*ゾディアック覚え書き

今まだ頭の中で咀嚼中だけどいくつか覚え書き程度に書き留めておく。
ちゃんとした感想はもうちょっとあと。

ちょっとネタばれ(といってもゾディアック事件についてはあちこちで語られているので大まかな概要は知っている人も多いかも。)するかもしれないのでネタばれ警戒している人は見ないようにしてください。








追記:2007/07/19 00:07アリ



とりあえずサントラ欲しくなった。
使われた70年代の音が入っていればということだけど。

翌日、『ダーティハリー』のサントラを聴いたんだけどやはり同年代だと思ったので。

それとロバート・ダウニーJrが演じる新聞記者、エイブリーが落ちぶれた後にバーで第2の暗号を解いたジェイク・ギレンホール演じるグレイスミスが、TVのインタビューに出ているを見ていたバックにスティーリーダンがかかっていたのを聴いて『ああ、彼らは70年中頃にはもうデビューしていたんだ』と感じた。

ゾディアックの殺しのシーンは3回。つまり連続殺人犯、サイコパス、一般的に言われるシリアルキラーと言われた連中とは違うと監督は描いている(つまりはグレイスミスもそう思っている)もっとも彼らは普通の人から見れば同じサイコ野郎だが。

アメリカでは証拠は捏造され軽視されることもしばしばという風説とは真逆な証拠偏重主義にすら感じる描写、有力な容疑者への指紋、筆跡の不一致、そして近年のDNA鑑定不一致。
このあたりは同じだがどちらかというとこのゾディアックとは真逆なサイコパスである犯人を描いている『殺人の追憶』と同じ轍を踏んでいるのがなにかの暗合めいている。

映画の中盤で『ダーティハリー』の冒頭シーンが出てくる。
スコルピオがゾディアックをモデルにしているのは有名だがこうまでサンフランシスコ・クロニクルが事件と深い関わりになっていたとは知らなかった。

それと劇中で指ししめられる犯人と思しき人物は以前、『奇跡体験アンビリバボー』でもこのグレイスミスの著作を元に番組を起こしておりその時に指摘されていた。

追記:2007/07/19 00:07
時間の長さは全然気にならなかった。かなり適切な時間配分に感じられたが、これは『ゾディアック』に引き込まれているからだと思う。
あちこちの感想をあたってみたけど退屈という二文字の出てくるところは時間が長いと書いているところが多い。
あと役者はいいんだけどというところも時間が長いという指摘が。役者目当てで観てもこの映画はキツイんだなということか。
もっともツウな役者ばかりだけど。

さらに言えば事件を時系列で追っていき時間軸を入れ替えたりとかそういう奇をてらったことはしていない。だから以前『ダ・ヴィンチ・コード』を豪華な木すぺと言ったがこれは再現ドラマともいえるかもしれない。
だが安っぽくない。かなり細部にまで気が使われた再現ドラマ。
よく舞台が古い時代設定にしている映画で当時の空気が出ていないと書くことが多いがコレは完全に60年代末から70年代そのものに放り込まれる感覚だった。
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by tonbori-dr | 2007-07-17 23:34 | column@Movie