その54年前の映画とは?<アカデミー賞

Excite エキサイト:社会ニュース:2009年2月23日 13時12分 ( 2009年2月23日 23時35分更新 )<米アカデミー賞>「おくりびと」「つみきのいえ」同時受賞/毎日jp
この記事にも載っているけれど『地獄門』という映画が名誉賞(外国語映画賞)と衣裳デザイン賞を受賞したのだそうだ。当時外国語映画賞が名誉賞扱いとは言え、本当に名誉のあることなのにその上衣装デザインまでとは。(もっとも東洋の和装、着物がオリエンタルムードがあって会員にウケがよかったのかもしれないが。)
地獄門 - Wikipedia

にしても『おくりびと』が本当に獲ってしまうとは、すごいもんですなあ。
公開時、結局見逃してしまったが(日本アカデミーの優秀賞の時の凱旋もスルーした)これは三度凱旋公演もあるかも。

とはいえこういうの無欲の勝利とか書かれそうですけど、外国語映画賞って何が来るか分からない部分もあるし日本では他の作品の下馬評も映画ツウでないと知らない事も多い。
毎度おなじみallcinema ONLINEの記事によると本命を退けてという一文があるところを見ると、まあそれほど有力ではなかったのかもしれないけれどなんにせよ暗い話よりは明るい話のほうがいいもんなのでとにもかくにもめでててえなあ(笑)



あと滝田監督って日本アカデミー賞は『壬生義士伝』で最優秀監督賞は逃しているものの作品賞とかとってるんだけど外国の映画賞にはあまり縁の無い方で、いい映画は撮るけどもどちらかというとエンタメよりの人だと思っていた。

だけどここにきて巨匠というか山田洋次さんとかそっちに振ったかなという気が。
それは予告編だけの印象だけなのではっきりとは断言できないけれど、日本ではそういう映画が本道なんだなあ。

それはイイ悪いじゃなく、心情とか日常のはっとする部分、今ドラマでやっている『ありふれた奇跡』みたいな(全然ありふれていないけど)そういう部分をどうフィルムに焼き付けていき笑わせて、泣かせてという部分が日本映画の本道なのかも。

泣かせの映画が邦画の主流になったとかで色々言われてた時期もあったけれど基本的に寅さんがデフォルトなわけなんだから、後はそこにどれだけのクオリティをつぎ込めるか?っていう話

個人的には日活無国籍アクションや東宝アクション、東映セントラル系などのクールなアクションの復活を願ってやまない人だけど、そういうのはもうね、はっきり言えば、
日本人の中では『ウケ』ない。いやウケる人はいるけれどVシネマでペイできちゃうということでビジネス的にも大きくなんないのかなあとちょっと寂しさも感じる。

というのも先に上げた滝田監督も面白いアクション撮れると思うんだけど、時代劇(壬生もそうだけど『陰陽師』とか劇団☆新感線の『阿修羅城の瞳』とか)を撮ってるんでやってくれてもいいんじゃないかとは思ったんだけどね、どうも次回作は(撮り終わってると思うけど)『釣りキチ三平』だし。

そういう意味では日本のアクション映画の命運というのは未だ厳しいのかもなあとつらつらと感じたアカデミー受賞式でした。

あとね、短編アニメの制作プロダクションが踊る大捜査線の『ロボット』というのに『へえ~』と思ったね。いやIGさんとかちょっと経営のヤバイGONZOさんとかはここの部分も抑える方向でやったほうがいいと思いますぞよ。ショーバイ考えてるなら(笑)
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by tonbori-dr | 2009-02-23 23:24 | column@Movie