クライモリ短評

よくよく考えるとなんでコレを借りたのか解らない。
記憶の底をさらってみるとなんかDVDの予告編を観てなんか借りてみようと思ったんだった。
そん時は『13金』スタイルのショッカー映画いやブッチャ-映画やなと思っていたんだけれど・・・

いきなり主人公がマスタング乗ってやがんの。しかもNEWモデルじゃねーよ。
オールドモデルじゃねーかよ!しかも撮影のためとはいえローバーというかそういう4駆に派手にカマ掘ってるよ!勿体無い!!!とクルマ好きにはなんかそれのほうが痛い描写だったよ、いやマジで。

で『13金』パターンではあるもののある種アメリカの都市伝説的な側面もある。
急いでいるのでわき道に入ると・・・・・・・。
つうかなんでクライモリ?なんだ。バリバリ日本語やん。
で原題は『WRONG TURN』 
間違って道を曲がったとでも訳せばいいのだろうかと考えると確かにクライモリでもいいかという気になってくる。実際にWRONG TURNと言われてもとなるし。

肝心なショッキングシーンはボチボチ。
三池監督の映画を観ているなら特に問題ではない。お約束もあるしそれほどじゃないフツーのショッキング映画。(ってのもなんかおかしいなあ)

但し少々気になった部分もある。



それはある意味差別と偏見に満ちている描写はどうなんでしょうか?という事だ。

舞台はアメリカ中東部のウエストヴァージニア州。実に75%が森林に覆われているという州らしい。地図で確認するとなるほどそんなにデカイ州じゃないけれどアパラチア山脈が横たわっており山深いいわゆる田舎という印象のするところのようだ。実際映画の方でも山間部森林部が多いという写し方をしている。医学生のクリス(デズモンド・ハリントン)は仕事のための面接に向かうため愛車のマスタングで先を急いでいたが事故で渋滞。しかも携帯は不通。公衆電話を探して立ち寄ったひなびたガススタンド。電話は故障中。しかし貼ってある地図に山を抜ける街道が書いてある。間に合わすためにはそこを抜けるしかない。国道からわき道に入って先を急ぐクリス。と突然立ち往生しているローバーに激突。乗っていたのはキャンプに来た仲良しグループ。婚約したばかりのカーリーとスコット、フランシーヌとエヴァン。そして最近失恋したばかりのジェシー。何故道の真ん中で立ち往生していたのかというとタイヤが有刺鉄線を踏んでパンク。どうやら故意に道に仕掛けてあったらしい。携帯で助けも呼べない山の中、ジェシーは公衆電話を求めカーリーとスコット、そしてクリスとともに公衆電話のあるところまで歩くことに。フランシーヌとエヴァンはローバーに残ることにしたのだがその時その近くまで忍び寄るものがいた・・・・。

実はアバンタイトルでフリークライミングをするカップルが襲われるシーンがあって割りとあーこいつら襲われるなあというのが凄く出てしまっているんだけれど・・・・・・。
そのタイトルバックで古い新聞やなんかが映し出される。で丁寧に字幕がつく事でああこれは本編に関係あるんだなと誘導してくれるんだがなんかよく田舎の血縁関係が濃くなると障害をもつ子供が出生する率が高くなるというようなことが出てくるわけで・・・・。
しかも中東部なんだけどエヴァンとかスコットなんかがやたらと南部という単語を言っている。
よく解らないんだが結構そういう土地柄?なんだろうか?いわゆるレッドネックとかそういうことなのか?黒人蔑視とはまた違うアメリカの暗い部分がちょっとだけ覗いている気がしたよ。

でももしかするとそういうのが一つ話として定着しているのかもしれない。
実際人気の無いトコも多そうだしそういうコミュニティやコロニーがあってそこで・・・・・・・・・まあなんか書いてていわゆるヒトの先祖がえり?なのかもなあとかそういうこともね含めて色々と。
あとビックフットの伝説とかも絡んでくるとそこそこ深いものになりそうだなとは考えたがまあこの映画はあくまでもホラーショッカームービーなんでそこまで深読みはしなくともいう気がする。
[PR]

by tonbori-dr | 2006-03-31 00:02 | スルー映画祭り