インデックス:映画02

映画インデックスが冗長になりましたので分割しました。
映画インデックスが冗長になりましたので分割しました。
こちらには2009~2010以降を掲載します。

基本的に封切映画の感想。及びビデオスルー作品や一度観たけれど再度地上波、DVD、ケーブルなどの他の媒体で見直した作品の感想も含めたレビューエントリのインデックスです。
新しいモノほど上になっています。

※TVで初見のものでも、『劇場未公開』もしくは公開が1970年代以前の古い作品などもこのインデックスに含めている場合があります。

そのあたりはカテゴリ:スルー映画祭りと若干境界が曖昧ですがまあ和やかにそこの突っ込みはスルーってことでよろしくお願いいたします<(_ _)>

第1版:2007/09/16 00:22
第2版:2007/12/31 21:49
第3版:2008/12/31 21:49
第4版:2009/08/01 14:08
第5版:2010/08/30 23:05

2008年度分をインデックス:映画に移動。

こちらは2009年度及び2010年度分でまとめています。

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by tonbori-dr | 2010-08-30 23:05 | インデックス

スルー映画祭りINDEXVol.2

スルー映画祭りのエントリ本数が相当数になりましたので今更ながらにインデックスをつくりました。


それぞれのタイトルをクリックするとそのエントリに飛びます。
内容を整理し古いものを下に新しいものを上になるように並び替えました。
アイウオエ順には並べておりません。
このインデックスに06~2010年分(8/30現在分)、番外編06以降分を掲載しております。
第1版アップ07/06/24
第2版アップ07/09/01:追加
第3版アップ08/01/21:追加
第4版アップ08/07/03:追加
第5版アップ10/08/30:追加+10/09/16

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by tonbori-dr | 2010-08-30 23:00 | インデックス

これぞポップコーンムービー「特攻野郎AチームTHE MOVIE」

早速なのだが「ソルト」をまだ観てないのに先に行ってきたゼ、「特攻野郎Aチーム」!

基本アウトローなんだけど信義と名誉を重んじるやり過ぎな野郎たちの話としてよかったし、ちゃんとTVシリーズへのリスペクトもあったし面白かった。

レインジャーきっての軍略家であり戦闘のプロ、ハンニバル大佐。その部下であらゆるものを調達することにかけては天下一品。ただし女性に甘いフェイスマンことテンプルトン・ペック中尉。そこにコングことB.A.バラカス軍曹(字幕では伍長)とクレイジーモンキーことマードック大尉が邂逅するいわばAチーム誕生秘話のような掴みから真のAチーム誕生がこのストーリーの骨子で難しいことはなんにも無し。スカっとするアクションと「チームワーク!」なイかれた連中の活躍を2時間弱堪能できる、これぞ真のポップコーンムービー

キャストはハンニバルがリーアム・ニーソン。ジェダイマスターは96時間でアクションの味をしめたのか、ここでも愉快に演じてるのが印象的。TV版ペパードのような人懐っこさというものとは違うふてぶてしさもあり自信家でもあるが仲間思いのハンニバルを演じている。もちろんトレードマークの葉巻は健在で最初はどうかな?と思ったがさすがダンディなニーソン意外とカッコいいんだこれが(笑)

フェイスマンのブラッドリー・クーパーも初代のダーク・ベネディクトの路線をついではいるがベネディクトはダンディーならばクーパーはワイルドという感じか。そうヒュー・ジャックマンとかそっち系のフェロモンだしてやったるでみたいな。髭が濃いのもそういうのを強調してると思う、多分(笑)

ランペイジのコングも文句なし。というかミスターT復活でも良かったが(笑)って(笑)が多いが本当に見てるときはニヤニヤしてて周りの人におかしいんじゃないかと思われていたかも(^^;
でもコングってこの中では実は一番キモになってる人で粗暴な部分と繊細な部分をトレードマークのモヒカンで表すエピソードとか何故飛行機が苦手かという部分をアバンタイトルで見せるとか結構優遇されている。やっぱりコングって愛されてるキャラクターだなー。

そして個人的に一番のはまりキャラは、彼、『奇人、変人、だから何?』のクレイジーモンキーことマードック大尉を演じたシャルト・コプリー。
なんといってもヴィカスakaシャルト・コプリーのクレイジーモンキーは本人が降りてきてるんじゃないかっていうくらいにはまってた(笑)
ちなみにドラマのドワイト・シュルツはご存命だけど(笑)でもあのハイテンションは素晴らしい。彼を見るだけでも価値ありだと言い切っちゃうよー(爆笑)
というかほぼ彼のシーンでは自分は笑いが止まらなかった。

女優陣で紅一点、ジェシカ・ビールが女版サム・ジェラードという役どころを演じていて久々にこっちに帰ってきたな(笑)っていうのもポイント高し。っていうかフェイスがジェシカ演じるソーサ大尉に連絡用の携帯を渡すんだけど着メロがスティーリー・ダンっていうのも良かったッス。

おばかなシーンも多いけれどそれはTVテイストを正しく劇場用にマッシュアップしているなと言う印象でかなり面白かったと言って良い。アクション映画好きにはオススメ出来るといってもいい。やはりこういうはみ出しチームが活躍するっていうのはキャラがちゃんと描き分けられていると楽しい。そういう意味でも PART2期待したいところ。

ちなみに(笑)が多いのは本当にそういう映画だったのよ。去り行く夏をスカッとすごせるポップコーンムービーとしても良かったすなー。

「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」の映画詳細、映画館情報はこちら >>
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by tonbori-dr | 2010-08-26 00:01 | Movie

また一人、優れた才能が逝った。

アニメ監督今敏さん死去、46歳 ベネチア出品「パプリカ」(共同通信) - エキサイトニュース

午前中にツイッター上で既にニュースが飛び交っており、公式アナウンスが出ていないので間違いであればと思ったが、午後に公式発表がなされた。

死因はガン。既に余命宣告を受けておられていたということでその遺言も公式サイトで発表されているがつながりにくい状況。

海外での評価も高い方だったので海外のサイトではツイッターの情報から複数ソースへ確認が入って報道がされた模様。

自分は「東京ゴッドファーザーズ」と「パプリカ」でこの人凄いな!と思ってて宮さんや富野御大、押井さんの後はこの人かなって思ってて、最近でこそ細田守、原恵一などの才能も活動しているが彼らをリードしていく人になると思ってた。

まだ46歳。早すぎる才能の早逝は非情に残念。合掌。

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by tonbori-dr | 2010-08-25 23:37 | ニュース

アマルフィの続編が映画でなくてドラマになる件

そういえばユージ・オダ結婚したとかで。
なんてえか、一部には浮いた噂が出ないのでゲイとか言われてて、ネットではいいネタとして消費されているみたいだけど正直どっちでもいいしカミングアウトとかそういうのも本人次第で興味が無い。
だが彼のかかわった作品がドラマの云々となると興味がある。
織田裕二が外交官、映画「アマルフィ」続編が連ドラ化(芸能) ― スポニチ Sponichi Annex ニュース
未だアマルフィは未見だ。小説も読んでいない。
いわく脚本クレジットの話とか公開時にいろいろ話がでていたのも記憶に新しい。
その件のいろいろはこのリンク先のさらにリンク先を読めば分かるだろう。
ちなみ原作小説はまともらしい。

織田裕二主演の映画「アマルフィ」が続編制作決定、連続ドラマで2011年1月から開始予定 - GIGAZINE

でこの物語、主人公が外交官だけど、いわば「特命係長只野仁」みたいな人で只野と違うのは普段は目立たないダメ係長でなく、ちょっと浮いてるキレ者外交官ということだ(笑)

そんで外交官が主人公で映画の予告では「私の任務は邦人を守ることです」なんて啖呵をきってるんだけどということは舞台は外国?ってことになる?いや某国とかアラミダ王国とかベラピオ共和国とか、今適当に思いついた架空の名前の国でとかになるとすると、それはっきりいってコントにしかなんねえぞと心配。アメリカのドラマシリーズのように潤沢な資金も無いだろうし、そのアメリカだって海外ロケってそれほどないしやってもコーディネイトしやすいところで行っている。

まあフジは正月のカンバン2時間サスペンスだった、「スチュワーデス刑事」シリーズにピリオドを打ったのでその分を使うのかも知れんけど、初回と最終回だけ海外ロケだと寒い感じになりそう。

あと敵というか対峙するアクシデント、事件も気になる。ココが重要で架空の組織はいいとしてもちょっと時事ネタから乖離しすぎていると寒い感じになりそうだしなあ。

っていうかついーとしたけど「捜査を立て直す」意味でもさ、踊る2ndシーズンをやったほうがいいんじゃないですかのーって思ったっすよ。

追記:文章訂正太字部分。

追記:
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by tonbori-dr | 2010-08-24 01:32 | TVdrama

もはや古典「ゴッドファーザー」を観て見たよ!

ブログお友達の白くじらさん経由でお誘いを受けた「ブログDEロードショー」
今回のお題は「ゴッドファーザー」
名作です。でも上映時間が長い!個人的に「ロード・オブ・ザ・リング」とか近いところでは「インセプション」なんかもう一度観たいなーと思ってもその上映時間の長さで挫折することもしばしば(苦笑)

なので長らく再見することは無かったけれど、この映画に影響を受けてない犯罪映画は無いんじゃないかなというくらい、いやソープオペラなんかでお馴染みの大家族モノもその範疇にはいってくるんじゃないかな?そういう意味でももはやクラシック。

コッポラっていう人はまあいろいろちょっと問題の多い方らしいんですけど(ネタ元は映画評論家の町山智浩さんの「映画の見方がわかる本」より)もともと映画監督なんて人種は色々個性的でないとつとまんない(笑)そんなコッポラも今じゃ巨匠扱いだけど、それもこれもこの作品があればこそ。

物語はニューヨークの根城とする、コルレオーネファミリーを率いるヴィトー(マーロン・ブランド)の娘コニーの結婚式から始まる。結婚式の最中というのに古い馴染みの相談事が持ち込まれそれを捌くヴィトー。結婚式には他の組織のドンたちや、ヴィトーが名づけ親になった歌手ジョニーが集まり盛大なものに。そこに戦争に行っていた次男マイケル(アル・パチーノ)が戻ってくる。

話はそこから対抗組織のタッタリオファミリーの庇護を受けているソロッツオという麻薬ディーラー(当時はまだ麻薬ビジネスは新しかった)が政治家に強い影響力を持つヴィトーと手を組みたがるが、麻薬ビジネスに手を染めることにより、政治家が離れていくことを危惧したヴィトーが断ることからファミリーの行く先に影がかかるようになってくる。

もっとも結婚式のシーンからいきなり影をさしているようなもんだけど、暗い部屋で乱暴された娘の復讐をしてほしいと頼む父親とそれを無表情に見つめるヴィトー。服装は皆が礼服なのに暗い部屋で密談。そとでは楽団がかろやかな音楽この対比はヴィトーの表の顔と裏の顔を分かりやすく示し彼の(彼らの)立つ位置がよく判るまさに映画ならではのシーン。

しかし陰影の強いシーンが多く使われているんだけれど、コレはなんでしょうか、やっぱりコッポラが心酔していたという黒澤の影響?それとも当時のアメリカンニューシネマの風潮だったのかは気になる部分。特に陰影という部分では前年に公開された「フレンチコネクション」はドキュメンタリータッチに撮影されこれまた印象深いんだけどどうなのだろうか?

この映画で描写されている犯罪組織、マフィアはイタリアのシチリア島のそれぞれの村の互助組織みたいなものだったけれど、地下にもぐっている間に秘密結社化していったという話を聞いたことがあって、アメリカ軍のシチリア島上陸作戦にも嘘か本当か、マフィアのドンがかかわっていたとかいないとか?ちなみに劇中何度か五大ファミリーというのはそのドンが組織したという。ヴィトーのモデルというよりは麻薬ビジネスに積極的であり頭も切れたということでマイケルのモデルでもあるかも?いや実際にはヴィトーの時代の人ではあるのだけれど。

そんなわけだから非常に家族的に運営されているとはいってもアメリカに移民してきてトラブルシューターだけでなく、敵対する移民(もともとの移民である WASPは別としてもユダヤ系、ロシア系、アイルランド系などなど)との軋轢を暴力で解決してきた彼らにとっての財源は、賭博や売春が主なものだったけどそこに麻薬が絡んでくるというのも時代を上手く映している。60年代という旧態依然とした時代からアメリカンニューシネマへ時代が移り変わろうとする気運を、あるマフィアのドンとその一族と後継者となった次男に仮託して描いたというそんな感じがする。

いや非常に骨太な映画でした。

あとツイッターで観ながらポツポツつっこみいれたんで暇つぶしにどうぞ。
Togetter - 「「ゴッドファーザー」を観てつぶやく」

以下は余談。
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by tonbori-dr | 2010-08-22 19:03 | Movie

テーマがありき「地球が静止する日」

この盆休み、キアヌの「地球が静止する日」をDVDで観た。
大規模ディザスターパニックであり、侵略?モノであり、サスペンスでもあった。ジェニファー・コネリーはデビューから考えると年齢を重ねたなーとは思ったが相変わらずきれいでいい女優になったなと思わせてくれたし、テーマ的にもエコロジカルの側面と人類の今置かれている状況も描かれている作品だったんだけれど、どうにも食い足りない。物足りなさが残ってしまう。

この映画は巨匠、ロバート・ワイズの1951年のSF映画のクラシックの名作のリメイクなんだけれどその頃は冷戦下であり、世界中が核戦争の恐怖におびえアメリカでは赤狩りの嵐が吹き荒れたそんな時代にその不安をカタチにしたような作品で、物語もほぼ同じような流れをとっている。
というか実は個人的にはこの旧作は観ていない。だけどクラートゥやロボットのゴートはよく知ってる。70年代「スター・ウォーズ」公開でSF映画ブームが来た時に既にSFクラシックの作品としてよく紹介されていた。

やはり時代が変わり、冷戦下の核の恐怖と言うものだけではなくなってきた。そこで人類が分かり合えないという部分。その人分かり合えず諍いを起こしているという部分のドラマがクローズアップされたわけだけど、ヘレン(ジェニファー・コネリー)とその継子のジェイコブ(ジェイデン・スミス、ウィルの息子でいわゆるベストキッドw)に集約されている(他の人類ダメエピソードはほとんどアメリカ国内のこの状況下で起こった事をクラトゥ(映画の字幕ではクラートゥではなくクラトゥ)が初接触や町やTVで見たことで処理している。50年代ならそれでもいいけど21世紀にそれではどうでしょう?と思ったのが大きな原因かもしれない。

一箇所だけああここはいいなと思ったところがあるのだけれどそこはネタバレになるのであとで。

ゴートの処理とか、宇宙船の設定。その他オリジナルから付け加えられた要素というのは確かに今現在風なんだけど、結局それを描くにはえらくこじんまりとしているじゃないという印象が結局物足りなさを産んでいるのではと思った。やっぱりテーマを描くに盛り込んだはいいけれどちょっと消化不良は否めなかったかなという印象でした。

まあお金はかかっているけどやっぱり日曜洋画劇場で見るタイプのSF映画だったかな。

クラトゥことキアヌ・リーヴスは表情乏しい分、こういう役がよくはまる(笑)あの顔でうーんと唸れば力を発揮しちゃうって言うところが既にネオみたいな(爆)

ヘレン役のジェニファーはなんというか、美人だ(笑)いやマジで美しい人。最近はアカデミーにノミネートされちゃったりで一時は消えちゃうかなーと思っていたけど、演技派でタイプというか若い頃から活躍してるウィノナ・ライダーが最初は抜けるかなーと思っていたけど、今じゃジェニファーの方が抜けてるっていうのもいろいろ考えさせられる。

国防長官役のキャシー・ベイツは上手いよねみたいな感想しかない。でも後半の部分とか脚本が荒っぽいせいかいまいち惜しいキャラだったのが悔やまれる。

ジェイデンは…まあいいか(爆)でもベストキッドといいリメイクモノが続けて2本か。リメイク子役と呼ぼう(笑)

「地球が静止する日」の映画詳細、映画館情報はこちら >>

PS:文章追加してます。(太字部分)

ネタバレ
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by tonbori-dr | 2010-08-16 21:39 | スルー映画祭り

切り札(承前)

一昨年のエイプリルフールぶりの更新となります。
とりあえず「MM9」放送記念?みたいな感じです(苦笑)

タイトルが「激闘」。この前が「浮上」、でその前が「激突」
タイトルはまたいじるかもしれませんけどまあクライマックス近い感じにようやくなったかなと。

前回のリンク
web-tonbori堂ブログ : 浮上
インデックスはこちら
web-tonbori堂ブログ : 亡国の破壊神INDEX’【改訂】

でも正直、こういった大型特撮、CGを使えばできなくもないんでしょうが怪獣が街を壊したり、
謎の飛行物体が空を飛ぶっていうのはやっぱりウソくさい。
でそれらをどうリアリティつけていくのか?難しいところです。
でも日本の特撮もこの年末に「SPACE BATTLESHIP ヤマト」もあることですし、
大スクリーンで暴れまわる怪獣をハリウッドではなく日本製で見たいものです。
MM9がその呼び水になってくれればなあと切に願います。

ではお楽しみ下さい。

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by tonbori-dr | 2010-08-07 20:57 | 妄想特撮シリーズ

ハリウッドの金田一と呼びたい。「天使と悪魔」

前作「ダヴィンチ・コード」の時もそう書いたけどネタはまさしく今は無き、日テレ、木曜スペシャルなものである「天国と地獄」。中世の謎の秘密結社の陰謀。そしてキリスト教(カトリック)の総本山に隠された暗号。まさにそーゆう感じだけど今回はタイトルに書いた金田一シリーズを強く意識した。

ヴァチカンで前教皇を崩御。新しい教皇を決めるためのコンクラーベが開かれることになったが、次期教皇と目される4人の有力な枢機卿が誘拐され、キリスト教(ヴァチカン)に弾圧を科学者の秘密結社イルミナティを示すサインが残された。そのサインから事件解決に協力を求められるラングトンの活躍を描く。

前回よりもビックリ度があがって、欧州原子核研究機構(スプリング8よりもさらに大きな粒子加速器を持つ欧州の研究機関)の中で反物質が作られたりとか陰謀の規模もヒートアップしてるが、基本的にはゲフン、ゲフン。

まあそれはおいといてもそのタイトル通り、もうほぼ連続殺人がずんどこ起こって結末まで犯人の思惑通り進んじゃうっていうのは金田一シリーズに通じるもんがあるなーって(笑)
ハリウッドのコードに則っているのでほぼ手遅れで、犯人を暴くという事にはなってないけどなんかそんな感じ。思い返せば、前作の「ダ・ヴィンチコード」もそんなだったしなー。で結構古い血統が云々で殺人がどうとかも似通っている。ただこちらの規模は超デカイけど。でも人のすることはそんなに変わらないってことも強く意識してしまうなっていうのも事実。

ただ「世界不思議発見」みたく劇中、ユアン・マクレガーがずっとカメルレンゴって呼ばれていて名前なの?と思ったら実は役職名だったとか(教皇の秘書長)、ヴァチカンで話が進むのでヴァチカン観光みたくあちこちにカメラが移るとか(もっともロケは拒否られたり公開後にボイコット運動あったりでいろいろあったようだが)まあそういう側面もあったねということで。
クルマ好きには新型ランチアデルタがバンバン走ったりイタリアのパトカーはやっぱりアルファロメオだねーとかそういう楽しみも(笑)

役者さんでは「パイレーツオブカリビアン」でオーリ演じるターナーのオヤジを演じたステラン・スカルスガルドがスイスガード(ヴァチカンのスイス衛兵隊)の隊長リヒター役で登場。そして「ザ・バンク」や「イースタン・プロミス」で最近意識するようになった激渋オヤジ、アーミン・ミューラー・スタールがシュトラウス大選皇枢機卿を演じている。ヒロインはヒロインというには影が薄いがそれでも情熱的な面相のアイェレット・ゾラーが演じているのだけれど前作のように事件の根幹にはかかわっていなくてようするに金田一少年でいうところの美雪ちゃんでした(苦笑)でも「バンテージ・ポイント」に出てたってか?うーん思い出せなかった(^^;

個人的に日曜洋画劇場枠ですねっていう感じの1本。

「天使と悪魔」の映画詳細、映画館情報はこちら >>
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by tonbori-dr | 2010-08-07 18:58 | スルー映画祭り

「必死剣鳥刺し」雑感

「必死剣鳥刺し」を観てきた。
もともとNHK時代劇で内野聖陽が牧文四郎を演じた「蝉しぐれ」を熱心に見ていたりとか村上弘明の「腕におぼえあり」とかは熱心に観ていなかったがそれでも観ると面白いドラマであったのでロールに出てくる原作者の藤沢周平の名前も知っていた。

その後、山田洋次監督が時代劇を撮るという段になって藤沢作品をとりあげ「たそがれ清兵衛」をはじめとする3部作でさらに知名度があがったように思う。

今回の「必死剣鳥刺し」はその山田監督の「隠し剣鬼の爪」も収録されている、「隠し剣孤影抄」の一編から映像化されている。

正直、平山秀幸監督の時代劇というと反射的に「魔界転生」を思い出して、ダメなんじゃないか?と思っていたが存外にも好評ということを聞き、ならばと観にいったわけで。
ここではオーソドックスな演出と、リアルな所作をきっちりと(但し山田監督のようにとことんこだわりの庄内弁はつかわれておらず原作本の通りの口語であったが)映し出すことにより丁寧な作劇となっている。登場人物も主要な人物は最低限でそこの映画らしさというか背景の人々が映り込んでいるという印象。

これは自分の持論なんだけど、小説やマンガの映像化の場合。傑作、佳作問わず、合っているのは短編、これに限るというもの。何故なら長編だと要素や登場人物、背景諸々膨大になり2時間の作品には収まりきらない場合があるが短編だと過不足無く盛り込め、さらには行間も映像で埋めることが出来るから。今回の「必死剣鳥刺し」も短編なのでほぼ原作どおりの流れでそこに多少膨らましたり、加えたりのストーリーだった。それも大きく改変するでなく流れを補強したり支えたりする類でそこも好感が持てた。

時代劇と西部劇を、よく自分は比較するんだけどどちらも現代というかちょっと前までは映画の王様ジャンルであったのに、作るのにはどちらも大きな予算がかかり、しかも人気が衰え時代遅れとされどんとん数が減ってきた。だけどジャンルとしては縮小したとはいえ、ちゃんと物語を語るのに適したフォーマットであり、丁寧に作ればいいモノが出来る。昨今のアメリカの良作の西部劇「3:10ユマ」や「アパルーサの決闘」がそうである。邦画では山田監督の3部作に加え他にも藤沢作品が何度も映画化されているのはその証左であると思う。そして「必死剣鳥刺し」は良作の1つだと言っていい。

お話の骨格としては、藤沢作品の特徴である下級武士ながら非凡な才をもちつつも、つつましく目立たず生きている者達に、武士社会ならではの困難が降りかかるという部分を踏襲しながらも、隠し剣シリーズの必殺の剣をまさに乾坤一擲に放つという作りで先に観た「ロストクライム-閃光」とはまた違った意味で男の決着の付け方を描いて見せている。

とくに秘剣、鳥刺しは感嘆すること間違いなし。というか鬼の爪の時もそうだったんだけど小説の中の短いセンテンスからよくぞここまで映像化したものよと感心できる描写だった。
あのボロボロな「魔界転生」の監督とは思えなかった(しつこいか(苦笑))
もっとも「魔界転生」での殺陣も全面的にダメというわけじゃなくて、たとえば構図の見せ方であってここではそれがちゃんとレイアウトされていて観て得心が行った画だった。
平山監督はそういう作風なのであまりけれんの多い「魔界転生」とは相性がよくなかったということなのかもしれない。まあ平山監督はある意味職人さんなんで、これは制作側の話になってくるとは思うのだけれど。これからも安定した、作風を大事にした映画を撮っていただきたい。まあそれは他の監督さんにもいえること。
伝奇的でけれんの多い「魔界転生」はもっと勢いと則の人、けれんで言うと堤さんだが、あの人はズれの人なので、やはりここは三池さんが良かったのではと。まあその三池さんは「十三人の刺客」が控えている。これは前作の工藤栄一監督の作風を考えると平山さんっぽさがあるんだけど、なかなかに派手に仕上がっているようすとこれは余談だけどまあ「桜田門外の変」や「最後の忠臣蔵」など時代劇が作られているこの状況は嬉しいものだ。

夏休み、子供向け、若いもん向けばっかりでどうもなーっていう人にはひそかにオススメできるし若いけど時代劇好きだっていう人にもいいんじゃないでしょうか。

「必死剣鳥刺し」の映画詳細、映画館情報はこちら >>

役者さんの個別の印象
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by tonbori-dr | 2010-08-01 00:22 | Movie