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仮面ライダー響鬼を見たが・・・・・

HDDレコーダー導入を機に録画して観たんだけれど、なんか以前ちょっと観た感じのと違うような???santapapaさんが別館でエントリをあげておられるのを読んだときの感じとも違うし?
と思ったらそのsantapapaさんの「だがっき」と「おと」の庵のエントリで『仮面ライダー響鬼 その後』で知ったがスタッフが変わったということらしい。
肝である音撃棒というバチをつかわず剣みたいな武器にコッドボイスを発射していたもんな。
しかも変身忍者「嵐」みたいなのが出てきてなおかつなんかモモレンジャーみたいな仮面ライダーになったときには驚いた。(´Д`)
いや別に女性ライダーはかまわんのだが俗に言うテコ入れというやつなのか?
映画にもなったしそこそこ人気あると思っていたんだけれどと思いきやそうでもないようだ。
グーグル先生に聞いてみると賛否両論のようでかなり荒れている印象。

もっとも最初からそういう路線だったのなら問題がなかったんだろうけども急な路線変更で皆どうなってんだ?ということになったんだろうなと推察する。

余談に続く



元々アニメや特撮は子供のために作っているんでスポンサーサイドの意向ははずせない。
深夜枠のアニメや特撮シリーズもあるがそういうマニアックなものも子供向けも一緒に混在している状況で大人の鑑賞にも耐え得る作品という題目もあるのだけれど子供は敏感かつ飽き性だ。
フォーマットはあるにしてもついつい製作側が独走するとそのメインターゲットたるものが離れてしまっては成立しないという構造を持っている。
有名なところでは「機動戦士ガンダム」だ。この作品のメインスポンサーはクローバーという超合金玩具を作っていたメーカーでいわばポピーみたいなところだったが中高生には絶大な支持を受けたものの玩具はさっぱり売れなかった。そのため全52話だったと思うがそこまで行かずに43話に短縮された。その後そのあたりをターゲットにしたガンプラがバンダイからリリースされるに及びあれほどの膨大なシリーズと傍流を産み出しそれは最近終わった種運(SEED DESTINY)まで続いている。翻って平成の仮面ライダーシリーズは若い役者を登用しクウガから始まりイケメンライダーとか言われる子供とそれを観ている母親からの支持を得たと聞いている。
そこでその路線を強化しライダーも数人が出てきて対立もしくは共闘ということになって今のフォーマットが形作られた。
そこで響鬼であるのだがこれは確かに今までのライダーシリーズとは違う雰囲気を持ってきたなとは思っていた。太鼓のバチを使って敵を倒すという(清めの音)魔化魍という敵と妖怪との共通項など「和」のテイストやそのライダーを支える組織というのが変わっていて面白いなと。しかしおいらの観た響鬼はなんか剣を片手にアーマーを纏ってアーマードかよ!と突っ込んだらアームド響鬼というらしい。「和」のテイストよりは見かけ優先というこの路線変更はその「和」テイストに引っ張られ観ている人にはオイオイだろうなあというのは想像に難くない。やはりわびさびの風情は仮面ライダーには似合わなかったのだろうか。

あと主人公のヒビキ役細川茂樹はハンサムくんではあるがイケメンというカテゴライズの人ではないそうだ。というかイケメンというものの定義がよく解らんのだが。まあそこはどうでもいいです。

by tonbori-dr | 2005-10-18 00:46 | TVdrama