状況は進行中

朝生観た後でいろいろ思うところもありネットのほかの記事も読んだりとかでざっと書きなぐったんだけどそのままにしてた。
けどやっぱりアップしておくことにします。

東北地方太平洋沖地震(東日本巨大地震)、ネット上でのデマまとめ その4 - 荻上式BLOG
前に荻上さんのこのエントリ、別のをツイッターでシェアしたがこのエントリの一部の話でちょっと思ったことを。

エントリでとりあげられてる、俳優の辰巳さんのケース。餓死は自分もちょっと表現がちょっとなと思ったし、水野美紀さんのブログエントリにも犯罪が多発しているようなことを被災地の人から聞いているという記事がたっていたように記憶している。

で、実際のところはそんなのはデマだよというのはたやすい事だけど、実はこれSOSなんじゃないかなとも思えるわけで。まず餓死は訂正入ったということだけど戦場のような状況で物資も乏しく撤退戦にもは入れない、篭城戦で行くも地獄、引くも地獄の状況ならついつい言葉はきつくなる。でも今は140文字で速攻まわせるツイッターがそういうキツキツな心情を伝言ゲームよろしく拡散してしまう。そうなるとこんどはセンセーショナルな言葉だけが独り歩きしてまってキツイ言葉の裏が汲み取れない。言葉だけが浮かび上がってる状況に感じる。テキストは伝わらない思いをつたえることもあるけれど伝わらないことも多い。顔をつき合わせても諍いは起こるのだからそうでないのに起こらないと誰が言える?

性犯罪や略奪に関しても同じで不安に思っていることや実際小さな火事場泥棒やそういえば信用金庫から金を盗んだというか壊れた金庫から盗まれた事件もあったようにそういうものは伝播するんだから否定するんじゃなくて、誰かが大丈夫だよって言ってあげるのがよかったんじゃないかな?

なんか急激な事態の急変に誰もが(もちろん自分もだけど)浮ついてしまってる気がしてならない。
原発に関してもそうでチェルノブイリ級だとしてもそれでも大多数の人が選んだ政府の方策にしたがうしかない。でおだぶつになったらそれはめぐりめぐって我々の責任ですよ、やっぱり。
この後はまあ各論になるので例えば原発の是非とか安全性議論はまたにしたいけど、朝生の連中みたいに日和見するくらいなら一緒に沈み行く船に乗るしかしょうがない、っていうか覚悟決めろよと。あそこの人らはなんか他人事でそこがなんかね、アホかいなと思いましたよ。そんなことよりそこで何が出来るかを考えた方が建設的だろってことです。タイタニックのあの沈没間際に演奏したバンドマンのように。
レベルがあがってほら見たことかとか、バカ正直に政府は大丈夫って言ってるとかを喧伝とかもうね、やめろってば。マジで。もうね安全厨とか危険厨とかさらに陰謀厨まででてきててんやわんや。
そんなことをいってると関西の秘めたる爆弾ネタが動き出すんじゃないかと思ったらやっぱり騒がれてた。
高速炉『もんじゅ』に出た“生殺し”死亡宣告 - ガジェット通信
これ自殺者もでてるし現在も進行中なため迂闊な物言いはできないけれど、そういうのを含めてとりあえずこれが収束したら思うがままにやればいいさってことで。今ガンガンいってる人たち。収束しないという人もいるかもしれんけどもさ、ともかく半年待ってみようと。半年後は無いっていう人もいるかもしれんけどもさ。
ちなみにね、原発を推進したのは時の与党だよってことはみんな覚えてるのかなということもあわせてね。
もちろん菅さんのどんくさぶりも目に付いたけどね。今この状況で白黒ってゼブラーマンじゃねえんだから。
今はただ、ただ注視するのみ。政府が東電の偉い人が何を言って何をなしたのか。おさまった時にそれをしっかり検証出来るか?そこだと思う。今、この状況下でテレビで夜中にする事じゃない。
それよりはまずは現場の問題点を洗い出すようなプログラムを作り、放送し注意を喚起する。
検証はあらためて3ヶ月めどであとは3ヶ月ごとに検証。1年経ったら半年毎のタームでするのがいいんじゃないかと。

【東日本大震災】ネット流言、漠然と「不安」駆り立て 専門家は「普段と違う状態と自覚を」+(2/3ページ) - MSN産経ニュース
産経にしてはまともな事を書いてるw

でもどっかの爺さんみたいに先の戦争とかはとは言いたくないけどね。
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by tonbori-dr | 2011-03-31 00:42 | 独り言

これぞゼントラ盛『マクロスFサヨナラノツバサ』

実は先日公開中止されたヒアアフター公開時に先にこっちを観たのは、マクロスのとの付き合いもけっこう長いしなということで(笑)ちょっとバレしているのでよしなに。気になる方はこの先は…。
そういう人のためにいっとくと気になるら観に行きなさい。で前作「イツワリノウタヒメ」を観ている人は行っときなさい。マクロス知らない人は…どうだろ、趣味の問題だし(笑)以上。

で、いろいろ細かいところも含めて前後篇を通しで観て、初めて筋が通るストーリーやなと。もちろん前後ともに、それだけで完結はしているものの完全決着という意味では前後を通してでないとやっぱりなーという気持ちだけで観に行った。そういう意味では1本の映画として!っていう人からするとアカンのだろうが、いやいや待ちなさいってば、かの「ロード・オブ・ザ・リング」だって次に続くっぷりは相当だったじゃんと。だからこれはこれで「ええねん」(笑)まあ出来とかという話になるといろいろとあるけどもまあこの作品やっぱり2本で1本のモノだった。

後半、作画のオリジン度が上がり色々TVのストーリーラインからの改変っぷりが「あゝ、映画やね〜」って言う感じを強調。そしてトライアングラーに決着つけたのだが、まさかあちらからオチを引っ張ってきたのはまさにマクロス25周年記念作品としてなるほどと思わせるオチの付け方だった。まあTVでもあの作品との関連性が強調されてたし、予想はできたかもしれないけれど、個人的にはそうするとは思ってなかったので、まあ河森監督、ほとほと皆の思ったところに落さないよなあーって思ったね。次は何時だろうか、色々マクロスは終わらないって思ったエンドだった。でも考えると今年?来年?30周年じゃなかったっけ?別段マクロスの新作はどうでもいいけど(ヲイ)メカ好き、バルキリー好きにとってはさ、そろそろ「VF-IGLOO」とかやってほしいもんです。これは結構マジ。あとゲームもVF-Xの流れを汲むものを。イマイチあのPSPのマクロスゲーは手が出ない。キャラゲーっぽいし。そもそもPSPもってないし。

ライブシーンは前作同様、シャロンを思い出したが、まさかあいつがチラ出するとは。声のみだったけどwww
そして何故か手塚先生(ブラック・ジャック、ヒョウタンツギ)が大フィーチャーされてた?なぜ?

そしてバルキリーヲチャーとしてはYF-29デュランダルに関してはもっと無双シーンが観たかったなあ。いやけっこう闘ってたけど最後の飛行シーンだけでは勿体無いなという印象。それと機体に実装されてるというフォールドクォーツの凄さが若干伝わりにくいかなと。作中のマクロス伝統の最終決戦ライブに呼応していたけれど(エヴァ風に言えばシンクロ率が高くなっているかのような描写)イアリングとの違いがあまり感じられない。まあここらへんは分かり易い描写をあえて避けたかなって気もしたが。(河森さん的にわざと)

あと小説版からのフィードバック(ワイルダー艦長のサーファー設定とか触発されたかのようなアルトの歌舞伎役者強調部分とか)もあったのは興味深い。河森さん結構リサーチしてるなって。

メカアクションも歌に負けじとゼントラ盛(初代マクロスで敵対していた宇宙人勢力、現在はその一部が人類と交わり混血も進んでいる。ちなみに体長は平均10 メートル、マイクローン技術というもので人間サイズになることも出来る、その彼らの巨大さを比喩としてつかっているようするにギガとかメガと同じ意味)でおなかいっぱい。のっけからシェリルのライブに戦闘シーンをかぶしてくることでスピード感をアゲアゲである。そういう意味では観終わった後はかるくふぁーっとなった。そういう意味ではこの作品はかなり力の入った作品といっていいだろう。
ともかくヒットしているようで興味があるなら前作を観てからをオススメする。で、出来ればマクロスゼロを観るとさらに頷けると言う作りであることも付記しておく。

ちなみにマクロスF義援金口座ってのが開設されているらしいのでその方面の方々はそういうのもありじゃないですかと。ちなみに赤十字に寄付というカタチをとるとのこと。
マクロスF ポータルサイト

おまけに予告編
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by tonbori-dr | 2011-03-30 00:05 | Movie

闇を覗くときは気をつけろ!『MAD探偵』

そろそろ通常運転といきたいがまだまだ状況、先が見えないし収束もしそうにない。
だからこそ、つとめて普通の事をするのが今は大事かなと思い、書いておいた映画感想をあげていこうかなと。

トー監督の質感と情感。ワイ・カーファイの闇がまたまた、とんでもないのを産み出した。そうそれは『神探』
セブンがかすみ、ゾディアックがシャッポを脱ぎ、ハンニバルは裸足で逃げ出す。といったらおおげさかもしんないけれどいやそれもあながち誇張じゃないんですよ。いやちょっとふかしすぎたかな。でも始まりからもう既に尋常じゃない迫力に満ちていてライティングこそPTUほどのばっさり切り取り感が無いもののねっとりとした質感、よどんだ空気は『ロンゲスト・ナイト(暗花)』にちかいものを感じる。これはカーファイのカラーだという人が多いが自分もそう思う。ただ『ロンゲスト・ナイト』は制作で今回は脚本を担当していることもあって実は『マッスル・モンク(大隻佬)』でもある。主人公元刑事バン(演じるはラウちんことラウ・チンワン/劉青雲)と『マッスルモンク』の主人公ビッグガイ(そういえばこの役を演じたアンディ・ラウとラウちん、英語の通名をつけるときにアンディがいたからラウちんはそのまま本名でいったって聞いた事がある。その後『暗戦・デッドエンド』でがっつり組んでる。)も両方、通常の人が見えないものが見えてそれが故に深い悲しみと心に傷を持つことになる。ビッグガイはさまよい自分の心を対峙してある意味悟りを得たのだけれど果たしてバンは?

バンは西九龍警察署の刑事課の名刑事だったがその捜査手法は一風変わっており、被害者と同じ立場に身をおいて犯人を捜し当てる。しかし署長の退任祝いに自分の耳をそぎ落とすという奇行の末に警察を退職していた。彼の捜査手法を配属当初に目の当たりにした刑事ホーはいまや主任となったがとある刑事の失踪事件のためにバンに助力を仰ぐのだが…。

これアメリカや日本なら2時間半とか平気でやらかしてしまうだろうなあと言うのを90分(正味どころかエンドロールまで入れて)で納めてしまっている。まったく無駄なものが無い。だからといって展開が速すぎるという事もないししっかりとした伏線も張られている。トーさん恐るべしである。

そしてバンは人ならざる能力であることが見えてしまうのだがその描写もややもするとまるでギャグなのに唐突に訪れる暴力や全体のトーンが先ほど言ったように重いからまったく気が抜けない。この鋭さはやはりトーさんの技。
これは日本のそういう作品を作る人たちはよく勉強して欲しいものだ。いや真面目な話、『暗戦・デッドエンド』や『デッドポイント(非常突然)』に『PTU』などすごく多くのヒントがある。まあそれは別の機会ににでも別館でとりあげてみたい。

しかしこの映画実は、2007年に制作されてたっていうのが日本人、観る目ねえなって話ですよええ。こういう面白い映画を公開からタイムラグ無しに観られないっていうのはある種罪深い話だと思うんですよね。っていうことでこれからもジョニー・トー、大注目ですよ!とひさしぶりに書いておきます。

「MAD探偵 7人の容疑者」の映画詳細、映画館情報はこちら >>

公式サイト
MAD探偵


More
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by tonbori-dr | 2011-03-26 00:11 | Movie

力をくれるもの。

これも希望と呼んでいいよね、佐野くん。OASIS ―Stand By Meに触発されたものの、
元春の詩に関しては何故かブログでは遠慮していた部分があるけれど、エキブロともだちのacoyoさんに倣ってこちらでも。(実はツイートしていてRTにより拡散もちょっとながら拡げてしまった。こういう書き方なのはやはりいろんな人が見る事によっていろいろあるかもという事をこの数日で知ったから。)
ただこの詩は心打つ詩なので読んで欲しいというのも事実。
佐野元春 : オフィシャル・ファンサイト - Moto's Web Server
トップに誕生日に寄せた元春の詩が掲載されている。

でここでacoyoさんのように自分で訳詞でも出来ればいいんだけど実はこのところあるゲームのトレーラー(予告編)がずっと頭の中でぐるぐるしている。なのでそれを貼っておく。

エースコンバット6解放の戦火のトレーラーである。(長尺版)
この改変パターンもニコニコではいくつか上がっていたがピンとこなかったのであえてのオリジナル。
最後の方で「敗北の先にどんな未来を描けというんだ」という台詞を受けて「どんな夜にも必ず朝は来る」というのがある。
それが今、勇気づけられる、元気をくれる台詞じゃないかなと思う。
歌詞にもそういうのあると思うけど、なんだろう、こういうテンポと状況といちいちシンクロしているかのような部分が沁み込むのかも知れない。
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by tonbori-dr | 2011-03-20 01:18 | 独り言

こんな時になんですが

さきほどアダルト系スパムコメントがあるエントリについていた。
そしてこの東日本大震災の義援金(義損金)について詐欺事件が早速発生しているようだ。

ちょっとかましていいですか?


そんなことをするやつは地獄に落ちろ!

ちょっと言わずにおれなかったのですみません。

そんなことをする暇があったら日本赤十字に寄付しろってんだ。
http://www.jrc.or.jp/
リンクは直接貼っていませんのでこれをコピぺしてお願いします。
あとiTunenのストアからもアメリカ赤十字を通じて寄付できますし、Tカードのポイント寄付。
Yahoo!も寄付の受付が。
インターネット募金「緊急災害募金」 - Yahoo!ボランティア
もちろんまがいものもあるので気をつけて下さい。
エキサイトでもはじまっているようなのでサイドメニューにバナーを貼ってます。

もちろん個人の考えでよく考えて行ってください。

で、最後にもう1回、
詐欺、スパム、ゼッタイダメ!

追記で、
エキブロともだちのacoyoさんがまとめた兵庫県の救援物資とかもろもろまとめです。
きょうのわたくし : 兵庫県とかそのへんにお住まいの方に。県が救援物資募集中です。
小さなことからコツコツと。

でしつこいようだけど、詐欺師は地獄へ落ちろ!絶滅しろ!でなければ地震をとめる人柱になりやがれい!以上。
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by tonbori-dr | 2011-03-16 21:13 | 独り言

東北地方太平洋沖地震

まずはこの度の東北地方太平洋沖地震に被災された方々お見舞い申し上げます。
未だ被害の全貌が見えていないが津波の映像を見るに恐ろしい。

ちょうど地震発生時、会社の仕事場でPCの前で作業中だったのだが目眩がして、あれ?、なんか揺れてる、これ頭の何かだろうか?と思ってちょっと危ないと思ったが、よく見るとカレンダーが揺れている。とラジオが突然音楽を止めて、緊急ニュース。

阪神大震災の記憶が蘇えってくるが、マグニチュードは阪神の7.3よりも高い8.8。
直下型ではなくプレート型の地震で被害が広範囲に拡がったのも特徴の一つといえるが、
いつか来るだろうと言われていた東海ではなく東北という部分に自然の怖さが感じられた。

今はもう、被災地の皆さんの無事をお祈りするしかないけれど、皆様くじけずがんばってください。

追記・
気象庁他のリンクを貼っておきますご活用ください。
気象庁 Japan Meteorological Agency
Google Person Finder (消息情報): 2011 日本地震
Google Crisis Response東北地方太平洋沖地震

災害用ブロードバンド伝言板
災害伝言ダイヤルへの説明はNTTから個別アクセス。
NTT Home Page

地震関係の情報をながされておられます。
地震情報の記事まとめ #jishin : ギズモード・ジャパン

提案:関東在住の人の12日、13日の過ごし方 - 発声練習

追加
サイエンス・メディア・センター
原発のまとめがあります。分かり易くまとめられているのでよいと思います。
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by tonbori-dr | 2011-03-11 22:32 | 独り言

相棒最終回によせて。

まあいくつかツイートしたんだけれどリアルタイム視聴はかなわずおっかけ録画で視聴。

いろいろツッコミどころもあったけど満足。なにより話のオチがちゃんとつきつつもいつもの面々を今後の種としておいて置く部分とかいろいろ楽しい2時間SPだった。

なにより劇場版Ⅱでのある出来事への鎮魂歌でもあり、まあ今日の話で観ていない人にもあることが分かったと思うけれど、劇場版Ⅱへの幕引きをも兼ねたという意味ではまさにメディアミックス(死語)

まあ確かに話が無駄にあさっての方にいってるという指摘もあるけれど、基本人が人を殺すというのははずみか元日SPのおばちゃんのように(南果歩、怪演であり快演だったなー)それ自体が目的となっており他のことは瑣末なことになっているという。そういえば今回の犯人ってそういう意味でも元日SPと同じだし、劇場版…いやいや。まあそういう事なんだろうねと。

神戸ことソンくんも馴染んできたなと思うし、薫ちゃん越えは難しいと思ってたけど、いや実際ネットでの感想はまだまだ薫ちゃん派非常に多いけれど、ソン君派もじわりじわりとって気もしてるし。

しかしシーズン8の話をもってきて官房長を絡めたりとか、いやまあホントシーズン長いといろいろあるし、思えばソンくんの相棒への本格参戦だったストーリだったし。しかし瀬戸内先生、懲役十年云々とかええとか思ったけど執行猶予つかないのかとかまあいろいろ思ったけれど、現実が現実なもんでそういう部分はあえて(今日の話は話として)苦労しつつも右京さんの立ち位置を揺るがせないように苦労してるなって気がした。

まあ他のドラマよりやっぱり抜きん出ているし、シーズンを長く続けている事のいい意味での手馴れた感とともに時に、それを崩すような挑戦(異論もあるだろうけど。)もする。まあ稀有なシリーズなんでこの先の進化をまだまだ観ていたいですな。テレ朝はバラエティなんぞやめてこういうドラマばっかりつくればいいと思うのに、何故かまたバラエティ復活だし、なんだかな。いや独り言。

でシーズン10、いつものごとく未定だけど既定ってことでいいんですよね?(笑)

ああ、忘れていたけどラストのCGヘリはなんだったんだろう?アレだけはガチで謎だwww

ネタバレになります。
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by tonbori-dr | 2011-03-10 00:38 | TVdrama

ファベーラ神の街「シティ・オブ・ゴッド」

前に一度、それも同じエキブロ仲間のsanntapapaさんにオススメされて観た1本。
その時はこんな映画があったのかという衝撃で目からウロコ状態だった。
そんときのエントリはこちら。
web-tonbori堂ブログ : シティ・オブ・ゴッド短評

で、今回ブログ・DE・ロードショー企画で再見したわけだけど、
基本的には同じ境遇に育った悪ガキどもがどこかで道がわかれたというのは、世界中にあるお話だなと。
じゃあ何が衝撃を与えたのか?それは子どもが平気で人を殺すような世界だということ。今のブラジルではなくちょっと過去のブラジルだけど日本だって戦後間もない頃はこういう愚連隊が闊歩していた時期があった。
そして今でも世界にはそういう場所が沢山ある。
だけど我々はそういう世界の現実を見落とすことが多々ある。そして映画はそういうことを時に思い出させてくれる。

物語の語り部はプスカベ(花火)意味深な呼び名だ。
3人組、カベレイラ(爆発した髪)、アリカーチ(はさみ)、マヘク(プスカペの兄貴)、そしてカベレイラの弟ベネとその親友、リトル・ダイス。まずは3人組の話から始まる。
ファベーラっていうのは政策でつくられた街。ニュータウンといえば聞こえがいいけれどホームレスや災害で家を失った人たちを押し込めた体のいいゲットー。ケチなチンピラだった三人はリトルダイスのたてた計画にのってモーテルに押し込み強盗に入るのだが…。

ギャングの一代記といえばおいらなんかはまず「スカーフェイス」を思い出す。まあこれも実はリメイクなんだけれど。「シティ・オブ・ゴッド」はギャングの一代記というだけでなく群像劇でもありそういう意味では「仁義なき戦い」なども想起する。

面白いのはリトル・ゼ。ガキの頃から殺しを屁とも思っていない悪党だが街を締めた頃から街のボスとしてふるまうさまはまるでトニー・モンタナだ。友人がいなくなって孤独になっていくのも。
だが、周りに誰もいなくなってもとりたて変わると言い事は無く、頭の中はガキ大将になりたいだけのチンピラは変わらない。だがそういう無軌道な厄ネタの末路は同じような『スカーフェイス』とやはりだぶってくる。
でもこのお話全部じゃないが、「事実に基づいている」ということが最後に明かされる部分がこれまた味わい深い余韻を産む。そういえば明言されていないが「仁義なき戦い」も広島でのヤクザの抗争を下敷きにしているし映画はやはり現実をヒントにされていることが多い。それは「ソーシャル・ネットワーク」でもそうだったわけだし。

ちなみに『プレデターズ』に出演していたソニア・ブラガの姪、アリシー・ブラガもでてたことをやっと確認、なるほどブスカペが好きだったけど結局ベネといい仲になっちゃうアンジェリカちゃんなのね、確かにカワイイ。
いまもお美しいが『プレデターズ』では女スナイパーだったことを思うといろいろと思うところが…。

いや久しぶりに観たけどやっぱり熱量のある作品だった。毎度のことながら再見する機会を頂き、ブログ・DE・ロードショーの選定者の方と関係者の皆様に感謝。
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by tonbori-dr | 2011-03-02 00:18 | Movie