『オープン・ウォーター』短評

実話の再現フィルム・・・・・・
いやそう書くとな~んだと思う人がいるかもしれない。
しかしこれは恐るべき映画だった。
それに正確に言うと事実を元にしているが実話ではない。
但し低予算で作られているためそういう感じがある。しかもかえってそれがじわりと真綿で首を締められる感覚を増幅している!
なんかびびらそうとしている「ブレア・ウィッチ」とは同じ低予算でもちょいと違う。
公式サイト

以前に別のダイバーの事件をエントリに上げたときにちょっと触れた。(参照)

その時はこれほどのモノとは思わなかった。
いやもっとベタな表現や技法、そして予算がかかっていたらどうだったのだろう?
それほど怖くは無いかもしれない。とにかく淡々と描写している。それにつきる。



サンダンス映画祭で絶賛を浴び拡大公開までされたこの作品。
スーザンとダニエルのディンクス夫婦。(ディンクスDINKS=double income no kids)仕事が多忙でお互いちょっと距離感が出来つつある今日この頃。そんな2人は息抜きにハバナでダイビングに。
そこで外洋での潜水体験。しかし指定されたポイントへ浮上してみるとボートはいなかった。
ガイドがちょっとしたことから人数を数え間違えて2人を置き去りにしてしまったのだ。
開放水域-オープン・ウォーター-へ。

そして想像を絶する恐怖が2人を飲み込んでいく。

いやまさに飲み込んでいくというのがぴったりな表現。CGに頼れない代わりにホンモノの鮫を撮影。しかも主演の2人の周りに集めて泳ぐシーンを撮影する。
そうマジでビビッてるんである
もっともちゃんとしたその道のプロが付いていたと公式サイトのプロダクションレポートにはあるし役者達も基本的にはそういう演技をしているのだろうがそれでも絶対はない。
そういう緊張感は出てくるものだ。実際にそういう心情が伺えるコメントがある。

それに監督がスキューバーダイビングをすることもあって色々リサーチをしていると見えて2人の行動がリアルに変化していく。そういったところでもこれまた恐怖感を倍増さしてくれる。

個人的にはああ外洋でスキューバダイビング(とりあえずやる予定は全然無いけれど)するならブライトリングのエマージェンシー。(ブライトリングは有名なスイスの時計メーカー。パイロット用の時計を数多く作っている。その中でも国際救難信号を発信する発信機が仕込まれている時計、ほんとにそういうのがある。ちなみに日本では販売していない。電波法に抵触するとの事)
ブライトリング公式サイトを買って持っていったほうがいいなと本気で思った。
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by tonbori-dr | 2006-03-29 22:00 | スルー映画祭り