ヤマト2199第七章を観て。(ネタバレ)

リメイクされた「宇宙戦艦ヤマト2199」
第七章観てきましたよ。

元々今更ヤマトリメイクかよとか思っていたけど、第一章冒頭10分の冥王星沖会戦(海戦)でがっしりつかまれてしまったので、ずっとおっかけてた。

まあ一応、説明臭すぎるとか、辻褄あわせじゃないけど、そっちを優先で若干盛り上がりにかけるとかいろいろ問題点もあるし、またそこが許せんとか、他にも諸々で許せんという方もいらっしゃるようだけど、それを考慮しても、よくまとめたなという事と、いい着地点を見つけたなという部分で肯定したいと思う。

まあちゃんと伏線も活かしてたしね。(もっとも投げっぱなしのもあるけど、それは本編の帰結になんら影響を及ぼさないので無問題)

ただし続編については、個人的には是非観たい。まあこの結末だったらできへんやんとか、この後ヤマトあないなってしもうてどないするねんとかあるようだけど、実はこの後2199ユニバースとして新展開できるってことなんだよと。もちろんガトランティス(2199にもガミラスと覇権争いをしていたという形で出てきた)でもいいし、暗黒星団でもいい。話だって2201とかでなく2203とかちと間をあけてもいいじゃないのと。

その上今回、非常に面白いお題が続編に託された訳だし、出渕監督はやる気持ちは無いということを以前におっしゃってたわけだけど(外伝には非常に乗り気らしい、まあガミラスのあの描写を観ればさもありなん(笑))監修というポジションで別の人が舵取りをすればいいんじゃないかと。

その中での新地球防衛艦隊とか、ある意味、艦隊戦ってのを描いて欲しいもんだなあと。さらばや2のように拡散波動砲でボカーンの後、圧倒的な白色彗星によって蹂躙という大味なものでなく、またたった1隻の戦艦がそれこそ波動砲で敵を殲滅するでなく七色星団のような作戦行動とか描けるんじゃないかと。

さすれば結構そこに人間ドラマがまた生まれてくるんじゃないかと。まあ毎年夏になると東宝の戦争モノとかをぼんやり観ていた人は思ってしまうわけなんですねえ。

でいろいろあったけど第七章を観るに、このスタッフならそれいけるんじゃね?とかまあそう思ったわけです。
先々はそれこそ出渕監督の「神のみぞ知る」やけど、ちと期待したいですね。

具体的にネタバレしてますが
[PR]

# by tonbori-dr | 2013-08-26 23:37 | anime&comic

終戦の日から1日が過ぎて

まあ何時もなら「日本のいちばん長い日」あたりを観るのだが、日本映画専門chで「激動の昭和史 軍閥」をやっていたのでそれを観た。

まあ何故日本が、太平洋戦争に突き進んだのかということを軍閥、政治、そして新聞周りから描いた作品だったわけだけど、こういうのは幾つかの新証拠が出てきても結局、日本は拡張路線と意地の張り合い、そして戦争しかないという強迫観念でその道に進んだとしか思えない。

そんなわけで参議院選挙で大勝した安倍内閣の改憲論議もかすまびかしい昨今だけど、そういえば朝生田原さんはよく今があの時代に似てるとしきりといってたっけなあと思い出す。

正直、自分は憲法は改正すべきだと思う改憲論者であるが、それでも96条の安易な改正には反対でその意味では今の安倍さんは支持できない。それははっきりしている。どんな事でもアリの一穴。いったん開いたら終わりなのだ。真に憲法を変えたいというのなら何処か護憲論者との妥協点を見出す話し合いも必要で、それはあまたの外交でもそうだ。

そういう意味では貴族政治、そして武家政治からの封建制は未だ終わらずというのが自分の持論なわけだけど、いつも内輪のことばかりでに汲々として外に目を向けない。それがずっと続いている。結局は外からの変化によって良くも悪くも道が指し示された。鉄砲しかり黒船しかり、日清、日露、太平洋戦争。

どうにも舵取りをするには世界を見なければならないのにその道筋が見えてないのかなと思う。
といっても自分はグローバル論者ではない。ただこれから先の未来を見据えるにどうしても狭い国家を維持するならば世界と渡り合わなくてはならないだろうという気がする。

そんなことを思った8月15日だった。
[PR]

# by tonbori-dr | 2013-08-16 23:04 | column

海の向こうのオタクからの恋文「パシフィック・リム」

只今絶賛公開中。
ともかく、ウルトラマンで産湯を使い、帰りマンやマジンガーやゲッターで育った人たち全てに観て欲しい。
まさか海の向こうで同じように鉄人やウルトラやマジンガーや諸々を観てた男が、それに対するリスペクトだけで1本の映画をハリウッドのブロックバスター級のバジェットで作り上げてしまったのだから。

これは言うのは横山やすしやけど、作るのはお釈迦様で難しいんだぜというのは間違いない。もちろんハリウッドの力学は、それ当たるの?だけど、言うても博打な部分がある。それでも巨大ロボットが怪獣(ちゃんとカイジューと呼称されている、このあたりの話をくどくどされてててもまたいいんだけどあえてばっさり、やつらは怪獣だというのがまた清清しい(笑)と殴りあう映画はリスキーだ。そら近年ではクローバーフィールドなんていう映画もあるけど、またハリウッドギークたちの怪獣王ゴジラに対するリスペクト半端ねぇし(だからこそドイツ人監督が巨大イグアナとしたあのリメイクの悪評が多いわけで)それでもやっぱり厳しい企画なのは間違いない。
だけどトランスフォーマーの成功やアメコミ映画(マーベル&DC)の成功の追い風も味方につけたのか、企画は通ったのだ。そして作られたのだ。

そして内容はまさに日本のアニメや特撮、マジンガーやゲッター。そしてウルトラシリーズに対するリスペクトに溢れた1本だったわけだ。しかもまだまだ続編のアイデアもあるという。
ならばこの恋文への返答として我々はやはり観にくしかない。
細かい感想より、とにかく巨大ロボと怪獣の戦いを心行くまで堪能。そういう映画だ。
だからこそ心よりこの映画のヒットを祈念する。

またいろいろ感想まとまったら別エントリたてるけど、とにかくヒットして欲しい1本なのでファーストインプレッションとしてこのエントリを上梓する。
[PR]

# by tonbori-dr | 2013-08-12 02:01 | Movie

美しき異形『風立ちぬ』

みんな、もうあらかた巡回してるブログでは意見が出尽くしているようで、
そろそろ自分の感想もまとめておこうかと。
で、観たあとのツイート
「風立ちぬ」観てきた。こらあなんていうかモデグラの時の趣味の妄想漫画がこうまでなるかと驚いた。なんというか枯れてるのに生気に溢れてる。不思議なものを見たよ。「崖の上のポニョ」より数倍振り切ってる。

とにかくコレに尽きる。当該掲載誌は持ってないんだけど(すぐに単行本でるだろうと思ってたのが、なかなかでなくてやきもきしていたが、実は鈴木Pの陰謀で映画化が進んでいたのだ!(笑)
その時は、宮さんの趣味の妄想漫画でしかなったわけだ。
その妄想漫画たちは1度映画になっている。それは今回と同じく飛行機が主軸になっている「紅の豚」だ。
公開当時、今回の主役の声を務めた「庵野さんがパンツを脱いでない!」という発言をしたのは知ってる人なら知ってる話。ようするにポルコは豚なのにカッコつけてる。全部をさらけだしてないというのだが、それを思うと今回の「風立ちぬ」は庵野さんまだ全部おろしてないけど思い切ったと。こういうのを作れる70歳はいないとインタビューなので語っていた。

まあ内容に触れてるんで直接的にはネタバレしてないけれどそこらへんはよしなに。
[PR]

# by tonbori-dr | 2013-08-07 23:18 | Movie

ヤマト2199新OPについて【ネタバレ】

一応ネタバレというのは、その件の新オープニングがこれまでと、これからの場面シーンのバンクを使って曲にあわせてつないだ物だから。
ようするにこれから出てくると思われるシーンも一部混じってるわけで。まあ大体がこれまでのシーンを使っているんだけれど。

でも問題はそこではなくて、これまで歌手はささきいさおさんから変わったがささきさんも含めたスーパーユニットとして旧作のテーマソングを使っていたのだが、物語も中盤を越え、2クールアニメではよくある新OPをいれてきたんだけど…まあ正直アップテンポのロックナンバーなワケですよ。しかもあまりヤマトの内容とも関係あるとも思えない感じで。

まあこれまでも内容に関係ないアニメOPなんぞ星の数ほど合ったし(ちなみに90年代?あたりからの流れだと思う。)そこで目くじらたててもなあと思うけど、今回は前期OPでわざわざ旧作テーマをつかってたわけだし。エンディングは旧作「真っ赤なスカーフ」を使わず最初は中島みゆき作詞、中島美嘉ボーカルとかその次は新しい女性ボーカル曲をつかってるわけで、それなら個人的には問題なかった(問題視している人もいたけど、まあそこまでビジネスからの要求を拒むのはあまりにも。どこかで妥協は必要かと思う)でも今回のは初手から旧作のOPを聴かされて、それに馴染んでしまっているというのもあったし、旧作のなぞったエヴァの(こういう言い方もいい加減アレなんですが)庵野監督によるコンテのOPとの相性も考えると今回のOPは若干どうだろうかと正直感じた。

物語は16話からますますヒートアップしていくので(もちろん旧作の山場であったあの会戦も含め)ほんとうに毎週楽しみに観ていただけにこういうことで興がそがれるのは個人的には残念でならない。

まあこんな場末のブログで吼えてもどうかなと思うけど、これからも観るけど、OPにももしかしたら慣れちゃうかもしれないけど、それはOPがいいからじゃないのであってこれは歌ってる彼らと観ている自分にとっては残念なことだ。
[PR]

# by tonbori-dr | 2013-07-21 18:31 | anime&comic

今宵、水の星を杯にして、もしくは星の道標。「翠星のガルガンティア」

まあこんなタイトルを考えたのはこういうエントリを読んだからだ。
404 Blog Not Found:ロングピース社への対義提言 - 作評 - 翠星のガルガンティア
先ごろ最終回を迎えたアニメ、『翠星のガルガンティア』。
このアニメのシリーズ構成を(脚本は初回と最終回を担当)『PSYCHO-PASS サイコパス』『魔法少女まどか☆マギカ』虚淵玄が担当しているということで、最初から気になっていた。
先のクールは深夜アニメでメカ(ロボットモノ)がいくつかあったが正直最後まで観続けていたのはこれだけだった。
マジェスティックプリンスは心がときめなかったし、ヴァルヴレイヴは3回まで観たがドロップアウト(^^;
ちょっと脱線するけど、ヴァルヴレイヴは3回まで観て、なんじゃこれえええになったけど、若い人は突っ込みながらも楽しんでたり、ドンデン返しとかそういうスピード感溢れるストーリーでもりあがっているようだ。自分はまったく分からないけれどもしかするとコレが今のトレンド最先端でそれならそれでもいいと思う。
まあ単純に自分には合わなかっただけで。
こっからは適時ネタバレもいれつつ。

とガルガンティアだが、最初はヒディアーズという『トップをねらえ』の宇宙怪獣みたいなの?とずっと戦争をしている人類側の戦士、レドが人類側の命運をかけた戦いでワームホールみたいなの?で撤退作戦の殿(しんがり)を務めてたときにそのホールが閉じる際の時空間のねじれで遠くの星系へと飛ばされた。人型兵器チェインバーととも長い時間漂着し、人工冬眠から目覚めた先はある惑星だった。その星は表面すべて海に覆われ変わり果てた人類の始祖の星たる地球。そしてそこには大きな船団を組んで生きている人類の姿があった。というあらすじ。

ネタバレもしていますよ。
[PR]

# by tonbori-dr | 2013-07-14 00:17 | anime&comic

今頃ですが『PSYCHO-PASS サイコパス』について

今頃なんだけれど、ちょっと前のクールで最終回を迎えたアニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』についてちょっと思うところを書き留めておきたい。

お話は未来の日本。そこはシビュラシステムが人々の心理状態を計測しPSYCHO-PASS サイコパスという値であらわし犯罪を未然に防ぐ。警察官はそれを瞬時に判断し執行できるドミネーターという銃を持って犯罪と戦っていた。そんな犯罪は未然にふせがれているはずの社会で次々起こる事件に立ち向かう刑事たちのお話

とまあざっくりいうとそういう話なんだけど、普通こういう話だとだいたい、監視システムのシビュラがまあヤバイものだったり、それを操る存在、それは巨大人工知能だったり狂った博士だったり、為政者の都合のいい支配システムとかまあいろいろあるけどそんなもんと戦うゼになりがちだけど、放送前に、そこにはいかないと明言されててどうするのかと思ったら…

ダーティハリーmeetルーキwithブルースチールでしたという。
刑事モノの映画が好きな人ならこれで大体分かってもらえると思う。
いやわかんねえよという人もいるだろうからまあざっくりと言うと主人公の狡噛慎也は元々サイコパスの犯罪係数が高い潜在犯と呼ばれる人物ではなかった。そういう係数の高い人間からそれを追う執行官という連中をとりまとめる監視官という役職でありながらある事件に関わり犯罪係数が上がり執行官となった人物。彼が追う犯罪を起こさせそれを観察し、自らの目的のために操る男、しかもその犯罪係数は低く免罪体質と呼ばれる特殊な人間、填島。彼らはどちらも「殺人者」である。この構図は幾度と無く繰り返されたフォーマットであり西部劇、時代劇でも繰り返し描かれた同じ性質を持つ人間同士(やることは真逆だが)そしてそれの代表作ともいえるのはやはり「ダーティハリー」のハリー・キャラハンと連続殺人鬼のスコルピオだろう。

特段「ダーティハリー」を目指したわけじゃないだろうが結果的には狡噛と填島、この二人の対決はやはりハリーとスコルピオを想いおこさせるに充分であり、オマージュになっているなという感じを強く受けた。
となると狡噛の相棒であり上司でもあるが物語り上「ルーキー」の常守灯。
そうハリー・キャラハン演じるイーストウッドが出演した「ルーキー」という映画はハリーを演じたクリント・イーストウッドが新人刑事のチャーリー・シーンを一人前のデカにしていく話で、実は色々アレなところもあるけどクリントファンなら外せない一本。結末も含めて彼女にはルーキーを強く感じた。それプラス彼女にふりかかってくる試練を思わせるのは「ブルースチール」だろうか。
連続殺人鬼にストーキングされ彼と対峙する女性警察官の話でこれも「ダーティハリー」の合わせ鏡になっている映画といえよう。

そういう風にいわばクラシカルな装いさえ感じる二人の対決と観た。もちろん未来の管理社会ディストピアテーマもあるけど、それは舞台仕掛けであくまでも相容れない人物の対決という点では、一種「ダーティハリー」のさらに雛形になっている西部劇や中世から続く決闘モノということが出来るかもしれない。

ただディストピア(システムによる管理社会)が伏流するとそっちとの対決、もしくは二人の決闘をそれに委託したくなる。でも実は二人の戦いはそれにもかかっている。

狡噛と填島の対決はシステム(シビュラと呼ばれている)によって阻止されようとする。だが二人はそれを互いに良しとせずあくまでも対決しようと動く。それはシステムからの逸脱であり反逆である。もちろん殺しあうという結果が良しとされるかはまた別だが、少なくとも二人は決闘する自由を求めるために抗った。

対してルーキー常守はあくまでシステムの中で出来うる反抗(レジスタンス)を選んだ。そういうバランスはちゃんと取れていたと思う。

閉鎖されたディストピア世界でのお話だけどあくまでもクラシカルな話が展開し魅力的なキャラクターも多いのでまだまだこの話は続くのではないだろうかと思わせる作品だった。
[PR]

# by tonbori-dr | 2013-06-27 23:25 | anime&comic

ちょっと押井監督がガールズパンツァーに申していたので

ひさびさのエントリ。しかも下書きなしてざっと書きなぐっておりますのでよしなに。

最初に目にしたのはこのエントリだった。
押井守監督 「ガルパンが突然人気が爆発したのかいまだにわからない」「ガルパンってけいおんの戦車版でしょ?」|やらおん!
でそのソース元エントリは、
押井守のガールズアンドパンツァー語り - 基本読書
ああ、やっぱりなあと思った。押井監督はまずガルパンを観てないだろうし、(というか基本的に他人の作品を観てるのかどうか、あんまりアニメは観てなさそうなんだよな、あ、これは個人的な見解です)一般的な感想を求められたらそらそういうでしょとは思う。
ようするに経験則からくるヒットのある程度の方程式みたいなもの?まあそんなものを揃えてもヒットしないことも多いけど、それでもコレとコレがあればヒットするみたいな、まあ押井さんも天下の負けず嫌いだからそういう話をしたんだろうと思う。

けど、自分も実はちょっと気になってるところがある。一応おいらはガルパン観たし、面白いなとも思ってるが、若干ひゃっほおおいとならないのは、いや戦車ってそんな甘いもんじゃないんじゃないの?というそれに尽きる。もちろん実際の戦車に乗った事は無い(いいとこ装甲車止まりです)けど、細かいことが気になるのがおいらの悪い癖。
まず砲弾。相当重いです。そして旧式な戦車だと手動で砲弾を装填、尾栓を閉じなくちゃならない。アニメで重そうにうんこらせとやっててもいやそもそもそれ本当に出来るの?というエクスキューズが先に立ってしまう。それと何をするにも戦車は重い。まあそれは宮崎監督からの受け売りなんだけども

泥まみれの虎―宮崎駿の妄想ノート

宮崎 駿大日本絵画

これこそがブラックハヤオの妄想力。こっち系全開の黒ハヤオの映画も観てみたいもんだが。

スコア:


まあこの本とか、同じ出版社から出ている「雑想ノート」、他小林源文先生のマンガとか松本零士先生の戦車の描写を観過ぎているせいかもしれない。
とかく戦車は重いもんで少女のか細い腕でうごかせるのと?もちろん鍛えてる女性ならいけるかもしれんけどガルパンのキャラクターっていわゆる美少女でそういうもんじゃないですやん、みたいなね。

だからといってガルパンがつまらんわけでなく、ああこれほどマニアの琴線をくすぐるとはなあというのもある点からは分かる。実際面白かったし、それは戦車の戦い方がリアルだったり、少女たちの機微がちゃんと描けてたりとかの部分なんだけど、だからこそ何故に戦車?みたいなのはね、喉のささった小骨みたいな感じでありました。これはもう自分の趣味の遍歴の積み重ねだからしょうがないなあと。そらもうン十年のモノだから(苦笑

あ、戦車の厳しさを体感したかったら「パンツァー・フロント」ってゲームがオススメです。

PANZER FRONT bis.

エンターブレイン

スコア:


既に生産が終わってしまったPS2専用だけど、これ固いよーあらゆる意味で。
これをやるとⅣ号であそこまでというのがどれだけ凄いことか体感できる。っていうかパンターとかティーガーの恐ろしさを実感出来る。
[PR]

# by tonbori-dr | 2013-05-10 23:34 | anime&comic

例え空が落ちようとも。「007 スカイフォール」

さすがに50周年。ここに007が真に帰還したという、上手いことやったなという脚本だが、さらにもう一つ仕掛けがあった。
さすがにそれには驚いたがネタバレになるので後述する。

で真の帰還って、じゃあ今までのボンドはなんやねんという話になるけれど、そこらへんはコネリー時代にということ。なるほどコネリーにもオファーを出すという話があったのも頷ける。
そういう意味でも今までも007をそこに戻ったかという感じで感慨深い。トムのMIや ボーンの味も取り込みつつ、そこへ落とし込むのかと。なるほど007最高傑作というのも頷けるがいろいろそこが楽しめない人にはちょっとキツイか。だが英国らしい映画だった。
でも純粋なエスピオナージュ映画としては「裏切りのサーカス」の方が上だと思った。でも実は両方ともよく似た構造もってる。と思います。ちなみにタイトルにもいろいろかかってたのは凄い。
タイトルのスカイフォールはラテン語の『"天が落ちても、正義が行われるようにしよう。"』という格言にかかっており、それはすなわち今回ボンドが置かれた状況であり、MI6の立場をも含む。
またその上で、ボンドの生家である、スコットランド・グレンコウにある館の名前でクライマックスの舞台というダブルニーミングになっている。
Fiat justitia ruat caelum
クラシックスタイルを今のスタイルに仕立て直したというべき映画だったね。007はここに原点に戻ってきたということをつくづく感じた1本。
でもこの作品はおいらの好きな007は『ロシアより愛を込めて』なんだなと今更ながらに感じる。でもスカイフォールを楽しむにはゴールドフィンガーを観るのがいいって映画評論家の町山さんがおっしゃってて、それはかなり的確だよなとも。
冒険小説によく使われる主人公が困難に遭い、それに立ち向かい、時には何かを喪失するかもしれないが、困難を克服し、成長するというべたなお話をちゃんとやった映画でした。

余談とかネタバレとか
[PR]

# by tonbori-dr | 2013-03-09 22:23 | Movie

御大の息抜き「人生の特等席」

ついでに「人生の特等席」。これなあ…。悪くないというかウェルメイドな人情劇なんだけど教科書過ぎてというか。
とりえあずクリント御大のお歳を考えるとこれが最後かもと思ってクリント成分を感じてきましたという映画だった。当然「グラン・トリノ」級ではないし、まあなんというか小品だよね。いわば米国ドラマのミニシリーズな感じ。

悪い話じゃないしくさすもんでもないけど、まあ、ああこういうもんだよねという。やっぱり超ド級のあとだと食べたり無くなる気のする1本でした。うん。でもまたクリント御大でるなら多分観るねw


『でも脇で使うという度胸のある人はいないのかねえ。(これはマジで思ってる)』とツイッターでつぶやいたら、映画ブロガーというよりトーさんが縁でのmicchiiさんがいや主人公はザ・ファイターにも出てたエイミー・アダムスが演じるクリント御大の演じるガスの娘が主人公でしょと。
これは多分そうだと思う。その方がしっくりくる。ただクリントの佇まいが助演でなく主演オーラが強いのでまあなんでしょうそういうことです(ヲイ!

というかまだおいら「マネーボール」を観てないんですけどれど「マネーボール」のようなデータや成績を見て選手を決めるのがあれじゃねーぞという話なのかなあっていうのもちょっとひっかかりました。いやそれ自体は間違ってないと思うんですが。そこはマネーボールを観てからまたちょっと考えたいと思います。

でも昔かたぎvs最新技術ってのはいつの世でも話として組み立てやすいけど実はガスだってデータは読んでる(新聞からだけどね。)しなんというかそこに落とし込まれるとねという気はしましたよ。
[PR]

# by tonbori-dr | 2013-02-23 16:07 | Movie