ランボー(乱暴)な父/怒りの救出『96時間』

先に感想を書いた『トランスポーター3』のリュック・ベッソン脚本で彼のヨーロッパコープの作品。
こう聞くと、『ああ、またご都合主義のグタグタ映画か』と思う人も多いだろう。
事実そうなんだけど、この映画驚くほどに面白い。理由は幾つか

1. まず時間が短い(上映時間93分)
2. 話が単純。
3. 主人公の行動も単純

とまあ簡単な話、小難しいことは一切排除、シンプルに話を進めたことと、演技派でならすリーアム・ニーソンという俳優を激しいアクションで敵をバタバタなぎ倒すというギャップ。そして勧善懲悪をオーバーキル気味に表現したことかと(笑)

なんといってもこのオヤジ、元CIAのオペレーター(現地工作員)『ワールド・オブ・ライズ』でラッセル・クロウが演じた後方で指示するだけのケースオフィサーでなく現地で手を汚した凄腕。しかし離婚した妻が親権をもっている娘を溺愛しているために、CIAを辞め同じ街に今は住んでいる。一歩間違えばストーカーの域なんだけど、妻が金持ちと再婚しているとか誕生日にプレゼントにカラオケセットをもっていけば、再婚相手は馬1頭。ショボーンな父っぷり。仕事も定職についておらなさそうで、とりあえず昔の仲間がやってる臨時雇いのボディガードで糊口をしのぐ有様。
しかし娘が友人とパリへ旅行し性質の悪い連中に目を付けられて誘拐される。相手は東欧のアルバニア系マフィア。若い女性を拉致し麻薬漬けにして金持ちに売ったり、売春婦に仕立てて荒稼ぎをする連中。拉致から96時間以内に奪還しなければ取り戻すことは不可能になる。かくしてオヤジ、ブライアンはそのもてるスキルを使い立ち塞がるものがあればこれを打ち倒し、邪魔するものは排除し娘を救い出すため冷酷なマシーンと化した。

元々『ホステル』とか『悪魔の追跡』とか『13日の金曜日』でもいいんだけどアホな学生が、よく謎の連中や殺人鬼に襲われて死んじゃうという、ショッカー映画やトーチャーポルノ映画ってあるじゃないですか。自分はやっぱり勧善懲悪が好きな人で(だからこそ『ダーティハリー』がフェバリットなんだけど)そういう災難にあったらその組織も災難にあっちゃえ!(笑)という人なんですよ。だからこの『96時間』はそういう意味で楽しめた。ちょっと歪んでるけど(爆)

普通の人なら、娘を溺愛するパパの爆走ぶりと無茶っぷりがもうとんでもないしそこに爽快感を覚えたり、共感したりするんだろうけど、自分は『リーサルウェポン』シリーズなら2が好きな人なんで実は組織の潰れっぷりが快感だったりする。
もうそれが暴走コックだろうが元特殊部隊員だろうがなんでもいいわけで、しかも『娘』を助けるために鬼畜非道な組織や連中を、『命乞い』をしようが容赦なし。それは旧友でも関係なし!という部分が気に入った。

良識のある人というか世間的には『罪を憎んで人を憎まず』、人を虫けらのように殺したりあつかったりしていても、命はかげがえのない者、無造作に殺しちゃいけませんという建前はここではあっさりと取り払われている。なのでもしかすると座り心地が悪くなる人もいるかもしれない。厨房というか中二病なベッソンならではかもしれないけれど、悪党の非道な振る舞いが幾分そこを中和し、そこにスピーディな展開が加わることで快感を産んでいるというわけだ。その辺りは押さえているのでアメリカで大ヒットしたんだろう。

なんだかんだいってもアメリカ人も勧善懲悪大好きだもん(笑)

今回のベッソンの2本では、『トランスポーター3』よりこちらを強力にプッシュしたい。

More
[PR]

by tonbori-dr | 2009-08-28 23:39 | Movie

トランスポーター3アンリミテッド雑感

いっとくけど一部ネタバレしてるかもなので読むならそこらへんご了解を。





うーん。舞台がヨーロッパに戻ったのは嬉しいがべッソンクオリティの法則、その1。
「続編を作るととたんにしょぼく、またつまらなくなる」に見事にはまっている。PART2ではマイアミに舞台を移しビッチな殺し屋とかでそれなりに見せてくれたが、今回は『プリズンブレイク』のティーバックをもってきただけで特に動かさないのも?もったいない。

そして致命的なのはヒロインだなあ。べッソンはウクライナ系の人が好き見たいだけど、今回のねーちゃんは安い、安すぎる!まあこれは映画を見ればすぐに分かるネタです。

ステイサムを使ったアクション自体はコーリー・ユエン師のアクションコレオグラフィーのおかげで、一定水準ではある。まあそこらへん目当ての人ならいいんだけどね。

話はまあ1に似てるけど特に運ぶものの身内がどうとかは無いです(笑)あとエコとかで産廃を扱ってるけどこれはネタがキャッチーだからでしかないだろうな。しかしフランクのルールはもう既に破られるモノとしてしか機能していないな。しかも守るフリしかしないし(^^;

あとめっちゃネタバレなんだけど
[PR]

by tonbori-dr | 2009-08-27 22:28 | Movie

ということでアンジーのライブに行って来た

ということで今日はアンジェラ・アキのライブにいってきた。

今年の頭に発売されたニューアルバム『Answer』をひっさげてのライブツアーの終盤ということだけど、
相変わらずの可愛くて、オトコマエで、でもちょっとシャイで少女のように傷つき易い繊細なんだけど、
元気一杯、おしゃべりが好きなアンジー。

お約束の、『勝手にしゃべらナイト』もありーの盛りだくさん(おっとこれ以上はネタバレになるので以下自粛)


元春のライブに続き夏にいいライブにいけたことと素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたアンジーに感謝。

ANSWER<通常盤>

アンジェラ・アキ / ERJ(SME)(M)



そうそうもうすぐ新曲も発売ですぞ。

愛の季節(初回生産限定盤)(DVD付)

アンジェラ・アキ / ERJ


[PR]

by tonbori-dr | 2009-08-26 23:34 | Music

ライブ!

a0029748_18234145.jpg

今から会場へ。
[PR]

by tonbori-dr | 2009-08-26 18:23 | Photo

『ハート・ロッカー(The Hurt Locker)』が未公開の危機に

昨日、本屋さんで映画秘宝をパラパラっと見たら、『ハート・ロッカー』が日本未公開の危機に瀕していると書いてあった。
映画/ハート・ロッカー (原題) 映画作品情報 - cinemacafe.net
なんでか、配給会社はこの作品情報にあるようにムービーアイ。
そう、あのムービーアイなんである!
「クラッシュ」「ミリオンダラー・ベイビー」の配給会社、ムービーアイが倒産 : 映画ニュース - 映画のことならeiga.com
うがー、最悪だ。めちゃくちゃ楽しみにしていたのに。
作品的には腐女子マッチョ系監督キャスリン・ビグローの復活作とも言われ、なにを血迷ったかオスカーの呼び声も高いとか?
イラクで爆弾テロと戦う男たち『ハート・ロッカー』 - ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記
町山さんもふれているけど、自分はallcinemaのトピックスで紹介されてた予告編を見て気になってた1本。
やはり『ジャガーノート』からこっち爆弾処理モノって潜水艦モノなみに緊張感がたまらんですから(笑)

とはいえこの映画の行方はどうなるのだろうか?HOTFAZZの時のように活動すれば、観られるのかなあ?
ちょっと前にボンクラ系もかかってるよなあとか思っていたけどやはり割を喰ってるのもあるってことか。
すこしブルーになるなあ。

[PR]

by tonbori-dr | 2009-08-22 15:31 | ネタ@映画

TVで充分なのが多いなあ『20世紀少年』スルー番外編

噂に聞くほど酷くは無い。けど映画館で観たら絶対時計を見るな(笑)

以下メモ程度に。ちなみに軽くネタバレしているけど予告編程度の話。
それでもキーとかイーとなる人はこれ以上は読まないほうが吉。
もっとももう観ている人のほうが多いとは思うけど。

まず、オッチョの登場がいきなりの急すぎるし、マンガではある程度フォローエピソードもあったけどこれじゃあお話の進行のために出てきた便利屋さんだよ。

BGMの選曲センスが壊滅的。ミスマッチを狙っているんだろうけど緊張感もなにもあったもんじゃないなあ。

随所に萎える演出というかちょっとした事で直るような事が山積している。ながら見しながらだと気にならないけど、クライマックスの嵐の前の静けさでそれがあるとトホホになる。具体的に言うと血の大晦日の世界同時多発細菌テロでマスクもつけずに取材&非常線を張ってるマスコミ、公的機関。普通アウトブレイクが起こったらもっと重装備な連中が出張るでしょ。新聞記事ではそういう写真が載ってるんだから知りませんでは通りません(笑)

ほんでラストのあれはなあ、まじで噴いた。
いくらなんでもなあ、そこだけ別の映画になってた。まあ常套手段とはいえ?を解決しているのかといえば、そうでも無さそうだし。漫画ではなく映画ではもうちょっとそこらへんはビジュアルで解決しないと。

まあ香川さんとか唐沢氏、豊川氏とか演技陣は踏ん張ってると思います。

それとラスト付近で市井の人々がニュース画面を観てるシーンは良かったと思う。但しあの展開なら家がバリバリと壊れるとこまでセットでないと。やはりアイデアはいいけどそこからの展開の弱さが堤監督の弱点。それとぬるいギャグをいれようとするのもな(笑)

そして全体的に説得力が薄い。マンガの展開をなぞっているけど、なんとも言えないゆるさ。このまま最終章までやってるのかと思うと、まあやっぱりそんなもんだろうね。

映画館に最終章を観るためにアシを運ぶ事は無いけど、たまには(アマルフィとかも逝ってないし基本地雷は『真夏のオリオン』だけ)踏んでみるのもいいかも(映画独自のラストを確認するために)

「20世紀少年」の映画詳細、映画館情報はこちら >>

追記:公開時には『20世紀少年』だったけど、DVD発売時に『第1章 終わりの始まり』というサブタイがつけられたとか。確かに終わりの始まりだよ。

追記:堤幸彦監督のこと
[PR]

by tonbori-dr | 2009-08-21 23:04 | スルー映画祭り

『任侠ヘルパー』を観て

特別すげーとかは思わないけど、今期のドラマの中では結構いい出来じゃないかと。

お仕事モノのフォーマットもきっちり、そしてちゃんと次回への引きとなるサブストーリー(最終回に到るための伏線、布石として)も含みつつの構成。

主演の草ナギ君が『しんごー、しんごー』と叫んでマッパになったことで一時は危ぶまれたけど(この件も泥酔で家宅捜索?とか、あとあと考えたら完全に警察はヤクを疑ってたんだなと分かる。)相変わらず不思議な演技力で雰囲気を作ってる(笑)

今日は江波杏子さんが出ていたけど(その娘役が西田尚美というのもナイスキャスト)もうね、スゴイの一言。毎回老齢の俳優さんが(介護の話だし当たり前なんだけど)やはり若い連中よりもスゴイなというのもこのドラマのポイント高い部分。ジャニーズバーターで1人入っているとはいえそれを気にさせないのはやはりゲスト俳優と脇を固めているからだな。
もちろん黒木メイサも良いけどね(笑)今いい感じに三角関係?みたいな

あとは題材。いくら脇とゲストを固めていてもこういう例も。
J-CASTニュース : テレビドラマ「こち亀」 これだけ低視聴率にあえぐ理由
初回観たけど、次回はいいなと。まるでコント。コントは悪くないだけどコントをやるならコントをするべきでドラマでもない中途半端感覚。原作を忠実にと書いているが原作に忠実にもなっていない。というより、それで言うなら『エースをねらえ』とか出演者の一部のコスプレぶりが人気になったけど、どじょうはそんなにいねえぞという事を分かってない感じが。大方『ROOKIES』があたったので勘違いしたか?TBSって感じなんだろうか。

というか結構迷走しているところがあって『官僚の夏』はタレントが揃っているからまだしも『オルトロスの犬』なんか完全にタレント頼み。いや正確には脇だのみ(笑)脚本を『24』よろしくチームでやってるらしいけどなんだかこうピリっとしてこない。主役の2人以外にカメラがふると結構面白くなる予感があるのに(笑)

まあそんなわけで別館ブログネタを色々仕込みつつ、とりあえずの木曜の楽しみとしている。
[PR]

by tonbori-dr | 2009-08-20 23:38 | TVdrama

夏休み大きな子ども映画大会(笑)『G.I.JOE』

とりあえずネタバレ気味なのでよしなに、迷ってるならとりあえずいっとけ(笑)
それだけの価値がある。ただ子ども向けっぽいじゃんとかそーゆうのなら、予告編を観て決めましょう。仮面ライダーよりスゲえぞ。(話じゃ無いよ、スケールがだよ)

でもさ、なんでも世の中、仮面ライダーディケイドの映画版、『オールライダーVS大ショッカー』が大人気だそうだけど、(未見だけどこっちも気にはなってる。)この作品も多分負けず劣らず、いや資金は絶対こっちの方が潤沢だな(笑)

ということで観てきましたよ、『G.I.ジョー』。アメリカじゃ大ヒット上映中にもかかわらずあいかわらず日本では何故かイマイチ盛り上がりにかけるというかなんというか。

『マトリックス』の時は結構ヒットしたような気がするけど『トランスフォーマー』といい何故なんだろう??。
まあコメディだとスラングが理解しにくいとか笑いのツッコミどころが難しいという話で煙に巻かれるけど、アレも借りてみたりすると案外面白かったりするし(翻訳部分で妙な日本ギャグを挿入するとつまんなくなるけどね。)

とはいえ気になった部分もいくつかありまして自分的にはA.OKではなかったんだけれども充分に楽しめる1本ではありました。こっからは幾分ネタバレになっているかもしれないので気をつけて下さいませ。


実はタイトルにはいくつかネタを考えていたんだけれど、
『バロネスへの異常な愛情、あるいはいかにして私がコマンダーとなり彼がデストロとなったか?』という長いし、エキブロ友だちのGun0826さんがエントリ内で、
「マッカラン家の興亡/あるいは私はなぜ、仮面を被り"デストロ"となったか」
と素晴らしい一文を書いてらっしゃる。
えろぶろ at Excite : G.I.ジョー
で色々考えたあげくこれもエキブロ友だちのmori2さんのエントリタイトルと若干かぶっているけどこうなった次第(笑)
シネマ親父の“日々是妄言” : 「G.I.ジョー」燃える!“おっとこの子のための映画!”

あとは、『スコットランド語で考えるんだ!』も考えたけどこれはマニアックすぎるので見送りました(爆)

まあ基本的にはコレははてなダイアリーの方で見かけたエントリなんだけれど、
■史上最強の緊急機動軍団!メガフォース!おっと、「G.I.ジョー」ゾンビ、カンフー、ロックンロール
こちらで書かれているようにもろ、『メガフォース』ですた(笑)
前に『トランスフォーマー:リベンジ』を『メガフォース』と言ったけどあの当時今のCG技術とVFXであれば相当なモノが出来ただろうなあと感慨もひとしおである。
でもどっちかというとそのノリは、『デルタフォース』っぽいが。

中味自体はそれほど言及するものではないけれどやはりゼロ年代的にはアメリカ万々歳というわけにはいかず、超党派多国籍軍的な設定、そして基地がエジプトにあること(これエジプトもその参加になってるってことだよね)それでも最終的には独立愚連隊的になる部分は『正義』の錦の錦旗があればOKッスという分かり易い設計になっている。そのあたりのツッコミは野暮ではあるけどラストとかのこともあるし気になった。

キャスト的には文句なし。有名どころは使わずに画に力を入れたのは正解だろう。バロ子ことバロネス役のシエナ・ミラーは大方の予想通りこの魅力的な役をモノにしている。彼女が一番の儲け役かな。あのボディラインくっきりなボンデージファッションで2丁拳銃。コレで燃えないヤツはボンクラの資格なしと言ってもいい(笑)

あとウェイアンズ兄弟の一人マーロンが主人公デュークの相棒リップコード、G.I.JOEの司令官ホーク将軍をデニス・クエイド、アメリカ大統領役ジョナサン・プライスが個人的にはツボであった。プライスはここ最近、こーゆうライド映画で脇の部分を固める事が多い気がする。

そしてニンジャ対決はレイ・パーク演じるダース・モールスネークアイズとイ・ビョンホン演じるストームシャドーの一騎打ちなど見所にはことかかない。

なんですけれども
[PR]

by tonbori-dr | 2009-08-19 23:53 | Movie

気になる新作映画

と言っても日付が変わったのでもう昨日だけど、
『トランスポーター3』と『GI:ジョー』をはしごしてきた。まあ盆明けですぐにはそれほど忙しくも無く、
早めに終わったのもあったので強行軍してきたがさすがに
空いていた(笑)
感想は後日まとめるけれど、
気になる映画予告が何本かあった。
そのうちの1本が『ドゥームズ・デイ』
映画『ドゥームズデイ』公式サイト
予告編を観ると、女性版『ニューヨーク1997』+『マッドマックス2』っぽくていい感じ(笑)
主演は最初ケイト・ベッキンセールか?と思ったけどいや違うなあと思ったらローナ・ミトラという人だった。
ベッキンセールの主演作でもある『アンダーワールド』シリーズの最新作『ビギンズ』で彼女のしていたセリーンの祖先を演じているらしい。
ちょっと覚えておきたい1本だった。

そして10月には『ワイルドスピードMAX』
公式サイト
3は観てないけど、やはり1の面子が揃うとなると観たくなるッス(笑)
まあyoutubeで結構トレーラーとかは観てるんだけど、これもやっとこ公開でまずは目出度し。
ボンクラ系もなんだかんだとかかってくれるのでせっせと観たいと思う(笑)

そしてベッソン系としては『96時間』も気になるが、コレは今日行ってきたシネコンではかからず別系のシネコンらしい。これも相当にキてそうなので要チェックかも。
映画「96時間」公式サイト
[PR]

by tonbori-dr | 2009-08-18 01:10 | ネタ@映画

TVでOKっていうのもなあ『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』スルー番外編

今日のキッズウィークと銘うたれた3夜連続(昨夜は『トキカケ』!)の映画放送のトリをつとめた作品。去年の公開でどうしようかと思ったけれどスルーした作品。
結果から言えば、それでヨカッタよねって感じ(笑)

原作は人気ブログ小説でかなり有名らしい。けど公開されるまで知らなかった。
あと原作のファンにはいろいろすっとばしたり改変されたエピがあって評判はあまりよろしくないらしい。

いやでもね、基本観てる間は笑えたし、青春ライトコメディーとしては悪くなかったと思うし雰囲気もあった。
けどコレは映画館で観ると、『あ、失敗した』と思うレベル(爆)

基本、この前に上げた『ネガチェン』もそうなんだけど、良い処もあるけどもさー、どうなのよ?って感じが拭えない。

市川君って完全にタイプキャストだ。まあそれほど演技の幅というかアレコレできるっぽさはないけどこういう子を演じさせるとはまるということなんだなと。

あと昨日の『トキカケ』で千明役、石田卓也くんとかも良いのだが、ジェミー役冨浦智嗣くん。
そういえばウェイン町山さんがブログでヘンな声といってるけど自分も最初『僕たちの教科書』で彼を個体認識したとき?だった。(NHKの新しい朝ドラ「つばさ」のヒロインの弟の声! - ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記)彼の女装はヤバイ。『サマーウォーズ』でキングカズマが実写で出来る(笑)ちなみにカズマ役谷村美月とはドラマで共演、オダルフィこと織田裕二のドラマで恋人役で共演している(笑)彼がその本領を発揮している。かなりジャンル向きではあるが正しく(笑)そだって欲しいものです。

話自体はごんた(関西弁悪さばっかりする子ども)な高校生が町に赴任してきた駐在さんと繰り広げるイタズラ合戦。高一の夏に仕掛けたイタズラはある秘密がというあらすじ。

かなりざっくりだけど、駐在さんの美人の奥さんやその妹、主人公と愉快な仲間たち。主人公たちと仲のいい少女などなどが繰り広げる夏の思い出。

まあ『ネガチェン』ほどは恥ずかしくないけど、TVドラマ並なんだよね。悪くは無いけれどもうちょっと映画的にしてほしかったなあ。そこは『ネガチェン』の方が映画的だった。

けど人に薦めるならこっちなんだろうな、まあ可もなく不可もなくってところ。だからこの時間にかけれるんだろうねという感じ。
役者さん、駐在さん佐々木蔵之介はがんばってるけど、特別出演枠っぽい竹中直人とかはまだしも町の人々であるところの片桐はいり、根岸季衣まで活かしきってないのもドラマでは顔出しで、あーそうねという部分があるけどねI

時間をドブに捨てたとは思わなかったが(それなりに面白かった)映画的には残念だったというか2時間ドラマ(ちゃんと作った)クオリティ。それと年代的な考証が走ってるクルマくらいしか感じ取れないのもTVドラマっぽさが抜けなかったなあ。『パッチギ』では京都という土地柄もあるかもしれんけど年代感をちゃんと出ているところを見るとやっぱりやれてないよねという事かなと。

でも市川くんの出演作では個人的には世間一般的には超駄作な『神様のパズル』が好きなのがよく分かった(笑)というか個人的にはかなり『映画』だったと思うけどねえ(爆)まあこっちの方がウケがいいならやむべしかなということか。

原作サイトぼくたちと駐在さんの700日戦争

「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」の映画詳細、映画館情報はこちら >>
[PR]

by tonbori-dr | 2009-08-13 00:19 | スルー映画祭り