トランスポーター3アンリミテッド雑感

いっとくけど一部ネタバレしてるかもなので読むならそこらへんご了解を。





うーん。舞台がヨーロッパに戻ったのは嬉しいがべッソンクオリティの法則、その1。
「続編を作るととたんにしょぼく、またつまらなくなる」に見事にはまっている。PART2ではマイアミに舞台を移しビッチな殺し屋とかでそれなりに見せてくれたが、今回は『プリズンブレイク』のティーバックをもってきただけで特に動かさないのも?もったいない。

そして致命的なのはヒロインだなあ。べッソンはウクライナ系の人が好き見たいだけど、今回のねーちゃんは安い、安すぎる!まあこれは映画を見ればすぐに分かるネタです。

ステイサムを使ったアクション自体はコーリー・ユエン師のアクションコレオグラフィーのおかげで、一定水準ではある。まあそこらへん目当ての人ならいいんだけどね。

話はまあ1に似てるけど特に運ぶものの身内がどうとかは無いです(笑)あとエコとかで産廃を扱ってるけどこれはネタがキャッチーだからでしかないだろうな。しかしフランクのルールはもう既に破られるモノとしてしか機能していないな。しかも守るフリしかしないし(^^;





あとめっちゃネタバレなんだけど(なので以後反転)
水中で窒息の絶体絶命のピンチにタイヤのエアを吸う描写があるけど、充填された気体が窒素だったらどうすんだ?と思った(笑)
まあ自前のアウディ(べッソンは最新作「96時間」でもアウディ出してる)なんで、そういうこともあろうかと、タイヤの空気はもちろん普通の空気にしているんだろうけどね(笑)で、そこからさらに驚愕の展開があるんだけど、これはTVのバラエティー番組で是非検証していただきたいですね(爆笑)
というか実は浮くクルマはあるんだけどね。というかまあそれは別の話だし長くなるのでまたの機会に。


そういえば主人公フランクはアウディ使いだが、フランクの友達でマルセイユの地方警察勤務のタルコニ警部もクルマの趣味がいい。というかフランス人らしいチョイス。
ルノーの古いブレーク(ステーションワゴン)に乗ってる。多分ルノー16
ルノー・16 - Wikipedia
そして警部は前(トランスポーター2)では手がかりナシでネットから敵の親玉割り出したけど今回もやってくれる。
フランクの電話1本で背後関係の洗い出しからウクライナの警察とすんなり協力体制。
しかもお供を連れずにたった一人で乗り込むという豪胆さ。もしかするとこの人が主役なんじゃないか?www
ほぼ真田さんなみのスペックだ。この人が一番ベッソンクオリティを象徴している(笑)

結局、フランクって足を洗ったのか、そうでないのか?冒頭のタルコニとの釣りシーンとかを観ているとそこが曖昧なんだけど、そこらへんはハッキリさせても良かったのに。そこがベッソンクオリティのベッソンたる所以か。

ヨーロッパのスケール感覚って実は街(風景)をころころかえることで出てくるもんなんだけど、今回ストーリーがマルセイユから始まって、ウクライナまで舞台が移っていくのでカーチェイス的には欧州の古い街並みでネジの切れたチェイスが少ない。まあチャリを使ったアイデアは悪くは無かったけど、フランクの行動を制限するリミッターとしてのガジェットもアドレナリンが吹き出ないと死んじゃう男には小さすぎるリミッターだしなあ。もっと違うアプローチでないとという感じもあったし、そういう意味でも今回ちょっと失敗していてそれほどスケールを感じられない。
マイアミだけでやってる2の方がスケールがでかく感じてしまうのもマイナスだったなあ。

とりあえずステイサムが観たいなら止めませんwww
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追記:
08/29 ちょっと文章直し及びエントリを畳みました。
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by tonbori-dr | 2009-08-27 22:28 | Movie