オスカー俳優が出演したドラマ仕立ての木スペ「ダ・ヴィンチ・コード」

そんなわけでスルー映画祭り『ブロックバスター』シリーズ(笑)
ロン・ハワードとトム・ハンクスのコレ。
正直にいって『ダ・ヴィンチ・コード』で言及されているネタの真贋はともかくこーゆうのは大好きだ。
もっとも最近のTV局で作られる特番の作り方はお笑い系にまでパクられているくらいに普及し少々食傷気味で基本的にはディスカバリーチャンネルとかそーゆうやり方でつくってくれんかなとは思っている。
そういう意味ではこの映画オスカークラスの俳優や有名俳優陣を揃えなんと豪華な木曜スペシャルなんだろうと。いや心底そういう風に楽しんだ。でなければ楽しめない映画であると思うのだが。
こんだけ豪華な木スペ、いや『奇跡体験アンビリバボー』でもいいがそういう稀有な作品だ(笑)

しかし原作未読だしどの程度忠実に映像化やっているのかは解らない?ただ宣伝とかでレオナルド・ダ・ヴィンチとラ・ジョコンダを押し出した性で怒った人多いんじゃないか?あと小説を買った人も(笑)装丁が完全にジョコンダになんか謎がこめられてますって感じだもんね。もっとも別のレオナルドの作品にしても関連のあるのは1つのみ。しかもそれを出すとネタが早々に割れると言う(笑)

もっともラ・ジョコンダが全然関係ないってわけじゃないけれど肩すかしをくらった人も多いだろう。けどそれこそが記号にこめられた事でありコードであるということなのかもしれないね(棒読み)
そう完全にそこで釣られているってわけでまあ本ならそこで色々小出しにして読み進めさせていくのだが映像だと2時間ちょっとで出さなくちゃならない。そういう意味では無茶苦茶不利だし誰が撮ってもこういう風になったと思う。まさにネタのための伏線が多くて捌いていたらこうなっちゃいましたの典型。案外先に書いたM:I:3のJJ・エイブラムスの方がこんなの得意じゃないか?とりあえず引っ張ってオチをつけまた引っ張るみたいな。



しかし登場人物がみんな突飛な行動をとるのでラングトン(トム・ハンクス)は唯一まともっぽい反応をしているなと思うぐらいありえねえの連続なのも笑えるトコ。
アメリのオドレィ・トトゥなんかはシリアスな役も魅力的でミステリアスなヒロインも出来るのよと頑張っているのがまあなんというか初々しいですよね、みたいな(棒読み)
しかし今回はマグニートーだったなマッケラン。いや出てきたときから怪しいオーラ出しすぎです。
しかし一番アレっぽいのは敬虔なカトリックの信者でありその上その一宗派に属する警官が司教が告解を漏らしているのに疑問を持たないフランス司法警察の警部殿だと思う(苦笑)

というかこれはマジに製作側的に、やはり神を信じていない人が作るのはかまわないが理解が無いのはどうよ?とか思うんですけど。これは物語の一種根幹なんだからかなりオイオイですよ。オプス・デイの普通から見ればちょっと行き過ぎている部分だけを面白おかしくとりあげていると批判を受けてもしゃーないなと感じる。そういう鈍感な部分が折角の歴史の隙間をうめるミステリーとしての(ネタの出の元はいかがわしくても)良さを損なっている。ただ原作がそうであればそれに釣られた人(まあおいらも観た時点でその一人なんだけど)が悪いのよになるんだけども。

それと肝のDNAに関してもその棺の人物との血縁は判明できても判明すると困る人の塩基はとれないっつうか解らんのだからそこから導き出されるのは仮説だけじゃね?
つうかその話が浮上するだけで一大スキャンダルだというのなら世の歴史は全て捏造だよねということを逆説的に説明してくれておりそういう意味では清々しいまでに世界は又一つおりこうになったよね・・・なわけないか(笑)つうかこれでコードとか言うのはどうかと思います(笑)

それでもアンサンブルキャスト作品であまり頭を使わなくとも楽しめる作品ではある。

ちなみにダ・ヴィンチ・コードと言ってるけれどこれが『神々の血統』とか『失われた聖杯』なんてえ題名だとどうだったんかなという気がする
でも今まで原作小説読もうかと思った事は多いけれどなんか初めて読まなくてもいいやと思った(爆)

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by tonbori-dr | 2007-04-24 00:19 | スルー映画祭り