*誰が最後に笑ったか?-アンフェア THE MOVIE-

多分製作の関西テレビでなく何故か製作(Pでなく)に名を連ねているフジの亀吉(ウソ)
けどフジテレビの仕切りっぽいと世間一般では思われているはず。

ということでちょっと前に観にいってきた。
もっともブログ『愛すべき映画たち』のmicchiiさんのエントリを読んで
愛すべき映画たち: 『アンフェア the movie』観て来ました
著しくモチベーションは下がっていたがとりあえずTV放映の時に篠原涼子はともかく寺島兄貴が出ていることと犯人探しで結構楽しませて頂いていたので観にいくと決めていた。
(モチベーションが下がったのはmicchiiさんのせいだけではない、結構予想通りであったというかTVスペシャルの時にそうなるんじゃないかと思っていたので、はあ~やっぱりという事で下がったのだ。)

だが基本的には『無駄に美人で凄腕一匹狼な女刑事が閉鎖空間で愛する娘を助け出すために闘う』なんてえ映画は好きだよ。というかアクション映画でそういうコンセプトのは諸手を挙げてウェルカームだ。けどだからといって全部OKって出来ないのはまあそういう事で。

まあネタバレしていますのでご了解を(誰とは明言しておりませんが)



micchiiさんを初めこの手の映画をよく観る人なら一番萎える
いわゆるハイヒールの靴音なんだけどアレなってても特に問題なくするようにするのは実は可能。なんだけど、日頃そういう映画を作りつけていないからスタッフが解ってない。例えば結構SWATが活躍する向こうの映画でも靴音がしっかり鳴っているのも多い。まあそれは視覚だけでなく聴覚にも訴えるための手段なんだけれど、音響効果でぶっちゃけエフェクトかければすむことで、ぶっちゃけて言えば、音響効果で響かせなく出来るじゃん(笑)みたいな。そういうのは経験とそういう(ガンアクション)のにどれだけ関わっているかが決め手で、だから地下駐車場でマガジン(弾倉)を落としての時にヲイヲイその前にあんだけ響かせてるじゃんと、まあそうなるわけですね。

つうか特殊効果/銃器指導にBIGSHOT(納富さん)は絡んでいないのか!と小一時間。と、思ったら納富さんではないような。けどパンフには元警察のSATが指導とあるけど、プロが指導してもそれを画にするにはまた別の話で画面に映える見せ方までコーディネイトというわけでは無いんでしょうな。でなければあの靴音はまずいと言ったはずだけど、『それは映画的な画面効果なんで』ってことでスルーされている可能性が。作戦、戦術部分でのホンにも関わる部分へのアドバイスなど、やはりこのようなガンアクションコーディネーターってのはアクションコレオグラファーとともに日本では弱い部分と痛感する。アクションコレオグラファーは香港などで修行を積んだ谷垣氏、下村氏がでてきているけどガンアクションの部分はBIGSHOTくらいしか思い浮かばないし。日活のアクションシリーズや東宝の初期のアクションなどのスタッフが高齢になりそういう部分が受け継がれていない、または途絶えてしまった感がある。余談だが原田眞人監督は結構いい演出をするけれどそれ以外ではやはり納富さんがかかわらないと厳しいと思うのだが。
ガンカタっぽく銃を振り回してOKってもんじゃないしこのあたりの匙加減が出来る演出家はやはり銃を持てる国、またはちゃんとした専門家とそのアドバイザーがいる向こうに負けている。

それ以外の部分に目を向けると、まあ2時間ドラマで充分とまで言われちゃうような話ではある。確かに予算があるドラマならこれくらいなら2時間ドラマでいけるやないのという感じのセット撮影とかTV的なのは確かにマイナス。
いっそのこと全部ロケでやってしまうくらいの決断力かそれこそもっと予算をかけて作り込むか。

しかしいきなり出てきて美味しいところをさらう椎名桔平とか薫ちゃんこと雅也兄貴に寺島兄ィは流石だよね、みたいな(笑)もっとも今回は刺身のつまみたいところなんでそれほど喰うまでには至っていませんが(^^;

犯人に付いてはドラマのときからの観ていたので返ってわかりづらかった。もっとも皆大げさに犯人だと思わせるのはアンフェアクオリティ(苦笑)今回に関しては最重要容疑者はそれほど多くないのでまあ予測範囲内ではあるが。

で全てが解決するとか言っといてこれは一体どういうことなんでせうか(爆)
それよりも結局巨悪は眠ったままかよというかそんな尻切れトンボでよくラストを締めくくった方に驚きを感じる。
いやまあこれで終わりでも一向に構わんのだけれど(次映画があったとしてもDVDスルー)なんであんな終わり方にしたのかは?というよりなんだか大人の都合ってやつ?
いらん色気でその部分を阻害して結果ぐだぐだにしているのは頂けない。というより最後の終わり方を綺麗に決めれば細部がグダグダでもなんとかなる・・・場合もある(苦笑)
どうもTV屋さんはすぐに色気を出すようで、なんだかな、である。

最初はフーダニットモノとして次々と犯人が入れ替わり立ち代わりその後でという『沙粧妙子』を彷彿させる流れでおもしろかったのにスペシャルで大風呂敷を広げたのでこうなるんじゃないかと思ってた。なんで謎の犯人を探すとかの『羊たちの沈黙』とかそーゆうのにしなかったんだろう。警察モノ映画といえばSATっていうのは(好きだけど)頭悪すぎだと思います(^^;
それでもまだスペシャルは公安との駆け引きとかそういう部分もあってまだ良かったのに今回完全にすべっている。スペシャルの流れから言えばちょっと外したなといわざるを得ない。

面白くする要素がありながらも外していくが最近の流れとは言えつらいわあ~(苦笑)
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by tonbori-dr | 2007-04-24 23:42 | Movie