ジャイアンvsジャイアン 『デスノート』

ということでいきなり金子修介監督の『デスノート』も観てきた。
ちなみに前田氏の超映画批評では25点/100点。(参照)
栄えある今週のダメダメになっている。
結構原作ファンであるようでキャラクターの描写がなっていないとかそりゃもうボロクソ。

なんだけど以外に楽しめた。というか自分でも驚いた。
でもよく考えると原作の細かい部分をころっと忘れてたんだよな(笑)
とくにもう終了したとはいえかなりの長大なストーリーだったし。
でも瀬戸朝香が南空ナオミってのはどうもピンとこない。それとラストシーンはあんなんだったっけ?ネタバレになるので詳しく触れないけれど違うような気がする。

それでもほらよくある火曜サスペンス特別編前後篇一挙放送の前編部分みたいで楽しめたよ(爆)



まあありていに言うと20億かけている割りになんとなく安い感じがするんだよなあ。いやリュークのCGとかお金はかかっているんだろうけど基本的にこじんまりとしている話でとても1000人近くの人間が殺されている事件の話ではない気分になってしまう。それでも金子監督。すくなくともシンちゃんよりは演出がうまい。というかカット割りやカメラの動かし方はさすがと思わせる部分がいくつかあった。
この映画の最大の問題点は先にも書いたが前編ということで月(ライト)の天才でありながら独りよがりでわがまま、負けず嫌いな部分がどのように自らの野望のためにどのように振る舞うのかというのが大きな焦点になってくる。でその部分に関してはとりあえず達成できたもののそのあとその前に立ち塞がるもう一人の天才Lとの戦いが中途半端かつ性急になってしまっているということだ。
いやそれを後編でケリをつけるということなんだろうけどもやはりどうなんでしょうかという気がする。

もっともイデオンよろしくキラ誕生篇とキラ発動篇とかで4時間ぶっつづけというのは冒険だしとりあえずこれで手ごたえを掴んで次も来て欲しいみたいな感じなんだろう。それが功を奏するかどうかは解らないが。
でもう一度言うけど存外に楽しめたのは細かい部分を忘れていたこととテンポのある運びで話をすすめたあったから。2時間超の映画なんで入ったあとでうわたりーとか思ったんだけどテンポはそんなに悪くなかったんだよね、『あずみ2』とはえらい違いだ、やはり現代モノの方がいいってか?金子サン(笑)あと女の子の登場人物にかんしてはミサミサは顔見世程度だがラストにちょとおもしろい展開が。あとウルトラマンマックスに出ていたエリーというアンドロイド少女役の娘さんが出ていて無駄に可愛く撮られている。後編はどうなるのか気になるところ。それと同じくマックスからトウマカイト役の中の人も出演。松田刑事役だがかなり適役だったな(笑)

ともかく後編は原作と違うラスト(つうか原作に忠実にやると少なくともPART4くらいは必要。多分それではかなり駆け足かつ省略されるだろうが)が用意されているとのことだがどうオチをつけるのかは気になる部分だ。
それとともにリュークの声は中村獅童のままなのか?それも気になるところ(苦笑)

でタイトルのジャイアンってのは結局ライトとLはジャイアンじゃね?みたいな。
実はこの漫画を初めて読んだときああドラえもんの独裁スイッチだなと思ったわけ。
気に入らない人物を消去してしまうスイッチ。でのび太はそれでガシガシ消しまくって最後は独りぼっちになって反省するというまあそんな話でそれを思い出したわけだ。でもどっちかというとこの2人のライバル同士はジャイアニズムなんでそう名付けた次第。
なんで原作のラストシーンはちょっと予想と違った分、うまいオチだな感心した。
けどオタキングほど感涙しなかったけど。(参照)
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by tonbori-dr | 2006-08-04 22:13 | Movie