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*幸せな時間『成龍vs李連杰』-『ドラゴン・キングダム』

とりあえず感想メモ。

『成龍vs李連杰』とりあえず、これだけでニヤニヤ出来る(笑)

でもそれだけではない。この映画、香港電影へのリスペクトがきちんと入っている。
アバンからタイトルロール。ちょっとぐっと来るフッテージなどここでまず頬が緩む(笑)

アクションチームにユエン・ウーピン師が迎えられているだけでなく、ジャッキーと功夫オタのアメリカの高校生との師弟(ジェットも加わるが)関係は『ドランクモンキー酔拳』を思い起こさせる。

例え話が向うのティーン向けファンタジーでイマイチ迫力がないとしても、そこかしこにそういうリスペクト魂が見えるので楽しんで観れたし、本当の主人公?ジェイソンくんのルー・ヤン(ジャッキー)との掛け合いとかニヤニヤしっ放しだった。

またジェットのサイレント・モンク(静かなる修行僧)は彼の代表作でもある『少林寺』を思い出し、これまたニヤニヤ。

彼ら2人のアクションシーンはもう頬が緩みっぱなし。

ラスボスというか悪の首領はコリン・チョウ/鄒兆龍、『マトリックス・リローデット&レボリューションズ』のセラフの中の人。ちなみに『D.O.A』にも出てたなあ(笑)

そういえばなんとなく話が『ネバーエンディング』っぽい。だが『西遊記』をメインモチーフにしている辺り、どうしてもアレを思い出す。
だがこっちを観ちゃうと、あっちはどうでもいいな(爆)

総じてティーン向け、ハリウッド制作なんではあるが、だからこそ、この初顔合わせが実現したのかもしれない(華圏では船頭が多くてまとまんない可能性が)そう考えると大変貴重な作品になるかも知れず、両者の作品を観ている人なら是非大きな画面でそのショットを確認しておくが吉。

「ドラゴン・キングダム」の映画詳細、映画館情報はこちら >>

by tonbori-dr | 2008-08-09 02:13 | Movie