*まさか邦画の実写で『ヤッターマン』が観れるとは。

正直、三池サンでもなーとか思ってたし、ドロンジョがフカキョンっていうのは少なからずあったけど予告編を観て、もしかすると面白いかもと言うのは秘密ナリ~。

きょうのわたくし : 『ヤッターマン』  お好きな方だけツボ踏みまっせな快作
**子供は解らなくていいんだよ。〈ヤッターマン〉** 日刊【考える葦】Returns
シネマ親父の“日々是妄言” : 「ヤッターマン」コレ、子供に見せていいのかな~(^^;?

で、皆様ツボにはまっておられるご様子。
で、この映画が今日本のボックスオフィスチャートランキントップというのことにまず快哉を上げたい。
だってそうでしょう。この春休みシーズン。お子ちゃまのド定番、『ドラえもん』を押さえ、アメリカからの黒船、誰もが知ってる『ドラゴンボール』の実写版『DRAGONBALL EVOLUTION』をも完全に下した。
これに快哉を叫ばずして何を言う……なんてな(笑)

正直コレがヒットするなら何で去年の『神様のパズル』はヒットせえへんかってん?と言いたい処だが、まあそれはそれで、これはこれでなんと面白きことかいなとというのは事実。

特にmori2さんと森と海サンのお二人はタイトルにまで入れている子供さんについてのお話は映画を観た人のみが共通認識出きることなれど、よくよく考えればキューティハニー(アニメ版)とかもっと下って『まいっちんぐマチコ先生』と並んでガキんちょのヰタ・セクスアリスとしてタイムボカンシリーズの特にこの『ヤッターマン』はおっぱいとかまあベタに言えばそういう部分をになってた。もちろん3悪の下世話ネタだって子供たちにとっては今風に言えばワクテカの世界(そのうち免疫が出来て黄門様の印籠よろしくなってきたけれど)だから三池サンも『ガッチャマン』の実写化の話が来たのに猛烈に『ヤッターマン』を推したのは、自分のしたい事(表現)と作品としての親和性が高いと分かっていたからの確信犯ということにほかならないと思うのだけど。

その他は
リンク先の方々が語りつくしているので以下省略(笑)

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こっからは余談なんだけど、パンフによると三池サンがクライマックスにはこだわりがあって要塞みたいなところで闘うことにしたいとかいったそうな。これがちょうど先日公開された『ヘルボーイ・ゴールデンアーミー』のゴールデンアーミーが封印された廃都の神殿にも通じる歯車がフィーチャーされてて制作時期云々を考えるとなんという東西のオタマインドによるシンクロニシティ(笑)こういう事ってあるんだなあと微笑ましくなった。

またこの作品の肝は起承転結の起承をまとめて頭にもってきたところ。アニメの初回エピソードのクライマックスから始まって中盤の山場エピソードと最終回をくっつけたところ。コレ、『超時空要塞マクロス-愛・おぼえていますか-』と同じやり方だよと終わってから気がついた。三池サンってば見かけはチョイワルだけど結構オタネタに通じてるのかも(笑)まあ冗談ですが。でもこのやり方は膨大なエピソードがあって、ある程度皆が分かってるフォーマットをもっている作品のエッセンスを活かすのに上手いやり方。

上の証言は脚本家十川氏がパンフのインタに答えての言ってた事だが、ホンは大事だがやはり監督との意思疎通というかどこまでイメージを具現化できるかというのと全体の構成が活かしもするし殺しもする。やはりたたき台はしっかりしていないとダメだけど、それ以上に監督のイメージに筋が通ってないと。なんせホンだけで言うとコレひねり無しの基本形のみだけだからねえ。(実は心配していた。なんせ『少林少女』のホンを書いた人なので。もっとも三池サンとは『龍が如く』で組んでいる。

悪い点はあるけどまあ気にならなかった。いやアバンで主役2人が出てきたときに軽るぅーと思ったけれど、それを補って余りある3悪の登場シーン。その後、ツボシーンなどがあり、やはり圧巻は『全国の女子高生の皆さん~』ですな。ホンマに撮っちゃうところが三池クオリティ(笑)PTA映倫がなんぼのもんじゃいというナイスなシーン。それ以外にも隅々に気が配られている画面。acoサンも指摘している美術さんナイスな仕事です。
こうなると『ガンヘッド』を三池組でリメイクして欲しい・・・いや正確には三池組美術スタッフで(笑)

そしてフカキョンのドロンジョが良く機能していた。役者に負けるか、それとも話として入らない子になってるのではと心配したがちゃんと要になってるし、アイちゃんと恋の鞘当などなど、そう来たかと。色々ちゃんと話にかませていくようにしてたし、他のキャラクターにもちゃんと見せ場をつくっているのは有難い。
特にゲストキャラの扱いが面白すぎ(笑)阿部サダヲは『妖怪大戦争』の頃から面白担当ってことでFA。
あの時は最後事務所的に岡村くんにもって行かれたけど今回はきっちり持っていったので良かったね。そしてドクロベエさまの滝口順平さんはまさに名演。実は小物の最大の敵を演じきったのはこれはベテランの味でした。
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by tonbori-dr | 2009-03-31 23:11 | Movie