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旬を過ぎたのかそれともまだまだネタはころがっているのか

Excite エキサイト : 芸能ニュース|寝取られユースケ、「今週、妻が浮気します」で3年ぶりドラマ主演 [ 11月24日 08時05分 ]サンケイスポーツ
「今週、妻が浮気します」の話しは去年の話だったのか(記事によって平成16年1月にOKWaveに書き込みがあったという)いわゆる2年ほど過ぎた旬を過ぎたネタではある。
けど『東京タワー』の性急な映像化に拙速ではないかといったおいらもコレはどうかと思う。
あんた言ってることが違うやんかと言われそうだがこれは元ネタがフィクションではなく(もしかすると仕込であるかもしれないが)質問とその回答であって結局その元ネタは本当にネタでしかない。反対に言えば今そう言う元ネタを引っ張ってもどうなの?という感じがする。



反対にフィクションなら結構時間が経ってもその強度が失わなければ映像化は可能だ。
例えば『どろろ』のような巨匠の作品なら発表から十年以上いやそれ以上を経ても映像化されるしまたキャストも映像もそこそこお金がかかってくる。
それは長年の手塚先生の創作活動やその他の映像作品群が作り出したものではあるのだが。

翻って『デスノート』。あれは原作が丁度今年終焉を迎えたというノリも手伝っての大ヒット。
だけど数年もすれば時期を逸するという見方になるかもしれない。
けれど数年に渡って読み継がれて行くのであればやがてはエバーグリーンとなるかもしれない。
あくまで仮定だけど。

作品の強度というのはその年月を経ても面白いかそうじゃないか?ということで決まってくる。
で、今回のユースケのドラマは創作物ってわけじゃない。インターネットの質問板に書かれた質問に対するそれを読んでいたヲチャーなどのレスポンスだ。同じモノに『電車男』があるけれどだからこその(ここで『電車男』フィクション説はおいておいて)拙速くらいの方がよろしいのでは?とそれこそが鮮度が問われるネタの話でありそれを寝かしてもなあという気がする。

もっともこれはフィクションですというのならちょっと凝り過ぎて実に創作としては変則球すぎる。そういうのは1回限りの奇襲攻撃なら有効だけど何度もされると観ている方は慣れるので奇襲の意味がなくなると思うのだが。

by tonbori-dr | 2006-11-25 00:02 | TVdrama