監督たちの習作「トワイライトゾーン」

またまたお誘いいただいたので観て見ましたよ、「ブログ・DE・ロードショー」。
今回のお題は「トワイライトゾーン・超次元の体験」
映画鑑賞の記録 5月の「ブログ DE ロードショー」の感想 / 次回のお知らせ等

フジのテレビで「世にも奇妙な物語」ってのがあるけれど要するにそれの元ネタ。ちなみにOPのプロローグで言われていた「このドアを想像の鍵で開けてください。新しい次元が広がります」っていうのはウルトラQのOPナレーション「これからの30分、あなたの目はあなた肉体を離れこの不思議な空間へと入っていくのです」はコレに影響されているのは有名な話(ちなみにちらっと言及されてたアウターリミッツにもである)

第1話はブルース・ブラザースのランディスによる人種差別主義者の男、ウィリアム(ビル)・コナーの話。オムニバスのためかなり直接的な表現が多いなという感じ。以前にTVで観たときはそれほどにもなかったが字幕で英語を聞くと出だしから飛ばしてるんだなという印象。そしていきなり彼はトワイライトゾーンに迷い込む。
しかし「コンバット」のサンダース軍曹が普通のしかもちょっと嫌な親父リーマンに扮して第2次世界大戦下に迷い込んでドイツ軍におっかけられるところを観るといろいろ複雑である。なんせ『コンバット』けっこう観た人だから(^^;
まあコレはようするに地獄巡りってやつですよね。ナチにはユダヤ人として追われ、KKKには黒人としてリンチにかけられそうになるわ、でもベトナムはアレだなやっぱりアメリカ人から見ればアジア人は全部一緒って話なんだな、そういうところを無邪気に抉るのはランディスらしい。そういう意味でも色々考えさせられる。でもビック・モローが水面から顔を出すところはやっぱり「地獄の黙示録」のウィラードが念頭にあったに違いない!(トワイライトゾーンは83年、地獄の黙示録は79年)

第2話はスピルバーグの老人を主人公にしたお話。老人ホームに新しく入った黒人の老人ブルーム。皆に缶ケリをしませんかと提案する。一人反発するコンロイ。彼は週に一度面会に来る息子夫婦に外泊を求めるがそれを息子夫婦に拒否されて寂しさを募らせていた。
果たして深夜にブルームたちは缶ケリを始めるが…。
裏ピーターパンですね、わかります(笑)この作品、よくよく考えるとスピルバーグの習作って感じがする。スピルバーグのテーマでもある「大人になりきれない大人」を格調高い大人のファンタジーに落とし込み作り上げた部分は完全に自分の中の想いを作品としてどのように作ればべたに言えば賞を獲ったりできるのかというのを実験したんじゃないかと。
けれどスピルバーグのピーターパン信仰がいい具合に結晶化している1本だと思う。
後年彼が『フック』を撮る事になるのも頷ける。但し『フック』ちゃんと観たことはない(苦笑)

第3話はジョー・ダンテ監督。グレムリンのような映画を撮っていたことからファンタジーな人かなと思ってたがなかなかどうして反逆の人らしい(笑)そんな彼が撮った1篇はやはり毒々しいカートゥーンのような1篇。ヒロインは退屈な日常に飽いていたヘレン。ドライブインで道を聞いたときにちょっとした接触事故を起こしてしまい、倒してしまった少年アンソニーを家へ送るのだがその家は…。定番だよねえこういう話は。田舎での親切はいつも「鶴瓶の家族へ乾杯」のようにはいかないってことだよね。いやまあそれは皮肉が過ぎるか(苦笑)建物の中が妙にカートゥーンっぽいところから不穏であるが、それは無邪気で悪意が無いがゆえの力。それに戸惑っていることへの裏返しか。結末が若干弱い気がするがダンテが誰か教えて?っていう心の叫びなのかもしれない。あと付け加えるなら割とダンテ作品の常連で固めているらしいので観たことあるなーって顔が多かったのも特徴。だがヘレンの役をやっていたキャスリーン・クインランが「アポロ13」のラヴェル船長の嫁さん役の人とは気がつかなかったでござる。

第4話、マッドマックスのジョージ・ミラー。主演はジョン・リスゴー、このエピソードは超有名。なんだろ?最初は何かの本(怪奇現象ネタとかを集めている本だと思う)で読んだことがあるしTVで観てもこのエピソードは何故かよく覚えている。但し元ネタ(なんとリスゴーの役回りはウィリアム・シャトナー、カーク船長だそうだ!)は覚えていない。ただ翼のゴブリンは凄く覚えている。リスゴー、『リコシェ』とか『レイジング・ケイン』などの狂気の演技も印象深い。こういう神経質演技はやはり上手い。あとワンシュチュエーションのため音楽でベタに盛り上げている。でもそれが分かっていても怖いんだよなあ。まあツワモノは来るぞ、来るぞ…キター!!!!ってなりますが(笑)あとリスゴーにからむ少女がまじでウザイのもいろいろ嫌な感じを盛り上げている。でもこれで飛行機に乗るのが怖くなる人もいるかも。なんせ未だにあの鉄の塊が空を飛ぶのが信じられないという人も多いそうですから(苦笑)あとゴブリンのある仕草に大爆笑。キーワードは「だが○○じゃあ2番だ!」(爆笑)
そしてそこからのエンディングエピローグにプロローグにつながるちょっとしたネタが。
普通の映画評ではコレが一番推されている。確かに過去ではちゃちな特撮も当時の技術でということで評価が高くなったのだろうが、実は基本に忠実かつ、ただ元ネタのままのリメイクではなく、だがワンシュチュのセオリーどおりに恐怖をじわじわと盛り上げる様は上手いなとは思うが手堅いねという気がしてマッドマックスもそういえばビジュアルが鮮烈だったけど、お話は手堅い復讐譚だったなと。

この映画、当時気鋭のランディスが撮影中の事故でヴィク・モローを事故死させてしまい(映画ではそのシーンは使われていない、バラエティの未公開フィルム公開みたいな番組ではそれから数年後繰り返し流されている)訴訟となって結局、彼は精神的にも傷ついたという。その後も映画は作り続けていて例えば「サボテン・ブラザース」や「星の王子様ニューヨークへ行く」「ビバリーヒルズコップ3」などのヒット作もあるものの全体的に見ると前ほどの輝きは無くなったのはやはり事故の影響ではないだろうか。そのためオチも含めて当初かんがえられていたどおりではないのだとか。そこも含めてランディスのパートは残念。スピルバーグは上に書いたとおり。まるでこの後の彼を予感させる習作だなと。ダンテの作品はダンテらしいけどオチが弱いかな?ミラーは手堅いという印象。
そうこの映画、ちょっと足りないところで止めててそれぞれがちょっと腕比べをしてみた習作というイメージなんだ。なぜか世間様の評価が第4話が異様に高評価だけど(笑)ただリスゴーの演技は超キレキレなのは認めます(爆)

ちなみに当時気鋭の監督だった4人、ランディスは上に書いたが、オスカー常連となったスピルバーグに対しダンテはその作風を固持し続けているためハリウッド的には馴染んでいるとはいい難い(面白い映画をつくるんだけども)で、ジョージ・ミラーは最近あまり名前を目にしないなと思ったらプロデューサー。脚本などの製作に回ることが多いのだとか。「ベイブ」や「ロレンツォのオイル」とか「マッドマックス」からかけ離れた作品をハリウッドに渡ってからは作っているけどようやく自身のヒットシリーズ『マッドマックス』新作を作るというニュースは記憶に新しい。


そうそう実は次のお題はおいらなのですf(^^;)そんなわけでまた時期が来たら告知するとかなんとかありますのでこの機会にそういうのがあるんでよかったら、どうぞみたいな。
詳しくはmiriさんのブログ、「映画鑑賞の記録」のエントリをどうぞ
映画鑑賞の記録 【ブログ DE ロードショー】ってこんな企画です☆
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by tonbori-dr | 2011-05-24 23:16 | Movie

武侠「孫文の義士団」

個人的にはドニーさん映画としては『イップ・マン(葉問、1、2)』だなと思うんだけども、これはドニーさん、主人公格ではあるけれどあくまで孫文めぐる人々を中心とした集団群像劇なのでそういう意味ではすばらしい映画だし、武侠片としても傑出した映画だと思う。

時代は清朝末期。動乱の時代を迎え、革命家孫文が亡命先の日本からその高弟たちと今後を計画するために香港へ入ることになるのだが、清を支配する西太后は孫文の暗殺指令を発する。命を受けた清の将軍ヤン・シャオグオ将軍(演じるは、赤壁で趙雲を演じたフー・ジュン、熱演!)その頃新聞社の編集主幹、チェン・シャオバイ(レオン・カーフェイ)は香港入りする孫文の計画のため資金援助を香港の豪商リー・ユータン(ワン・シュエチー)に仰ぐ。商売人であるユータンはあくまでもスポンサーの立場を崩さないがイギリスの大学に留学していた息子チョングァン(ワン・ポーチエ)はシャオバイに傾倒していた。そんな中、孫文が香港に入ると同時に襲撃するという情報に備えるシャオバイは清の元将軍で国を追われたファン(サイモン・ヤム)に孫文の護衛を頼むがスパイによってその隠れ家はつかまれ暗殺者の襲撃を受け壊滅してしまう。孫文がやってくるのは2日後、1時間の滞在期間を守りきるためヤン将軍率いる100人を越える暗殺団にそれぞれの理由を胸に集められた義士たち。清と通じている香港警察の警官、シェン(われらがドニー兄さん)乞食をしている御曹司、リウ(レオン・ライ)リー家の使用人で車引きのアスー(ニコラス・ツェー)、巨漢の豆腐売りワン(メンケ・バータル)暗殺団に復讐を誓うファン将軍の娘、ホン(クリス・リー)、囮として暗殺団をひきつけるため孫文の替え玉になるチョングァン。彼らが過酷な1時間に挑む。

原題の十月圍城とは10月の決起という意味?らしい(google翻訳)、不勉強で知らなかったんだけれどこの10月というのはこの話し合いが1906年10月11日から始まり孫文が15日の事を指していると思ったが、それから5年後の1911年の10月に辛亥革命が成された事もかけているタイトルのようだ。

孫文の辛亥革命に至る過程で名も無き人たちの戦いのそれぞれの誇りと想いをかけた戦いがあったという、時代物が好きで集団戦が好きな人には超胸熱な展開。いわば逆「十三人の刺客」なわけでさしずめ吾郎ちゃんの演じたキレ殿パートがフー・ジュン演じるヤン将軍か。

いつもは超カッコイイ、ドニーさんのやさぐれ感もまたいい感じだけどやっぱりやさぐれていてもカッコイイ(笑)ドニーさんが観れる。バクチで身を持ち崩し嫁が生まれたばかりの娘とともに出て行きされにやさぐれる様が新鮮(笑)。
そして義士に参加する動機も今は商人リーの後妻になってる元妻からの願いっていうのが泣ける。
車夫のアスーの悲しい恋とか豪商の息子よりも理想に生きるチョングァン、息子を想う父ユータン。理想に燃えるシャオバイなどの見所多いんだけども、特筆しておきたいのは許されぬ恋で全てを失ってしまったリウ(レオン・ライ)の立ち回り。漫画「ハチワンダイバー」で一番強いのは失うものが無い者といっていたけど(だからジジイとババアが最強と(^^;)リウはこの世に未練が無いただ無為に生きているだけ。だからユータンにその腕を貸して欲しいといわれたときに、即答で一番の難関をといった。理由を聞かずに。このシーンはまさに侠である。実はこのレオン・ライの鉄扇のアクション、実はドニーさんにも勝るとも劣らない。孫文の生家の下の通路階段でのバトルは華麗かつ凄惨で迫力がある。またそれぞれのエピソードの挟み具合も長すぎず短すぎずいい具合(上映時間は長めだけども)

そういえば『イップマン序章』の感想をまだ書いていなかったんだけれども、この物語はあちらが人間の誇り(矜持)の物語で必見とツイッターでツイートしたんだけれど、こちらもそれぞれが引くに引けない事情を抱えて、その矜持にしたがって散っていく、これぞまさに武侠片という映画。それとともに香港、中国の合作として今の大陸と香港の融合がすごいことになっていることを体感するにも必見な1本。

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by tonbori-dr | 2011-05-22 15:26 | Movie

アメリカの大家族『ザ・ファイター』

そういえばオスカーの助演を抑えた『ザ・ファイター』を観てきたのだった。残念ながらやってる映画館は減ったみたいだけどこの映画もまた鑑賞に値する良作。

なんというか助演のような主演俳優とも言われてしまうチャンベールことクリスチャン・ベール。その演技メソッドはデ・ニーロのように体型さえも変えてしまうほどのいわゆる役者バカ(褒めてます)。「リベリオン」のような色物(おいらは大好きだけどな!!ガンカタ、サイコー!!!)でもそれは遺憾なく発揮され彼がやっているからこそガンカタは完成を見たと言ってもいいよ。そんなまさにクリスチャン・ベール独演会な感じ(笑)もするが実は主演(製作もかねている)のウォールバーグも薄ーい主役をいい具合に演じててその受け具合がいいケミストリーを生んだんじゃないかなーと思ってる。

物語は実在のボクサー、ミッキー・ウォードを描いた話である。実はこの人、玄人好みなボクサーだそうでおいら全然知らなかったけれどツウの人には、アルツロ・ガッティとの対戦で知られている人なんだそうだ。
そんな彼の兄ディッキー・エクランドも元ボクサーでかの有名なシュガー・レイ・レナードからダウンを奪った(試合は負けたが)のが自慢。だが悪い友人とつるんでヤクに溺れてその生活はボロボロ。だがウォードのマネジメントを仕切る母アリスはディッキーを溺愛し、またボクサーとしてのミッキーに期待もしていた。そんな中ディッキーが警察沙汰を起こして刑務所に放り込まれる事になってしまいミッキーとディッキーの仲は急速に悪くなるのだが…。
実際にはもうちょと話があるんだけどもまあかいつまむと才能はあるが破滅型の兄と決して出来はいいとは言えないが努力が光る実直な弟。マサチューセッツのローウェルという典型的なアメリカの古い都市で貧しい白人家庭に育った二人。アリスは一度離婚し子沢山。才能のある息子のマッチメイクも仕切るゴッドマザー。そういうごった煮の状態で半ば愛憎渦巻くなかでの人間模様を丁寧に描いている。

タイトルにアメリカの大家族と書いているけど、どう考えても生活の糧を、アリスの旦那(請け負い工事業者)だけではなくマッチメイクではいってくる大金を当てにしていてそれに全員の生活がかかってる感とか、町のどん詰まり感とかそういう部分がそこかしこに描かれてて奇麗事だけじゃねえんだよっていう部分をちゃんと描いている。

元々は『ブラック・スワン』いやここは『レスラー』のダーレン・アロノフスキーが監督する予定だったが『スリー・キングス』でマークと組んだ、デヴィット・O・ラッセルが監督する事に。そしてディッキーもマット・デイモンからブラピが演じる予定がまた転じてベールになったという。(allcinemaOnlineより)
映画 ザ・ファイター - allcinema
この2人のディッキーも面白そうではあるがベールの迫真の演技はまさにオスカーモノであったしアリスを演じたメリッサ・レオがまだホワイトトラッシュのおばちゃんをまさにはまり役といっていい感じに演じている。

この映画、普通ならもっと劇的にも出来るだろうし、うそ臭く固めることもできたろうに、ベールのおかげで上手く着地した。そういう意味でも役者の力が(それはそれを受けきった主演のマークもなんだけど)発揮された映画だった。

ちなみにエンドロールで実際の二人が出てくるがまた味のある風貌でいかにもゴツっとした弟とチャラい感じの兄貴。でも二人の絆の固さが伺えるいいエピローグだった。

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by tonbori-dr | 2011-05-13 23:53 | Movie

王道『英国王のスピーチ』

なるほどこれは王道。オスカーもなっとく。

史実ベースだが、ダメな主人公が一癖ある導師に導かれと言う古典的フォーマットにのっとっており、隙がない。
さりとて余裕がない訳でもない。

実話ベースの歴史秘話ヒストリアな事実をストーリーとして良く構築している。
ただまあ個人的には、オスカー対抗馬だった『ソーシャルネットワーク』が好みなんだが、だからといってこちらが劣っているわけじゃない。いやむしろこちらが上だねとさえ思わせる。

ただ自分が『ソーシャルネットワーク』がいいなと思うのは、現実の合わせ鏡である不安感やアンバランスさでざらっとした手触りなんだけど、こちらはきっちりとした王道の物語。そういう部分が出来上がってるなという感じだからかも。いや若いんですけどねこの監督さんw

先にダメな主人公が実はザ・ワン(選ばれし者)であり導師によって導かれる古典的なストーリーと書いたが、ほんとうに実際にあったことでもある。ダメ兄貴(演じたのはガイ・ピアース!そういえば去年のオスカー受賞のハートロッカーにも脇役で出演。実はラッキーボーイかもw)が家を未亡人と恋に落ちてしまって出奔、そこで望んでいないのに王座につくことになってしまう主人公バーティ(愛称でそれで彼を呼べるのは王族のみ)ことヨーク公。

おりしも第2次世界大戦前夜。ヒトラーの台頭に欧州が揺れていた時代。確固たるリーダーシップが求められていた時代で、立憲君主国である英国では精神的支柱として王が求められていた。

実はダメ兄貴のエドワード8世、後のウィンザー公もいろいろあって、ここじゃ奔放なバカ兄貴ではあるが、いろいろと複雑な人間であり面白いエピソードを持つ。ちなみにヒトラーなどとも接近したことがあってまあ終生スキャンダラスな話が付きまとった。

でもこれは主人公ヨーク公であり後のジョージ6世の物語であるのでそこに絞りきった事が良かった。チャーチルにチェンバレンなど歴史上の人物も出てくることも彩を添えている。

そしてまたいいのがヨーク公の妃、エリザベスだろう。演じるはヘレナ・ボナム・カーター、魔女とかトランプの女王とかのエキセントリックな役も上手い人だが、今回は非常に大胆で、機知に冨み、母性豊かな王妃を好演した。まあこの人もいろいろ面白いんだけどあくまでもジョージの妻であるという部分をきっちりと描ききったって感じがまた好感触。

非常に万人にオススメできる佳作。ロングランでムーブオーバーやってるんで時間がある方は観ても損なし。

「英国王のスピーチ」の映画詳細、映画館情報はこちら >>

余談っていうか雑感。
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by tonbori-dr | 2011-05-12 23:02 | Movie

エヴァーグリーンなOP。

最近ブログお友だちの方々がまた企画モノをやってて楽しそうなんだけど、
といっても縛りのあるモノが苦手でバトンもスルーしているのでどうしようかなーと思ったんですけれどもレンタル屋は無理でもOPはちょっとご紹介しておきたいと。

元ネタエントリはこちら
愛すべきオープニング名場面ベスト10 - 愛すべき映画たち
でそこから、
きょうのわたくし : アニメ・オープニング・クレジット けっこう思いつきのベスト5 #1


そんなわけでまずはwebから一掴み。

まずはアニメから。
これ。ガキの頃晩飯食べながら親と見てました(マジで)
これが自分のメートル原器。越えたものは…そんなにねえなあ(爆)

ルパン三世OP
いいのありませんでしたので…。気になる方はDVDで是非ご覧を。そこには古びないものがあります。

ルパンのOPは、いくつかパターンがあって、初期の大隈さんの時期にもいくつかパターンがあるけど。演出が高畑&宮崎御大への交代時期?にもがらっと変わった。チャーリー・コーセイさんから軽快なサンバリズムのYOSHIRO・広石さんのバ-ジョンがある。こちらも名OPなんだけど画質のいいのがなかったので。
でもルパンのOPを越えるってのはほんと少ない。そもそもこのOPってパッチワークで、TVシリーズ前に制作されたパイロット版の映像と本編の映像をつなげているだけなんだけどコレがめっぽうカッコイイ。海外のドラマのOPもそういうのが多いんだけどセンスを感じるOP。
たぶんカウボーイ・ビパップもかなり影響受けてると思うのである。(私見だけど)

お次はドラマから。
木枯し紋次郎OP

これはOPのみだけど本編はアヴァンがあってからこのOP。
いきなりOPでないところがいいんだよねえ。映画的で。
市川昆の手によるものだと思う、多分、ようしらんけどww(市川昆劇場だからね、なんせ)

おまけ
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by tonbori-dr | 2011-05-10 00:47 | column

天使大戦サッカーパンチ『エンジェル ウォーズ』

「エンジェルウォーズ」こと「サッカーパンチ」観た。
こりゃあ、ザック・スナイダーが観たい画をフィルムに焼き付けた映画だな。
これにシンクロ出来る人は容認出来るだろうし出来ない人にはきついと思う。
空想いや妄想の戦闘シーンと現実の境界が曖昧で、インセプションされていく感覚。だけどあまりにその落差は激しく多くのものを取りこぼしていく。
でも、個人的にはトリニティがもっと可愛いねーちゃんでゴーゴー夕張だったらなあーと言うスナイダーの妄想力には感服したので良しとするかと思ったが…。

いろいろ難しいところもある。ただこのあたりは先に感想を書かれているエキブロ友だちのGun0826さんの言による
最初っから「俺ジナルな世界であられもないコスプレのヒロインがドンパチしちゃう映画だー!」ってやればいいのに、ザックさんは恥ずかしがりなのか、理由付けしちゃった。
そんでその理由ってのが一見さんでも気になっちゃうぐらいに真正面から描かれてるもんだから、困る。

えろぶろ at Excite : エンジェルウォーズ
というより実はそういう妄想も(日本のアニメネタも含めて)好きななんだけども映画的要素として「未来世紀ブラジル」とかも好きだろう、アンタみたいな気がする。いやテリー・ギリアムが好きみたいな。
で、それを上手くやろうと思ったらコレはもう奇跡にかけるしかない(苦笑)多分、ホンを練れば練るほど蟻地獄にはまるみたいなもんで筋が悪すぎるみたいな感じで。『未来世紀ブラジル』以降のギリアムがはまり込んでいるドツボと同じように。
そんでアメリカで受けなかったのはなんとなく何をしたのかが分からないと。さりとて『未来世紀ブラジル』のような皮肉さや居心地の悪さにも欠けるし、映画評論家の町山さんの言うところの抜きどころが少ないんじゃないかなーって思った。いやもともとギリアムもそんなに受け入れられている人じゃないしな(笑)

でもビジュアルはそうとうなもんで、やっぱりなんか彼のビジュアル力を活かせるホンとか原作があれば輝くのではないかと思った次第でござるよ。ギリアムが雇われ仕事だとそこそこやるのと同じように(爆)

キャストとか
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by tonbori-dr | 2011-05-08 02:19 | Movie

お祭りヒーロー集合映画!「オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー」

仮面ライダーって生誕40周年だそうで。
もともと毎日系で放送してたんだけど(NETのねじれ問題あって)平成に入ってテレ朝系で復活。
実はそれほど熱心におってたわけではなくクウガ、アギトとか龍騎とか熱心に観てたわけじゃない。
でもたまに観ると、子供向けかコレ?みたいな感じではあったけど。あと響鬼とか途中の路線変更は残念だったがかなり野心作だったしね。ほかはまあちょぼちょぼだけどキャラのカブトとかキバとかもあったなー。

平成ライダーで一番通しでちゃんと観て面白かったなと思ったのはわりと最近の作品「W」かな。これは平成ライダー10周年記念ということで仕切られたことで(記念作としてはディケイドだったけど)力も入ってたし実際面白かった。バロム1チックな二人で一人も良かったし。

と前置きが長かったが観てきましたよ、オールライダー。
これ、子どもの頃に観たら、狂喜乱舞だっただろうなと(笑)
その昔にあった東映のまんが祭りのマジンガーZ対ゲッターロボを思い出すようなお得感(笑)
確かにこういう作品それぞれのキャラに花を持たせるために(脇も含めて)いろいろエピソードいれて結果大味になっちゃうんだけど、それでも仮面ライダー1号、2号をあえて顔出し無しで声だけオリキャラ作品としたことで電王チームとオーズチームで話を引っ張ったのでいい感じで観れた。そしてピンチに駆けつけるブイスリャーとかw

まあその分他の平成組はその他大勢だったので不満の出る方も多いだろうけどね。でも全部組み込むのは無理があるわけで(笑)でも今回は40周年ということでまあ思い切ったなと。

ツッコミどころは電王なのでありまくりだが、それでもこの状況を成立させているのもデンライナー、いやオーナーのおかげ。個人的にはオーナー最強じゃないかと思ってる。石丸さんがもうノリノリだしあの人がいるからセンスオブワンダーで成立していると言っていい。

でもズバット、イナズマン、キカイダー、キカイダー01はやり過ぎだよ。唐突すぎるし。でもそれもオーナーの言葉で全部オールOKだもんでしょうがない(爆)

正直、もうネタ切れやろと思ったが、でもこれ出来るんやったらダブルでちゃんとスカルので1本やって欲しかったなあ。これはマジで。まあVシネマのWを観なくちゃならんよね。話はそれからか。

そういえばブラック将軍は福本精三さんが演じてたが西洋剣の剣さばきも堂に入ってる。さすが日本一斬られた男。
ああ、あとV3が宮内さんなのはアナウンスされているけどズバットもそうだったよ!

「オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー」の映画詳細、映画館情報はこちら >>
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by tonbori-dr | 2011-05-01 23:09 | Movie