『SHINOBI』

ってもアクセス解析で御馴染みの「SHINOBIツール」じゃなく例のファンドでどうのというアレでございます。
何でもアメリカでリメイクとかいう話もあったなと(以前のエントリ)
で観てきた。
なんで?いや仲間由紀恵が観たかったのさ・・・・というのも多少あり?(笑)
というか殆どそれみたいな(爆笑)

いやね、彼女コメディエンヌとしては一定の評価を受けてるけれどシリアスものでは案外評価されていない気がしたもんでねどうなんだろと。

で結果は・・・・・・『セブンソード』の後に行くんじゃなかった・・・・(´д`)・・・・



物語はかの山田風太郎先生の『甲賀忍法帖』を元にしている。
その全てをあますところなく映像化することは非常に難しく最近『魔界転生』をようやく読んだのだが確かにアレを全て映画化するのは至難の技。だからこそ原作を換骨奪胎した深作版はあらためて凄いと思ったわけだけどもこちらも時間を100分に纏めたこととCG結構気合いれていたことは評価できるとは思う。
しかしキャラを思い切り捌いたのは原作主義者には評価分かれるところだろう。
とはいえあまり寄り道も出来ないことを考えると致し方がないのかもしれない。
そこは『セブンソード』のほうでも登場人物の掘り下げでちょっと言われていたけれど主人公の朧と甲賀弦之介の悲恋を中心に絞ったので大方良しと出来るという観方も出来る。

そんでも正直100分が長く感じる演出にテンポがちぐはぐなところは否めない。
双方1人1人の立合いよりも朧と弦之介の悲恋にスポットを当てているため夜叉丸(坂口拓)と筑摩小四郎(虎牙光揮)の仕合は見せてくれたが(ちなみに林の中の戦いは拓ちゃんのデビュー作『VERSUS』を思い出してしまった。)升毅演じる室賀豹馬なんかはもう少し動かしても良かったんじゃないか?という気もする。

そこではたと気が付いた。セブンソードの時に書いたんだけどもおいら結局
チャンバラが観たいんだなと。
でも延々斬合いが観たいというわけじゃないちゃんとオチをつける殺陣を観たいのだなと。
散々酷評を受けている「あずみ」だがあれも上戸彩がちゃんとついて刀をしっかりと振り回せるのならあの殺陣はきっちりオチたと思うし(別に筋肉もりもりのマッスル少女でなくてもそれはかまわないトレーニングと型をきっちり押さえれば殺陣は成立する。)そういうところが今の時代劇に足らない部分だと思う。悲恋結構、耐える結構。でも時代劇の醍醐味は殺陣にある。
古臭いといわれるかもしれない時代遅れといわれるかもしれない。
けれど深作版『魔界転生』のラスト十兵衛と但馬守のあの斬りあいが心に刻まれているし『浪人街』のあのラストの源内と無勝手流な斬り込みや権兵衛の居合の殺陣は忘れられない。
他にも上げても結局古いモノなのだ。そんな状況に風穴をあけて欲しいと思う。
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by tonbori-dr | 2005-10-11 23:38 | Movie