カテゴリ:TVdrama( 335 )

SPEC祭終焉によせて。

いやもうね、今日は4時間SPEC祭を放送してたわけですよ。4時間ですよ。
結は時間が伸びてどうしても切れないからっていって前後編に分けたと植田Pが語ってたように思います。
『進撃の巨人』が急遽前後編に分けられたのとは違い切れなくなってしまったというところには愛を感じますけど、まあ時として非情に切る事も必要かなとは思います。とは言えこの作品はファンの後押しと植Pの執念が形にしたものだよなあっていうのもあるわけで。
自分も前に感想書いていますけど、とりあえずSPECって言う物語を当麻と瀬文のバディモノとして見ればこれほどしっくりくる相棒モノはここ近年なかったわけで。それだけは確か。あと作劇的にはいろいろ問題大杉だと思ってても、オチに元春と言う反則技使われたんでもう良しとするしかないじゃないかというそれだけですね。
とにかくファンと、スタッフ、キャストに感謝ですよね。

そう言えば色々今日の放送に付いても植PがTwitterのSPEC公式アカウントで解説したり思い出話をつぶやいててやっぱり愛を感じましたよねえ。終わらせるんじゃなくて、あれだけのコンビを続けるというのもあったと思うんですが、あえてクローズさせたのも愛なんでしょうねえ。でそこには執念も感じます。ここ暫くの植Pの作品を見てもやっぱりその執念ってのは感じてて「ATARU」とかはもろにそうだし(脚本に櫻井さんをというチョイスはありましたが)「安堂ロイド」「家族狩り」などやっぱり執念が人を作るのかなあっていうのも。で「ヤメゴク」ですからね。「ヤメゴク」はコンビにはちょっとなりきっていなかったかなあ。いや麦ちゃんと翔は悪くなかったんだけども、最後は麦ちゃん劇場だったしなあ…。うん難しいですね。佐野くんみたいな感じが欲しかったかも(翔に)。と図らずも「ヤメゴク」感想も書いてしまったけれど、でもやっぱり「SPEC」の当麻と瀬文なんですよねえ。もうこのコンビは観ることが出来ないけれどそのスピリットを受け継いだ新たなコンビの登場を楽しみに待ちたいと思います。

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by tonbori-dr | 2015-09-24 00:05 | TVdrama

Netflixで「MARVEL デアデビル」を観た!【ネタバレ】

と、いう事で1ヵ月は無料で視聴出来るってんで観ましたよ「デアデビル」
米国で配信されると同時に高い評価を得たっていうのも頷ける出来上がりでした。言わばこれはいわゆる「デアデビル・ビギンズ」といったところで、既に多くの人が指摘しているように「ダークナイト」との相似もあります。もっとも主人公は大富豪ではありませんが。(と言うかどっちかというと貧乏人)でも「ダークナイト」っぽい作品っていうのはアメコミヒーローでは避けて通れない道なんじゃないかなっていうのが最近感じてて、例えばDCコミックを元にしているドラマ「ARROW」もシーズン1はまさにそんな感じ。煉獄と呼ばれる島でサバイバルして、そこで身に付けた技で父の遺言と残したメモを頼りに街を脅かす悪を退治するオリバー・クイーン。彼がある意味、ただの自警団から街を守護するダークナイト(この場合はアーチャーですが)への変貌をじっくり描いて見せたのと同じ構造をもっているのです。とは言え個々のディテールは全く違いますが。

とにかく主人公と、周りの人々の描写が深く描きこまれているのと同時に説明過多にならないように気を遣っているのがよく分かります。そして何より驚くべきことは、この「デアデビル」が「アイアンマン」や「エージェント・オブ・シールド」と同じ世界でのお話という事なのです。マーベルシネマティックユニバース(M.C.U)と呼ばれる大きな統一された世界観での出来事なのです。それを示すものは登場人物のセリフやちらりと映るモノが指し示しています。実はそれも大きな驚きで今までのマーベル・シネマティック・ユニバースで描かれた大掛かりな地球の危機を守るアクション映画とは違うダークで重苦しい作風はまさにストリートのクライムサスペンス。でもだからこそ、M.C.Uでこういう事も出来るのか!と作り手の想いと作品世界の強度がまた一つ強化されたなという想いです。

















こっからちょっと【ネタバレ】も含んできますが。
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by tonbori-dr | 2015-09-10 23:27 | TVdrama

日本のドラマと海外ドラマ

ネタが無いし映画の感想を書けよといってもJ・エドガーネタ書こうと思っても色々上手くまとまってないのですが、
その原因の一つというと大げさではありますが最近良く観ているのが海外のクライムサスペンスドラマ。
具体的には「THE MENTALIST」や「LAW&ORDER」とか「HAWAII FIVE-0」とかなんですが、
比べちゃいけないと思いつつどうしても日本の同種類のドラマと比べてしまいます。

とはいえ「相棒」なんかはよく頑張ってたし、このクールだと『ストロベリーナイト』も1クールながらも一つのケース(事件)を数回に分けキャラの描きこみもしつつとよく頑張ってたと思います。
ってか『ストロベリーナイト』のようなドラマは2クールでじっくり描くようにしたほうが結果いいのが出来そうな気がするんだけども「相棒」のようにそれをしないのはまあ数字(視聴率)とかのビジネス上の問題なんでしょうけどね。

もっとも海外ドラマも視聴率は一つの指針としてあって数字が低いとバッサリ切られる事は多く、人気シリーズでも凋落したら容赦なく終ってしまいます。反面クオリティの高いドラマにはちゃんとファンがついて存続したりもするけれど。そのためどのドラマも第1話(いわゆるパイロット版、日本のドラマでは特撮系ドラマではよくそう言われ予算をつぎ込みローンチを確かなものにし、番組の方針を決定する)はかなり力がはいってたりするけど、その後尻すぼみになったり、あとはマンネリ化も水戸黄門よろしくあちらでも問題化されます。
だからこそ日本よりシビア。でもつまんないのも確かにあります。

上に上げた作品たちはどれも本国で人気の作品ですけれど「LAW&ORDER」は先頃放送が終了した人気シリーズで本国でシーズン20を数えたそう。これほどの長寿シリーズは「ガンスモーク」以来との事。というか「ガンスモーク」は名前こそ知ってるけど殆ど見た事がないです(^^;
この「LAW&ORDER」、普通のドラマなら警察は警察、裁判は裁判で別なドラマにすることが多いけれど「LAW&ORDER」は一つの事件を捜査、逮捕、送検、結審までを描くということで、それまでに無い描き方と法の矛盾などを付いた優れたドラマとして評価も高く今CSのスーパードラマTVで15から最終シーズン20を放送。この4月からはシーズン1からを放送。
また実際に起こった事件を題材にとったりしてかなりアグレッシブなドラマ作りや多彩なゲストやミニマムながらもキャラクターたちがそれぞれ立っており、いわゆる背景などは詳しく描かれなくてもちゃんと存在している人物として描きこまれているので観ていてもついつい引き込まれてしまいます。

そんなわけで暫くはこのドラマたち三昧で映画とはちょっと遠くなっている感じになりそうですが(^^;シャーロック・ホームズあたりはいっときたいなと。夏には「アベンジャーズ」も公開ですし。
でもまだまだLAW&ORDERも続くし魅力的な海外ドラマがたくさんあるのでほんと1日48時間欲しい感じです(苦笑)

他方、日本のドラマもいいドラマはあります。例えば最近なら映画化決定した「鈴木先生」とかでも結構シーズンを続けるというのはやんないんですよね。それは時代劇のマンネリを恐れているのかもしれないんだけれどやっぱりシーズンを続けて育てて欲しい感じはありますねえ。実際に「相棒」はそうやってるわけだし、他の局ではそういう継続的なシーズンを続ける試みはほとんどないのが残念ですねえ。フジとかはすぐに映画にしちゃうし(笑)まあ今後もそういう流れなんでしょうけど、出来れば「相棒」に続くようなクライムサスペンスが日本でも根付けばいいなあとか、今も思ってます。
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by tonbori-dr | 2012-03-25 23:02 | TVdrama

相棒最終回によせて。

まあいくつかツイートしたんだけれどリアルタイム視聴はかなわずおっかけ録画で視聴。

いろいろツッコミどころもあったけど満足。なにより話のオチがちゃんとつきつつもいつもの面々を今後の種としておいて置く部分とかいろいろ楽しい2時間SPだった。

なにより劇場版Ⅱでのある出来事への鎮魂歌でもあり、まあ今日の話で観ていない人にもあることが分かったと思うけれど、劇場版Ⅱへの幕引きをも兼ねたという意味ではまさにメディアミックス(死語)

まあ確かに話が無駄にあさっての方にいってるという指摘もあるけれど、基本人が人を殺すというのははずみか元日SPのおばちゃんのように(南果歩、怪演であり快演だったなー)それ自体が目的となっており他のことは瑣末なことになっているという。そういえば今回の犯人ってそういう意味でも元日SPと同じだし、劇場版…いやいや。まあそういう事なんだろうねと。

神戸ことソンくんも馴染んできたなと思うし、薫ちゃん越えは難しいと思ってたけど、いや実際ネットでの感想はまだまだ薫ちゃん派非常に多いけれど、ソン君派もじわりじわりとって気もしてるし。

しかしシーズン8の話をもってきて官房長を絡めたりとか、いやまあホントシーズン長いといろいろあるし、思えばソンくんの相棒への本格参戦だったストーリだったし。しかし瀬戸内先生、懲役十年云々とかええとか思ったけど執行猶予つかないのかとかまあいろいろ思ったけれど、現実が現実なもんでそういう部分はあえて(今日の話は話として)苦労しつつも右京さんの立ち位置を揺るがせないように苦労してるなって気がした。

まあ他のドラマよりやっぱり抜きん出ているし、シーズンを長く続けている事のいい意味での手馴れた感とともに時に、それを崩すような挑戦(異論もあるだろうけど。)もする。まあ稀有なシリーズなんでこの先の進化をまだまだ観ていたいですな。テレ朝はバラエティなんぞやめてこういうドラマばっかりつくればいいと思うのに、何故かまたバラエティ復活だし、なんだかな。いや独り言。

でシーズン10、いつものごとく未定だけど既定ってことでいいんですよね?(笑)

ああ、忘れていたけどラストのCGヘリはなんだったんだろう?アレだけはガチで謎だwww

ネタバレになります。
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by tonbori-dr | 2011-03-10 00:38 | TVdrama

命なめんなー。SPEC:警視庁以下略:最終回まとめ。

このクールでイチバンよくツイートしたドラマ。
そしてイチバン面白かったドラマ。
秋クールはお馴染みの別館にまとめ書きますがとりあえずイチオシだったこのドラマの雑感を。

映画は正直?というか『20世紀少年』3部作はまじ噴いた、な堤監督だが、ドラマだとこうもオフビートで面白いものを出してくる。ドラマの文法とギリギリの外角を攻めている部分が、どうも映画だと上手く活かされないんだよなあ。だって映画とドラマは違うもの~♪
と、それはどうでもいい。(よくない人もいるだろうけど)未詳(ミショウ)の2人の活躍は毎週楽しく観ていたが、なんでも数字はからっきしだったらしい(笑)
これも堤さんらしいというか。実は金田一少年とかは結構話題になったし、IWGPとかはそこそこ獲ったけど、結構数字はずしてることも多い。これはケイゾクのコンビでもある植田プロデューサーにもいえることだけも。

今期一番まともだったのは時代的にも内容的にも、曜日的(ここ地味に重要)もマッチングした「フリーター、家を買う」くらいだろうし、尻上がりに数字を伸ばしたことからでも明らか。(ちなみに最終回は竹内まりやのライブのためスルーした。嫌いじゃないけどそれほど熱心に観ていたわけではないので。でも良好な最終回だったようだ。まあ予定調和の部分もあったようだけど。)そういう意味ではSPECはかなり異端児なドラマだった。

で、 SPECの話。最終回は多分そうくるだろうなと思ってたところにちゃんと収まって、やっぱりなと思ったが、案の定、ツイッターのSPECクラスタ(SPECの実況ツイートをしている人たち)のTL(タイムライン)は阿鼻叫喚の渦に叩き込まれた。いや阿鼻叫喚というよりもやもやの渦に巻き込まれたといったほうがいいかもw

確かに公安零課アグレッサーとかまあね、そういうの放り投げっぱなしだもんね。
だがあれはマクガフィンなわけで大きな役割をもたされているわけではない。物語上、バックボーンとして描写されてはいるが基本的には「ケイゾク」「TRICK」のように凸凹男女ペアが事件に翻弄されるお話であるからだ。
なんで観終わった当初はこう考えた。
『世界を裏から支配してるような組織と決着なんかそうそう簡単に付かない。基本的には見た目より永い年月を生きてた地居が初めて惚れたヒトが当麻。で記憶操作のスペックでいろいろオイタをしてたけど、今度のゲームは当麻を巻き込んで自分のものにしようとした。
で、その決着をミショウの2人がつけたということである意味。大団円ですよww 津田はさしみのツマというか、そういう裏の総体みたいなもん。実体の無い影だよんというだけのこと。』
Twitter / @moto-tonbori: っていうか世界を裏から支配してるような組織と決着なん ...Twitter / @moto-tonbori: (続き)で、その決着をミショウの2人がつけたというこ ...

地居こと津田はスペックを持つことによってプチ谷生(谷生はハチワンダイバーの主人公たちの敵でありラスボス、ほぼ人外の将棋を指す計り知れない人物)化していた男だなという印象。あくまでプチなのは計り知れないわけではなく計り知れない力をもっているだけのKYストーカーであることが最終回中に描写されたため。
ただ津田助広発言は、この仕掛けのためにサブコード絡みでアグレッサーに潜入しそのうちに自分が牛耳ることになったのかなと思ったが、公式とドラマ中での津田(便宜上椎名津田とする)の発言により、津田は公安零課のパブリックドメインなので、地居の立ち位置は若干修正されるがまあそれは大きな問題ではない。なんせ地居の言うとおり記憶は記憶される瞬間から変質してしまうからだ。

だが彼らの前に立ちはだかった敵は打ち倒された。もちろん当麻は闇の女王になったのか?とか椎名津田の暗躍は?とか気になる部分はあるけれどって話ではあるが(笑)ケイゾクの時もCM中に朝倉、生きてる?みたいになったし(爆)ということですな。
今後展開があるかどうかは分からないけどこのコンビは結構面白かったので。
そして『阪急電車』で共演しているんだから柴田『ケイゾク』と当麻『SPEC』共演希望。
えらくなってしまった野々村係長の元部下のリーク情報ということで劇中で触れられたけどやっぱりね本人観たいですわ。

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by tonbori-dr | 2010-12-23 12:31 | TVdrama

竜でなく龍である。「龍馬伝」

昨日、今年の大河ドラマ「龍馬伝」が最終回を迎え視聴率は最高を更新とはいかなかったが20%を越えたとか。

昨日はツイッターで#ryomadenのタイムラインを追いつつ、自分もいくつかツイートしていたのだがまあチーム・ハゲタカ(チーフ演出の大友啓史さん率いるいわゆる大友組)の演出の手によるまさにこだわりの映像だったなあというのが一つ。それとこの作品は最初から弥太郎伝という宿命を持っておりそこへの帰結がなされた印象深い最終回だった。
時代を駆ける:大友啓史/1 対照的な龍馬作り - 毎日jp(毎日新聞)
アマデウスのサリエリとはよくいったもので、だからこそのあのラストも1日経った今ならよくわかる。
とはいえ昨日観た時点では不覚にも噴いてしまったが(笑)

歴史認識については異論のあるところで、それについては脚本家の責任ではないかなと睨んでいるんだけれど、上の毎日でのインタビューの連載で後に大友氏は半ば確信犯的にそれを指示しそれに対して責任を負うような発言をしている。その意気や良しとは思うけれど、例えば霧島の演出や弥太郎が最初から龍馬に絡むにしても大胆な割には、歴史に沿うような修正をほどこしたりなどのホンの迷い、いやこれはNHK、世間の公器たる放送協会の迷いなのかもしれないなと。そこは残念な部分だった。


やたらと理想というか「しぇいくはんどぜよ」「うーみ、ぜよ」「あいらぶゆーぜよ」「なまかみんなぜよ」というワンフレーズポリティクスは、それどうやねんとアマノジャッキーな自分としては思うたけどやね、まあ立志伝なのでそういう明確さがいるんやねともいうのも分かる。けどいろいろペース配分とか最後が超駆け足だったとか、弥太郎はともかく中岡をもっと初期から噛ませとけとかっていうのはあったわな。

個人的には龍馬の暗殺の核心部分に触れるのかなと始まった当初は期待しており色々推理もしたりしていたけど9月の時点で制作統括の鈴木Pのインタビューを読んでアレ?もしかしてと思ったら思ったとおりになったでござる(苦笑)
大河ドラマ「龍馬伝」、ついに最終章!! 制作統括・鈴木圭氏がラストを語る!? - ザテレビジョン
なんというか「何が龍馬を殺したか?」そこで、ああそうか龍馬というヒーロー列伝を作りたかったのだなと。そこには明確な黒幕はいらない。歴史のうねりが彼を殺してしまったのだと。だからタイトルが「龍馬伝」なのだなと。
実際には明確な理由をもって殺意を抱いた者達が龍馬を暗殺したわけだけど、そこは少々ガックリした。っていうか薩摩とか長崎奉行とか黒幕を匂わせておいてアレですかみたいな。長州(木戸)あたりのなんか道が分かれた感の描写で良かった気がする。完全に薩摩の悪者描写は蛇足に感じたのはマイナス部分。
もちろんその部分を含めて古きことにこだわる人たちを、いわゆる「抵抗勢力」という部分として見たて、結局そういう流れであったのだという話にもっていってるんだろうけど、(ヒーロー列伝としてもそのほうがヒロイックに盛り上がる。事実あの暗殺のシーンは分かっていても息を呑んだ。まあ他にもあっという話があったけどそれは後で)この時代はそう簡単に括れるもので無いし、龍馬という人物が実際に薩長同盟のウラにいて、大政奉還という部分にもかかわっていたことを考えると、そういう描写は「ハゲタカ」のチームにしては個人的には食い足りないし読み足りないのではと思った。

それでも一部で顔芸とまで称される俳優陣の熱演に、長廻し多様のショットなどなどハゲタカ大友組の撮影、演出は毎度毎度面白かったし、個人的にはそこは満足。当初の目的どおりに弥太郎伝としても締めれたわけだしね。

でも大河としてはまさに異色(それが狙いとはいえ)だったわけで色々問題もあったねということは書きとめておきたいし何より、これが史実と思った人は、歴史の勉強をしっかりしてからにしろよとは書いておきます。でないと勘違いな人が続出しそうだから。歴史書の史実の場にどういう考えでという部分で今回の龍馬を観るのはありだけどそれがイコールじゃないよと。フィクションなんですよということは混同しちゃいけない。

と厳しいことも書いたけど、このチームでデスペラードな「新撰組異聞」とかさ、晋作伝とかは面白そうなので作って欲しいわね。あと龍馬の望んだ新世界へはそう簡単にならなかった闇の部分を抉り出す「龍馬伝外伝-西南の役」とかね。カッツミーの西郷さんが結局、そういう武士の負の部分を自分が背負っていくところをガッツリやるとかねw

まあ色々書きましたけど真木よう子のツンデレぶりとかお佐那さまの貫地谷しほりとかお元は…まあいいか。でも蒼井優は嫌いじゃないんだけどね。あ、そういえば広末もでてたな、前半は結構存在感あったけど、1部だけの人だから結局、あの人誰?みたいになってしまったけど(苦笑)
こういう風に青年期から通していくと龍馬にかかわる女性が多くてやっぱり女たらしかみたいなwwwそこだけはましゃが龍馬でよかった金八さんではそこは説得力が出ないww
なんだかんだと書きましたが1年ともかくいろいろと楽しませていただいたので良しということで。キャストは良いながらも中盤で見てられなくなった「天地人」よりはオススメです(爆)

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by tonbori-dr | 2010-11-29 21:16 | TVdrama

2つの坂の向こうに「熱海の捜査官」

「ジョーカー許されざる捜査官」「MM9」とドラマエントリを書いてきたが、 夏クールのまとめはあらためて別館に書くとしてとりあえず先週、最終回を迎えた「熱海の捜査官」これはボーダーラインを越える、越えない?の話だった。

まあ謎解きが主体ではなく謎を楽しんでもらおうという主旨のドラマだったように思う。もちろんそれはデヴィット・リンチの「ツイン・ピークス」リスペクトということだと思う。主人公の星崎(オダギリジョー)のイエス・ノー・ランプや直感による捜査法、しばしばモトコなる人物に捜査状況を連絡し概要をまとめる辺りはクーパー捜査官を意識しているのは明白であり、南熱海の変わった住人たちにもそれは見て取れる。

ツイン・ピークスではこの世とあちら側を側面的に描いていたが(常世とは違うイマジナリーラインを越えた向こう)だがこちらは日本的にやはり常世と現世、そこの横たわるライン。多分、黄泉比良坂をイメージしているのだと思うけれど、それを描いていた。

ちょっと思ったのがインセプションにも通じる世界観の組み立て方だなと。多分幾分かの階層(レイヤー)に分かれいて、それを意識させる演出が行われていたのも印象的。でも企画的にインセプションの全貌が現れる前に骨格ができていただろうけど、放送時に公開されたことによりいろいろケミストリーが起こったんじゃないかと思うとこれまた愉快。

とここまで書いておいてインセプションがあったこと実はこれ星崎の夢なんだよん。とか平坂いや風宮の夢、いやいや北島の夢とか。で東雲くんは実はモトコさんであるのだよ、風宮が病院で覚醒したシーンを観てば…なんてなww
でもそれは多分無い。

基本的には曖昧な境界線上、幽界、たそがれ時の世界と黄泉比良坂で「なるほど、…だいたい分かりましたよ」という話。そうだいたいww

ちなみにツイッターでツイートしたのだが
ポニョにも同じメタファーがあって、だから実はリサとかひまわりの家のおばあちゃんたちは一度死んだけど、地母神たるグランマンマーレの奇跡により常世から現世に返って来たと。まあ黄泉比良坂のあれですわね。 #atami


かなと。ちなみにこれは公式見解ではなくネット上でよく見かける話。
リサたちの生死はともかく、ポニョのトンネルでのくだりと星崎、東雲が神宮寺によって通ったトンネルは同じメタファーだと思っている。ま、だいたいだけど。

という風に8話だけだったけどいろいろと濃密に楽しめるドラマだった。
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by tonbori-dr | 2010-09-23 12:28 | TVdrama

キャラクターのその先「MM9」

関西では先行して水曜深夜に放送されている樋口真嗣が総監督をつとめている「MM9」。自分にとっては大方の、1話を見てああこの感じで行くだろうなあという、予想通りな展開だが、いわゆる特撮オタクが「血湧き、肉踊る」という展開にはなっていないし、多分最終回前後編でもそれは変わらないだろうと(笑)

放送前と、放送はじまってすぐくらいに樋口総監督の談話を読んだけれど(いちおうソース)↓
樋口真嗣総監督と石橋杏奈さんも登壇、特撮ドラマ「MM9-MONSTER MAGUNITUDE-」試写イベントに行ってきた - GIGAZINE

気象庁特異生物部対策課(通称:気特対)がモンスターと”戦わない”日々を描いた、非日常世界の日常的人間ドラマ

気特対は、あくまでM(モンスター)の出現を予報したり、情報を分析して周辺地域への警報を出したり、注意点を自衛隊にアドバイスする影の存在。そのた め、Mと真っ向から戦うわけではなく、普通に通勤してオフィスで仕事をしたりしています。ドラマの魅力は、Mが出現する非日常世界にありながら、きわめて 日常的な人間ドラマが展開されるという点にもあります。
/記事より。


そう最初からそういうアンバランスゾーンでの日常が描かれるんですッって明言されていたわけで。
Mが出ねえよとか、面白い回もあるけど俺たちの見たいのはそうじゃないと言われても、シンちゃん最初からそういうつもりで作って無いしってことですね(爆)

もっともちょっとこれは雑誌のチラ見なんで記憶違いかもしれないけれど、各話の演出をお願いした監督さんたちにはもっと怪獣でんの?と思ったら出なかったみたいな。ヲイヲイってほほえましい話もあったとか、なかったとか、ようしらんけど(^^;

とはいえようするに怪獣映画に出てきたキャラクターたちの日常芝居を撮ってみたいんだよ!と思っていわば本末転倒気味にスタートした企画っぽいわけなんですよね(個人的には有りだと思ってるけど)でもちょっと縛りが無さ過ぎたカナと。パトレイバーの伊藤さんはイイ本かいてるとは思うけど縛りがゆる過ぎて明確に1回はMが姿を晒すという部分を作ればもうちっと特オタの喰いつきがよかったかなと。なんせこんな深夜。特オタが観ないとまず話になんないっすからね。

で、まあ多分映画になるとしたらそれこそ鬼のような幸運が(ベタに言えばDVDが売れないと)難しいんじゃないかなと想像してるんだけど、例えばまあ作られるとして、そこで怪獣バリバリでてきて、「このドラマの上にたった深みのあるキャラクターたちが右往左往する様を描きます、(キリッ」っていってもまず喰いつかせるべきファンが、ホントかな?みたいな感じで、なんか微妙な感じがながれそうな感じは凄くあるなと(苦笑)まあ怪獣大暴れしている画像がかぶさればそれなりにとは思わないわけでもないけど。(気特対密着24時の回の最後の部分だけで1時間半やるならまあそーゆうのアリ?みたいな)

シッポンの回とかスカイウォーカーの挿話とかイイエピはあるんだけど正直苦しいんじゃないかなー。ウルトラQは何故ヒットしたのか、そしてウルトラマンからセブンの流れ、そこをマイティジャック、怪奇大作戦とかファンが何に喰いついたかってのを考えるとね。

まああれですわ。ライダーって前提にライダーと怪人が戦うじゃないすっか。まあ戦隊でもいいけど。でそのフォーマットでどんだけ日常書けるのさ?って話で多分ね、出来たと思うんですけどね、各話の出来を見るに。でも居酒屋エピソードは好きだよ。あーゆうのはあってもアリ。でもそれでさえも冒頭に状況終了して課長と部長が飲みに行くっていうね、そういうヒト手間入れてもねって話で。

なんかシンちゃん、今、犬童監督と「のぼうの城」を北海道で撮ってるらしいけど自画自賛しているんじゃなくてさ、シンプルに快感原則を入れた上で、3割やりたいことをいれるがいいと思うんだけどな。
まあそんなこんなですが最終回までは付き合います。あと2回だし。まあMはでてこなさそうだけど怪獣のタマゴ問題でのどたばたとシリアスな空気も纏いつつギャグかましてくれそうなんでwとりあえず初見の人でもこれだけ見ても大丈夫じゃないかなとは思いますww(無責任)
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by tonbori-dr | 2010-09-17 23:46 | TVdrama

闇の執行人「JOKER-許されざる捜査官」

昨日、堺雅人主演ドラマ「JOKER-許されざる捜査官」が最終回を迎えたが、やはりこのドラマ、ツイッターなどでは時々これ「ダークナイト」や「バットマン・ビギンズ」やんと発言していたのだけれどまさにそういう部分に落ち着いた最終回になったかと思う。

ただツイッター上でそういう発言をしていてもそういうリプライやリツイート返してくれた方は少数で大概の人は「必殺」(仕事人などなど)それの現代版「ハングマン」やんといってた方が多くて、はあそうなんだと。

自分は必殺とかとは(後期)違うなと最初から思っていて、大きく違う点は仕事人はそれぞれ事情をかかえているけれど、基本悪いヤツをぶっ殺す事に躊躇が無い。そういう罪を背負うという部分はある種覚悟として既にすませており、どちらかといえば西部劇でクリント・イーストウッドがよく演じるミスター・ノーボディ(名無し)、神の使いに近い。だから2009で殺しに悩んだ仕事人が仕留める側に殺されたっていうのは結構、ああこれも時流かなという気もした。ちなみに初期の梅安さんとか主水あたりもいろいろ人間臭さとかだしてきていろいろあったけど割愛。あとハングマンはそもそも殺さないしどちらかといえば、「スティング」のようなコンゲームな側面が強調されている。

で、「JOKER」は仕事人のまさに許されざる部分を描いた意欲作っていってもいいんじゃないかなと。そしてこれは制作者側が最初意図していたのかは分からないけれど、最近の被害者感情の部分や死刑問題に結果的に言及することにもなっており荒唐無稽ではあるが味のあるドラマになったかなと思った。

だからこそ中途半端な2期とかはやめて欲しいと思っているんだけど、案外ツイッターだけでの観測で言えば、闇の警察組織ジョーカーに対して疑問を残した形になっているのでその全貌を明かして欲しいと思った人は多いみたい。

「JOKER」という話自体が荒唐無稽なことを考えればこれは寓話としてとらえるべきなんだろう。それはドラマの最初に、この物語はフィクションだけどもここで描かれる闇をどう捉えるかはあなた次第という惹句にも現れている。だからこそ同じテーマを追った「バットマン・ビギンズ」や「ウォッチメン」あたりにも通じるなと思ったのだけれど。

もし2期を作るなら(TV局側の事情としては数字のいいコンテンツは続編、映画というのは考えたいだろうから)、「ウオッチメン」のテーマになってくるかなと。まあこれは刑事ドラマではよくある話で例えば「フェイクシティ」や「Q&A」「トレーニング・デイ」などの闇警察ではないけれど正義をおこなうためにという御旗の元に悪にそまっていく部分を、じゃあそれは誰が見張るのか?みたいな事になってくるかなと。実際ドラマでは伊達の行為に対してのコピーキャットでも言及されているが、さらに上の組織としての思惑などが係る話になってくるかなと。ただそれだと陰謀論とか、邪魔者を消す組織という矮小化が起こりそうでちと座りが悪くなってくる気がしないでもない。
そうでなくとも経歴の整合性とか(三上と井筒の同期なのに三上はキャリアで、井筒はノンキャリしかも所属が警察庁に神奈川県警とかちと投げっ放しすぎるww)
まあ警察モノの階級設定はその人を自由に動かすためのものなんで、例えば2時間サスペンス刑事ドラマだと主人公の警部、もしくは警部補率が高いとか(現場指揮官もしくは警部補なら班長クラスなので自由に行動でき、またヒラより偉いので都合がいいw)拳銃携帯にしても最近はうるさいので普通に生活安全課にしとけば携帯OKだぜとか。これは新宿鮫か。まあ言い出すときりが無いがまあそういう設定のわざと感はちょっとマイナス。このわざと間違えてますっていうのはフィクションですという部分で意外とよく使われているんだけど(そういえば「科捜研の女」では巡査部長の土門さんが刑事部長(警視正クラス)に直接報告とかおかしい部分があるけどそれで文句バリバリな人は少ない)JOKERって組織が旧内務省(押井監督的にいえば首都警公安部長室戸文明だ!)の系譜を汲む闇警察組織っていう点とかに接点を置くために三上をキャリアにしたためにまあそうなったんだろうなあとは分かるけどね。

そういえば連続殺人犯を追う女刑事がなんだかどんどんあさっての方向に向かって走り出し警察の裏組織と対峙することになってしまった「アンフェア」なんてものあったけど(アレも結局組織は全貌闇につつまれたままなんだよね。中の人の事情で続編話もなんかそのまま放置っぽい)でも神隠しをやってる闇警察組織の腐敗論にいっちゃうと残念な感じになりかねないので(それは多くのドラマ、映画で語られているし、そもそも罪と罰、そして自警に関しての焦点がぼやけてしまう)まあやるならうまくやって欲しいですね(棒読)

といってるけどいい役者さんとテーマがはっきりしていたので近年では割と面白く見れた警察ドラマだった。まあ奇手ではあるけれど。こういう冒険はして欲しいもんです。まあ裏金云々に関して警察完全悪党設定は難しいだろうけど、色々ネタには困らないだろうし。まあ意欲作だったのには間違いない。普通こういうネタだとカタチを替えた勧善懲悪にしかなんないから。そういう意味でも闇を残したエンドはよかったのでこれで了としてほしいもんだけどねえ。(特別編で終わりということで)

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by tonbori-dr | 2010-09-17 00:01 | TVdrama

アマルフィの続編が映画でなくてドラマになる件

そういえばユージ・オダ結婚したとかで。
なんてえか、一部には浮いた噂が出ないのでゲイとか言われてて、ネットではいいネタとして消費されているみたいだけど正直どっちでもいいしカミングアウトとかそういうのも本人次第で興味が無い。
だが彼のかかわった作品がドラマの云々となると興味がある。
織田裕二が外交官、映画「アマルフィ」続編が連ドラ化(芸能) ― スポニチ Sponichi Annex ニュース
未だアマルフィは未見だ。小説も読んでいない。
いわく脚本クレジットの話とか公開時にいろいろ話がでていたのも記憶に新しい。
その件のいろいろはこのリンク先のさらにリンク先を読めば分かるだろう。
ちなみ原作小説はまともらしい。

織田裕二主演の映画「アマルフィ」が続編制作決定、連続ドラマで2011年1月から開始予定 - GIGAZINE

でこの物語、主人公が外交官だけど、いわば「特命係長只野仁」みたいな人で只野と違うのは普段は目立たないダメ係長でなく、ちょっと浮いてるキレ者外交官ということだ(笑)

そんで外交官が主人公で映画の予告では「私の任務は邦人を守ることです」なんて啖呵をきってるんだけどということは舞台は外国?ってことになる?いや某国とかアラミダ王国とかベラピオ共和国とか、今適当に思いついた架空の名前の国でとかになるとすると、それはっきりいってコントにしかなんねえぞと心配。アメリカのドラマシリーズのように潤沢な資金も無いだろうし、そのアメリカだって海外ロケってそれほどないしやってもコーディネイトしやすいところで行っている。

まあフジは正月のカンバン2時間サスペンスだった、「スチュワーデス刑事」シリーズにピリオドを打ったのでその分を使うのかも知れんけど、初回と最終回だけ海外ロケだと寒い感じになりそう。

あと敵というか対峙するアクシデント、事件も気になる。ココが重要で架空の組織はいいとしてもちょっと時事ネタから乖離しすぎていると寒い感じになりそうだしなあ。

っていうかついーとしたけど「捜査を立て直す」意味でもさ、踊る2ndシーズンをやったほうがいいんじゃないですかのーって思ったっすよ。

追記:文章訂正太字部分。

追記:
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by tonbori-dr | 2010-08-24 01:32 | TVdrama