く。それはシステムからの逸脱であり反逆である。もちろん殺しあうという結果が良しとされるかはまた別だが、少なくとも二人は決闘する自由を求めるために抗った。

対してルーキー常守はあくまでシステムの中で出来うる反抗(レジスタンス)を選んだ。そういうバランスはちゃんと取れていたと思う。

閉鎖されたディストピア世界でのお話だけどあくまでもクラシカルな話が展開し魅力的なキャラクターも多いのでまだまだこの話は続くのではないだろうかと思わせる作品だった。
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by tonbori-dr | 2013-06-27 23:25 | cartoon

ボーンの尻尾「ボーン・レガシー」

ボーン・レガシーは実は期待してたんですわ、予告編を観て。
あの「アルティメイタム」の裏側で同時進行でこーゆう事が起こっていたみたいな煽りに(苦笑)そう予告編で今まで何度もやられているというのに(^^;

でもまあ、公開後すぐにツイッターでの噂も聞いてたし、分かっていたけど。なんか、こうトホホ…みたいなね。

でもダメじゃないとは思うんですよネタは。別のサイドからこういうことが!ってのは上手くすれば面白いはず…なんですけどね。アルティメイタムのウラの動きをもっと見せてくれればねえ。なんかあっさり関西うす味かよ!みたいな。いやまあ予告編マジックにやられてしまいましたねw
とはいえアクションの一定水準とか話の運び方はやっぱりちゃんとしているとは思います。

そらよく考えると?だが少なくとも観ている間はふんふんと観せてくれるわけですだよ。そこがすげえ。まあいろいろネタバレになるんでほーって思った設定があったんですが、そこは人によっては突っ込むだろうなあw
いやこの主人公アーロン(ジェレミー・レナー)が被験者となって受けていたアウトカム計画の実験は、うわーこれ漫画チックでハリウッド大作なのにすげーなーと。しかもこれが重要なお話の核になってるとことかがね。これ日本でやったら漫画やんけとなるけど、少なくとも画面観てる間はすげえなというのはセットデザインとリアリティをもたせるための設定の作り込みはお金をかけてるよなと。言い換えるとそこだけなんですが(ヲイ)

主演のジェレミー・レナーはよくやってると思うけど、脇のCIAより上部?の国家調査研究所?NSAよりもこれ上位組織なんだろか?の指揮官バイヤーの位置が分かりにくかったですねえ。そこらへんは結構思惑ありげにCIA長官クレイマー(スコット・グレン)がいわくありげなおっさん(ステーシー・キーチ)を尋ねてのあたりはもう続編への色気にしか。

ヒロインはこのアウトカム計画にかかわっていた研究所のマルタ・シェアリング、演じるはレイチェル・ワイズ。今の007のリアル嫁wwそうダニエル・クレイグの嫁さんなんですがちょっとエキゾチックな感じでイギリス人なんですが東欧系?らしいです。巻き込まれヒロインを熱演。マニラでのシーンが妙にエロチックとおいらの周りではもっぱらの評判です(笑)でもいい女優さんですよねえ。

でもこの作品、もともとデイモンのボーンの続編がグリーングラス降板で流れたからつなぎという話もあったけど、今後どうなるか。つなぎのための伏線も張られたし。まあどっちにしてもデイモンとグリーングラス次第ですが。

とはいえアーロンとボーンという二人が立つには難しいし、なんでしょうねえ、やっぱり無いかなあ。まあこのクロスで続編始動とかいうニュースはありましたけどね、ハリウッドはしょっちゅうそういうニュースがとびかってますんでね(苦笑)
あと物語の基本構造としては「アイデンティティ」の本家取りでもあってやっぱり評価そんなに高くなさそうだし、でも二人だとアメリカを敵に回してもなんか大丈夫じゃね?とか思うので是非、共闘していただきたいということでこのエントリを締めたいと思います(笑)
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by tonbori-dr | 2012-12-09 01:00 | Movie

好きなもので撮ってみました「トータル・リコール」(リメイク)

リメイクのトータル・リコール、これ案外に面白かった。
それはSFガジェット(決してSFではない)と舞台仕立てのアクション映画としてなんだけど、
前作に思い入れ深いといろいろ、うっとなるかもしれませぬ。
まあ前作も実はいろいろとキッチュな部分もあったし、いいかげんなところも多かった。

がなによりちがうのは猥雑さが薄まったところ。
確かにおっぱい3つはありましたよ、ええ。でも全体の空気は「おされ」なんだよな。
ゲートでの部分とか、エレベーターの部分はおされホラーのキューブかよ!と思ってしまいましたよw
バーホーベンの猥雑なエネルギーは薄まっている。そしてそれはラストまで続く。

アクションは重量級でない、最近の潮流である身軽な人のアクション、カリとかバルクールとか。そこにSFガジェットが加わってのてんこ盛り。そこがこの映画の売りであり監督のワイズマンの得意とするところ。
そこはマックG先生と通じるものも感じるのはおいらだけだろうか?

あとワイズマン、あんたブレードランナー好きだろみたいな画面が前半びっしり。しかも後半はスピのマイノリティ・リポートリスペクトな画がww、この映画も含め僕の考えたフィリップ・K・ディックの映像みたいなのが楽しいが、うぜえと思う人もいるかもしれない、これもこの映画の評価の分岐点。


だけど、地底弾丸列車ネタがこんな形で出てくるとは!ここはワイズマン版のオリジン。
今回のリメイクを聞いたときに火星でないといってたので、?どうするのと思ったがそういうネタを使うとは。

あと抑圧された社会とそれに反抗する人々というのは、脚本のカート・ウィマーの好んで扱うテーマでもある。
ウィマー作品の御馴染みモチーフとしては抑圧された人と支配層の戦い。
主人公は戦闘のプロだけどだいたい孤立無援。
仲間はいてもやられる。そして(ここが大事)ボスがむやみに強い(そうは見えないのに)
リべりオンから続くウィマーモチーフがしっかり入っている。そういう意味では彼が脚本を書くのは必然だな(笑)

だけどワイズマン、嫁さんスキーなんだなあっていうのがひしひしと伝わる1本。
ウチのフォロワーさんの言うとおり前作とは別の切り口の1本として観れば吉だと~。
あ、コリン・ファレルファンもいいんじゃないっすかねwwでも鬼嫁と今カノ対決はもっとあっても良かったような気はするなw

余談としてウィマーモチーフ、今回の銃。リボルバーベースみたいだけど銃口下にクラリックガンみたいな突起があってちょっと、おっとなりますw
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by tonbori-dr | 2012-10-26 01:01 | Movie

うす味ですけど。MI:4 ゴーストプロトコル

一応初エントリを書いておかないともう2月なんで、
で溜まってるのがありますが、いやもうだいぶん前になりますが先にMI:4の感想をば。

いやハリウッド超級アクションとしてはちゃんと正解、王道、ど真ん中、直球な1本でしたわね。

ただ去年は少ないながらもあくの強いのばっかり観ていたせいか印象が薄いんですよねえ(^^;いや御歳50歳(撮影時49歳)のトム・クルーズの身体を張ったブルジュ・ハリファでの立ち回りとか凄いんですけどね。というかあんな49歳いてるわけですよ。そっちのほうが凄いですよ。
まあカッチョイイ50歳、アラヒィフなんてたくさんいるけど、、よくうちのブログでもオレ様トムくんとか揶揄しちゃうけどやっぱり凄い人ですよ。ハリウッドセレブとして研鑽を積んでまあ新興宗教(宗教ではなくメソッドっぽいんだけども)とかにはまったり奇矯なこともしたりするけれど、演技も出来て、プロデュースもこなしたいしたものです。

とはいえ作品の内容とはそりゃまた別なんですけれど、今回トムくん演じるエージェント・ハント(作中ずっと名前のイーサンと字幕がでるけど彼、イーサン・ハントという名前なんですよ実は(笑))は前作で結婚していたわけだけどその当りの事情とか、今回のミッションの発端になるミッションとかもね。特に今回新入りになる訳ありエージェント、ブラント(ジェレミー・レナー)なんかとトムの関係性もぐっさりとは踏み込まない。いや水準以上は仕事をしているんだけどどうも感覚的に危うさを回避している気がする。

とはいえ味方の女性エージェントと女殺し屋の一騎打ちとか燃えるしね。トムのくんのジャンプとか相変わらず見せ場は十二分に用意されてて見ている間は飽きることはない。

ということでこれはかなり気を使いつつ全年齢推奨に仕上げてきたなという気もするのだが。
でもそれこそ難しいんじゃないかという気もする。実際人も死ぬし、派手な撃ち合いもあるし爆発もてんこもり。ベイなら平気でPG-12や15にしてくるところをちゃんとした体裁でRなしというのはビジネス的にも凄いんちゃうかと別の意味で感心してもいいんじゃないかと。決して媚びているというのも感じなかったし。やっはりハリウッド恐るべしやねとも。

そして敵ですが…いやなんといったらいいか。でもある意味今の時代らしいかもと(笑)しかもよく考えると凄い敵であるし。前回のフィリップ・シーモア・ホフマンが演じた敵はえげつなかったが、今回の敵もその力量は半端ネェと思います(爆笑)いや笑い事ではないんですが。

そうそう宇宙人ポールでも大活躍のサイモン・ペッグが前回のエンジニアからフィールド・エージェントに格上げでトムくんとがっつり絡んでいってるのは良かったですねー。

ともかく家族向けにチューンナップされたハリウッド超級アクションとしては合格点以上だと思います。
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by tonbori-dr | 2012-01-29 23:53 | Movie

静かに燃える男『アジョシ』

『アジョシ』観た。
いや予告編観たときからこれは観なくちゃならんなという匂いがしていたが、やっぱりそうだった(笑)とはいえ主演のウォンビンはイケメン韓流スターでかなりの韓流好きでウォンビン目当てのマダムや女性が多かったが、若い人は結構「カッコイイ」という意見に対しマダムたちはもしかするとあまりの凄惨さに声を失ってしまったかもしれない。

でも「殺人の追憶」「チェイサー」や他の作品でも描かれてきた韓国映画の暴力描写は時に痛い。
そしてこの『アジョシ』でもそれは遺憾なく発揮されていた。

もちろんただ痛いだけでは無い。ちゃんと話に筋を通すための暴力描写であるから主人公テシク(ウォンビン)の深い悲しみ、怒りが伝わってくる。

もちろん最初のソミ(キム・セロン)とテシクとの静かな交流もしっかりと描写されているのでいるからなんだけども。

そういえば邦題「マイ・ボディガード」というタイトルで公開された「Man of Fire」を思い出した。状況とかは違うけど鬼畜な犯人に囚われた少女を救い出すために(それは自らの心をも救済することになるのだけれど)単身で戦いを挑む男という共通性があるが、公開時は結構この映画買ってたんですけれど、今はダントツにこちらですね。

最初は監督の想定では主人公は隣にいるありふれた中年男という設定だったそうだけど(ソン・ガンホとかキム・ユンソクとかだろうか?)シナリオを読んだウォンビンが役を熱望し、それに打たれた監督が応えたというけれど、それだけに鬼気迫るっていうのはこういうことだよみたいな。

アクションの組み立てもよく、組織の殺し屋役タナヨン・ウォンタラクンとの一騎打ちとか見せてくれる。
実際いい感じにお客さんも入ってるみたいなんだけれどもっとボンクラ系男子は観に行ったほうがいいよな1本。

『96時間』並にシンプルなプロットだけどだからこそ無駄の無い動きと話の組み立てと俳優の演技、それらが堪能できる良作だった。

但し凄惨な描写が苦手な方にはオススメできませぬのでそこはご了解を。

「アジョシ」の映画詳細、映画館情報はこちら >>

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by tonbori-dr | 2011-10-10 00:02 | Movie

黒い玉完結篇『GANTZ PERFECT ANSWER』

黒い球の完結篇観たゼ!
とりあえずアクションがVERSUSみたいだったゼ。
いやアクション監督が一緒だから当然と言えば当然なんだけど。(下村勇二氏)
ちょっと勘のいい人には読むと結末わかってしまうかもなので注意。


だいたいそうなるんじゃないかと思ったところに収まったが、案外綺麗にしたなって印象。
漫画がどんどんエライ事になっているのに対してということでも。
こちらは映画の尺に良くも悪くもまとめてみたよっていう感じ。大きくはみ出さないがちゃんとまとまっているという感じ。それゆえに「小さく」まとまっているととられてしまうかもしれない。それに色々問題を(テクニカルな部分で)解決していないので(主人公の物語としては)完結しているんだけど、俺(脳内)の中では終わってねえというかもしれないよねと。

このエントリを書くにあたっていろいろあたると、実は監督がリメイク「修羅雪姫」の人というの知った。道理でと思うところも多々あり。でもそれ以外の映画全然見たこと無かった。でもホッタラケの島を監督していたとは…。
脚本の人はブラッディマンデイとか最近ではLADY最後のプロファイルを書いた人…。いやでも『探偵学園Q』はけっこう好きだったよ(苦笑)

残念だなと思った点は大型星人とのバトルが無かったところ。せっかく大仏星人(おこりんぼうだっけか?)星人でいい感じだったので原作のぬらりひょんみたいな星人とのバトルは観たかったなあ。それと栗山千明がでていないところ(笑)だってファンなんだし、原作にもそっくりなキャラでてるんだから本人だそうよ。いやまあそれは私の趣味ですが、それがなにか?(爆)

ただそこは置いといても、着地点がもうちょっと酷な感じでも良かったんではないかという気がする。結局、死人もでてしまって取り戻せない感みたいな。まあ等価交換はなされているんですけれどね。そこんところはまあ個人的には残念だなという印象。
あと山田孝之の立ち位置がイマイチだったことと(もうちょっと前篇からかませておけばねという事も含め)、あの特別篇いらなかった。っていうか前篇と後篇に上手く入れ込んで欲しかった。まあ完全にいらない子ではないけどだからといって別にするっていうのがなんとなくいやんな感じ。っていうか『SP』もそれあったなあ。あれはさらに話繋がらないよって事でちょっとと思ったけども、まあコレは見て無くてもなんとかなるのでそれはOK。

後は結構がんばってたっていう感じ。いろいろ制約やら多かったとは思うけどもまとめた事とかも含め「よくできました」といった感じ。
ただまあどうしてもオリジナルと比べられてしまうのはしょうがないし、そこが漫画原作の辛いところ。
これがGANTZでなければ正直ヒットしたかどうかという事もあるし難しい。でもそっから先はビジネスも絡む話などでこたられば論になってしまう。ふーむ。そういう意味ではここ最近のTV局映画でもここまできる一方、デメリットの部分もハッキリしてきたよねの中の1本であることは間違いない。

「GANTZ PERFECT ANSWER」の映画詳細、映画館情報はこちら >>
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by tonbori-dr | 2011-06-04 22:01 | Movie

天使大戦サッカーパンチ『エンジェル ウォーズ』

「エンジェルウォーズ」こと「サッカーパンチ」観た。
こりゃあ、ザック・スナイダーが観たい画をフィルムに焼き付けた映画だな。
これにシンクロ出来る人は容認出来るだろうし出来ない人にはきついと思う。
空想いや妄想の戦闘シーンと現実の境界が曖昧で、インセプションされていく感覚。だけどあまりにその落差は激しく多くのものを取りこぼしていく。
でも、個人的にはトリニティがもっと可愛いねーちゃんでゴーゴー夕張だったらなあーと言うスナイダーの妄想力には感服したので良しとするかと思ったが…。

いろいろ難しいところもある。ただこのあたりは先に感想を書かれているエキブロ友だちのGun0826さんの言による
最初っから「俺ジナルな世界であられもないコスプレのヒロインがドンパチしちゃう映画だー!」ってやればいいのに、ザックさんは恥ずかしがりなのか、理由付けしちゃった。
そんでその理由ってのが一見さんでも気になっちゃうぐらいに真正面から描かれてるもんだから、困る。

えろぶろ at Excite : エンジェルウォーズ
というより実はそういう妄想も(日本のアニメネタも含めて)好きななんだけども映画的要素として「未来世紀ブラジル」とかも好きだろう、アンタみたいな気がする。いやテリー・ギリアムが好きみたいな。
で、それを上手くやろうと思ったらコレはもう奇跡にかけるしかない(苦笑)多分、ホンを練れば練るほど蟻地獄にはまるみたいなもんで筋が悪すぎるみたいな感じで。『未来世紀ブラジル』以降のギリアムがはまり込んでいるドツボと同じように。
そんでアメリカで受けなかったのはなんとなく何をしたのかが分からないと。さりとて『未来世紀ブラジル』のような皮肉さや居心地の悪さにも欠けるし、映画評論家の町山さんの言うところの抜きどころが少ないんじゃないかなーって思った。いやもともとギリアムもそんなに受け入れられている人じゃないしな(笑)

でもビジュアルはそうとうなもんで、やっぱりなんか彼のビジュアル力を活かせるホンとか原作があれば輝くのではないかと思った次第でござるよ。ギリアムが雇われ仕事だとそこそこやるのと同じように(爆)

キャストとか
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by tonbori-dr | 2011-05-08 02:19 | Movie

SP革命篇を観てもの思う。

さてさて、土曜のドラマの頃から観てたわけだし、野望篇も観たのでそりゃ観ないとむずかゆくなるってわけで観てきた。完バレはしないがちょっとバレしとります、よしなに。




ともかくV6岡田君のがんばりは確かにすごい。いろいろやってる努力も感じられたし、アクション設計も凝っていると思う。細部のディテールも雰囲気を盛り上げている。野望篇を観た人やドラマからの人は観た方が楽しめるね、以上。

で終わってしまうのはまあアレなので、つらつらと書くよ(笑)

基本的に3幕構成なストーリーをわざわざ2本の映画と特番ドラマに別けてしまったため正直、冗長。
そのため尾形の動機と正体に突っ込める心理的に余裕が出来てしまう。
たしかに議事堂ハイジャックを丁寧に、ハリウッド映画のようなディテールを重ねて行きたかったのは理解出来るが、リバプールとか伊達の扱いなど消化不良にして引くのはどうかなと。
いや、アメリカンニューシネマのように巨悪は倒れないってのをやりたかったのは分かるけど色々消化不良なエンディング。これじゃギャグマンガ日和のソードマスターヤマトだよ。「俺達の戦いは続くみたいな(⌒-⌒; )しかもちょうど観た時に後ろにけばい姉ちゃん2人組が「これ、ゼッタイに続編するよなー」って(笑)ファイナルエピソードって出ていたにも関わらず、おいらもそう思ったよ(爆)これがファイナルならリボーンとかリターンズとかで(爆笑)そのため中盤少し間延びしているような感じも残念。熱意はあるし工夫もしているけどオチが残念みたいな。

あと主要登場人物でもある公安田中君(野間口徹、好演!)が急に重傷で病院にはいってるシーンからってのは確かににドラマを観ていたら、分かる事だけど、映画だけの人にはどうなの?と感じる。いちおうさらっと説明はしているんだけどあそこはドラマじゃなくて冒頭にインサートしたらよかったんじゃないかなあ。

かなり段取りを気にし過ぎてちと残念な感じだがまあ脇がいい味を醸してる。(公安田中君とか4係のメンバーを演じた石田役神尾さんとか山本役松尾さんに庶務の原川役平田敦子さんとか、特に松尾氏はMM9に朝の連ドラ「てっぱん」など売れっ子。野間口氏はいろんなドラマでも見かけるし、「サラリーマンNEO」でもいい味を。そして神尾さんはオーズでドクター真木を怪演中ww)

と気になる部分をつっこんでおりますがドラマに入れ込んでた人、そして野望篇を観た人にはオススメですww
それ以外の人は…真木よう子に蹴られたい人は観てくださいwあと岡田くんLOVEな人とか堤さんLOVEな人とか。でもうるさがたの人が観ると多分1ダースはツッコミがでてくるので精神衛生上オススメできませぬww

しかしある意味『相棒』はホームは連ドラっていう意識があってあえてああいう結末を用意してきたけれどSPはどうなんだろ?もちろん確実な部分を曖昧にはしているのは意識はしているんだろうけどファイナルっていう盛り上げ方をしている部分とちょっと乖離しててそこは制作側の読み違いが。続編っていうのはファンの後押しがあって事なんだけどだからといってあえてあそこまで宙ぶらりんなのはちょっと冷める人もいると思う。あえて『相棒』は退路を断った感じでそこが(だからこそ最終回の「亡霊」が生きてくる)差かなと。

もっともあそこで堤真一演じる尾形が誰かに殺されでもしたらそれ、何処の「アンフェア」?になっちゃうけどねwだけどドラマのフィールドなら多分また相棒に迫れるんじゃないかなと。ただその場合はSPではなく公安田中君主人公のスピンオフが良いよねみたいな。もちろん念頭にはNHKのソトゴトこと「外事警察」があるんだけどね。

実は目に見えるテロとの戦いより見えない部分での暗闘の方がこの分野、多分鉱脈が眠っていると思う。ソトゴトはドラマ的に最後のオチはちとエライ大きな事案になったが話としては現在も進行中なので面白いと思う。敵はそれこそ身内から外国勢力、宗教団体、ウヨ。サヨまでオールスターっすよ。もちろん反社会的組織も忘れちゃいけないw
実現度低いかもしれんけど激しく希望。

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by tonbori-dr | 2011-04-11 23:29 | Movie

危険な年金生活者『RED』

映画の日に『RED』を観てきた。

高年齢エクスペンタブルズといわれているが、スタローンよかブルースのほうが歳若いんだゼみたいな(苦笑)。でもちょうと『エクスペンダブルス』の上映前にトレーラー入ったもんで、あのCIAの男がフランクであると自分の中では決定している(笑)

物語の骨子は所謂、ハーレクインロマンスにあるような、巻き込まれ型アクションロマコメだけど、主人公がリタイアしたヴェテラン工作員ということで、そこにブルースを持ってきて目玉はそこにアンサンブルキャストを盛り込んだってこと。
とにかく爺さんが元気みたいなキャッチコピーだが、マルコヴィッチやブルースが爺さんってのはどうだろう?先にも書いたけどスタローンは還暦越えだがブルースにマルコヴィッチはまだ50代(といっても後半だけど)なんだよー。でも結構20年だが25年勤続していたら年金貰ってみたいなのはよくアメリカのドラマや映画で出てくる設定なんでブルース演じるフランクが年金生活者でもおかしくはない。(「リーサルウェポンのダニー・グローヴァー演じるマータフはあとちょっとで年金貰えるからそれになったらリタイアするなんていう設定だった。定年とは別のようだ)ただまあ普通の年金生活者ではなくその頭にはいろいろヤバいネタがつまってるというお約束の設定だけど。

でも先にも書いたようにこういうハーレクイン系ロマンスアクションなら「ナイト&デイ」とかそういう選択もあったが、あくまで原作のDCのグラフィックノベルがリタイアしたヴェテランに主眼をおいてるということで、ならではのストーリーになっている。そしてそれは嫌いじゃない。相手がリタイアした、しかも組織のバックアップも無しにと舐めてかかった刺客を返り討ち。そこでCIAは若く有能な係官を差し向けるというのも対比になってていい。

この手の作品はテンポとキャラクターが勝負なのでそういう意味では合格点。きっちり元取れるオモシロさ。こういう小気味よさってボーンシリーズには無いんだよなあ。まあアレはアレで好きだけど(^^;でもコレを観たら「ナイト&デイ」も見とけばよかったなとちょっとだけ思いました(苦笑)

マルコヴィッチの演技力は安定してて出演シーンでは必ず場をさらってたwwMI6のスナイパー、ヘレン・ミレンもいい味だしてて射撃シーンで瞬きしないでマシンガンを撃つっていうのは痺れる。そこがヴェテランという事を印象付ける。
そしてモーガン・フリーマンは導師の役割。スターウォーズでいうところのオビワンですな。声が無駄に渋いので彼が出てくると何かありそうだなという気になる(笑)
ほかにジェームズ・レマーやブライアン・コックス、リチャード・ドレイファスが出演でコレはもうヴェテラン大集結みたいな事になってる(笑)
特にジェームズ・レマーなんか若い頃には「48時間」のいかれた強盗犯ギャンツで印象を残した人で最近はTVドラマなんかに出てるらしいけどスクリーンで観たのひさびさだったから、おー懐かしいーと思った。ここらへんのキャストはトレーラーには(ドレイファスは一瞬だけ出たけど)あまりきちんと出てないのでサプライズで良かったですな。
そして御大、アーネスト・ボーグナイン。齢、90を越えたとは思えない元気なお姿にはいや恐れ入りました。若手ではフランクを追うCIA工作員にカール・アーバン。ボーン・スプレマシーでマット・デイモンを苦しめたロシアの刑事にして殺し屋の役だったが今回はマイホームパパな殺し屋ってどんだけーww。ヒロインは…、すみませんよく知りませんメアリ・ルイーズ・パーカー。でもそれがかえって自分には良かった、有名女優だとそっちに気を取られるし(^^;

アクションも徹底しているし銃撃戦もあるしアクション映画好きなら観ても損なしのオススメ1本。

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by tonbori-dr | 2011-02-06 19:02 | Movie

そりゃ皆、大喜びだわ。『キック・アス』

ということで新年一発目は『ヒット・ガール』!じゃなかった『キック・アス』である。
まあどこもかしこも皆、大喜び(当社比100%)でございますが正直、普通の人の感想を聞きたいもんであるな。でもこーいうジャンルの映画が好きな人なら見逃せない1本だと思う。それは間違いない。

お話はさえないギークの少年(あっちのオタク、のようなもの)デイブがアメコミのコスチュームヒーローたちにあこがれコスプレするうちにそれでは満足できなくなり町をパトロールするが町の悪党をみつけても華麗に退治できるわけも無く返り討ち。その上刺されてふらふらのところを自動車にはねられて複雑骨折。それでもめげない彼はあるとんでもない事件に巻き込まれていくことになる。というあらすじ。

まあかなりざっくりなのであとは劇場で確認していただきたいと思うけれど、今の話にヒットガールがどう絡むんだよと言われると、とりあえずそのとんでもない事件だよと(笑)いわざるを得ない。

だがこのお話、アメコミのみならずヒーロー考察にもなってって、「ウォッチメン」や「バットマン・ダークナイト・リターンズ」などにも通じるものになってる。そもそもデイブが冒頭になげかける疑問「なぜ誰もヒーローにならないのか?」というものは思っても口にしない話。だからこそこのヒーロー譚にひきこまれていく。それは「スパイダーマン」のオマージュであり「バットマン」へのリスペクトであったりするのだがそれ以外にもさえないチェリーボーイの青春物語でもありながら、一方では凄惨なクライムサスペンスでもある。その上にコメディってどんだけよくばりなんだよ!(笑)でもちゃんと成立しているのは作った人たちが(原作者マーク・ミラーに監督のマシュー・ヴォーン)がちゃんとツボを押さえているからだ。だから腑に落ちるし納得する。

いや多分日本でも出来ると思うんだけどなあ。日本にも世界にとどろくウルトラマンや仮面ライダーがいるんだからーって正直嫉妬しちゃったゼw

とまあヒットガールの大活躍とキック・アスの奮闘をすぐさま劇場へ目撃するべし。>その筋の人たち
でも本当に日本でちゃんと公開されて良かった。

「キック・アス」の映画詳細、映画館情報はこちら >>

おまけ
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by tonbori-dr | 2011-01-05 21:45 | Movie