エウレカセブン

先頃最終回を迎えたサーフィンのようにトラパーと呼ばれる謎の粒子にライドするロボットが活躍するアニメーション。
全50回が放映された。

とりあえずBONES(ボンズ)制作ということなので初回から観ることに。
もっともこの時間(日曜朝7時)は普段寝ている。起きていたとしてもそれはどこかに出かけるためで観る余裕などないのでVTRに録画(半年後にHDDを導入)して観ていた。

初回は結構インパクトがあるものの手探り状態だった。(視聴者も制作側も)




エヴァンゲリオンとの近似を度々指摘されるがどっちかというと洋モノドラマの初回。まずは粗い状況設定及び登場人物紹介という方がなるほど珍しいなと思ったことを覚えている。
エヴァはどっちかっていうと空想科学シリーズっぽい出だしだったのそれほど似ているとは思わなかった。

似ているとすれば一重に感情表現が乏しいヒロイン(エウレカと綾波レイ)くらいなものだろう。あと出来るお姐さんキャラもそうかもしれないがそんなものは探せばまだまだ出てくるしめんどいので書かない。

で度々製作者達がボーイミーツガールな話としていたため1クールはどちらかといえばレントンが見た世界、ゲッコーステイトとなっておりその後エウレカの変調(コーラリアンとしてのスカブとの同調、これは初潮などのメタファーと考えられる。)レントンの反抗期として設定された家出。いわゆるチョイ悪おやじに憧れるとか(このあたりの演出はどちらかといえばガンダムをなぞっている。)まあそんなこんなで互いを意識し好きと告ったり痴話喧嘩みたいな事(ままごとレベルではあるがボーイミーツガールだし実際の痴話喧嘩だってままごとレベルだったりするもんだ。)もありつつも物語世界の大枠とテーマを合致させるために設定された敵が色々画策したりして世界の成立ちがどんどん提示されていく。ようするに色んな経験をしてそれに耐えるキャパ(強度)を持ったことによりレントンの中でそれが解り始めた、もしくはつながり始めたということなんだろうが実際には登場人物が喋り捲るのでなるほどそうですかみたいな事はあった。もちろん理解していない描写もあり単純にストーリーを進行するための呪文になっていたこともあるけれど。

そして裏主人公として設定されていたホランドはデキちゃったのでケジメつけるみたいなところに落ち着いているけれどそれは実際に大人は家族を持つモノ又は守るべき(愛する)者を背負っている者ということを言いたかったようだ。確かによく人類愛というので特攻!よりは今風で解りやすいかもしれない。それに嗜好や行動、性愛の部分で考えてもそっちの方が自然なんだろう。もっとも異論はあるだろうけども。

あと女性、母性というものが(タルホ、ヒルダ、ギジェット、そしてエウレカも含むし拡げればダイアンまで)強調されていた。生命というものを重視していることの現われだろうか。その割には初期の頃は人の死ぬ(実際には簡単にニルヴァーシュが敵KLFを撃墜している描写)が多いのでそうとは思われなかったようだが実は50話通しで振り返るとそう言う描写が多い。(ヒルダの姉さん振りとか、ギジェットがエウレカの恋を応援する下りの発言とかもそういうのの現れ。しかもダイアンいたっては殆ど登場していないにも関わらずそういう部分を多く担っている)

にも関わらずレントンの母親が既に亡くなっている設定といいアドロックが回想でも全然しゃべらないのは何故なんだろうか?そのあたりはちょっと謎が残っている。


あと本家ブログの方で戦闘で人を殺すこととかOP、ED関係(ヘビーローテーション化している事とか)を書いているんでタグエウレカにまとめている。

ざっとした感想ということで。
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by tonbori-dr | 2006-04-06 23:38 | anime&comic