「リクルート」短評+インソムニア

スルー映画祭り19本目アイリッシュの暴れん坊コリンと独白おやじパチーノのスパイサスペンス
「リクルート」
もろネタバレというかネタバレしないと語れないっす(^^;おまけで「インソムニア」も
物語はMITの学生であるジェームズ・クレイトン(コリン・ファレル)彼は独自の映像音声通信ソフトを開発し将来を約束されている優秀な人物。
がCIAの徴募官(リクルーター)ウォルター・バークにバイト先で声をかけられたことから世間の裏側で国のために働かないかと誘われる。バークはクレイトンの事を調べ尽くしており謎の事故で亡くなった父の事をほのめかす。父親に対する慕情の念(ファーザーコンプレックス)のあるクレイトンは父の事をもっと知るためそしてその能力を活かせると言うバークに興味を持ちCIAの採用試験を受けることに。そして試験をパスしたクレイトンはファーム(農場)と呼ばれている訓練施設へと。
しかしそれはほんの始まりでしかなかった。





誰も信じられない、信じてはならない。己だけを信じて局面を打開し統べては見たままではない。
スパイ映画、小説では度々使われるフレーズだがこれが重大な鍵となる。
が、アル・パチーノが出ているのである程度観ると展開が読めてしまう(^^;
いやパチーノのせいじゃないけどな。
つーかもう一枚札を加えるべきだよ。渋いところを。
いやお話自体はよく考えているけれどパチーノが出てくるとあっという間に一人舞台だもん。
まあ「I'RBOT」のブリジット・モイナハンとか出ているけどCIA側の方に例えばクリストファー・ウォーケンとかさそういうジョン・ハートとかなんか胡散臭いのを持ってこないと煙幕が無いのですぐに見通せるってのはどうかと思う。
繰り返して言うがホンは凄くはないけれど手堅く纏めているんだよ。
ようは役者がオーバークォリティだったということです。
しかし独白シーンではほんと活き活きしている。っていうかもう無敵状態。>パチーノ
で日曜洋画劇場で「インソムニア」をやっていたんだがこちらの方がおいらすんなり入り込めた御得意の独白もいい感じだったし。
もう一つって聞いてたけどなかなかどうして雰囲気のある作品。
ちなみにこれの謎解きというかその辺はそんなに丁寧じゃない。むしろ「リクルート」の方がしっかりしているけどこれってパチーノの演じるドーマーが罪の意識を抱えながらどんどん平衡感覚を失っていくという事にスポットを当てているから返って彼にぴったりだった。
そうキャスティングってのは非常に大事でその役をその人がすることにより観客にどういう印象を与えるか?ってのは脚本とともに肝になる部分。
その意味ではパチーノのこの2作品では「インソムニア」においらは振れる。
コリンは頑張ってたけどな(笑)彼はこれからも色んな役に挑戦して欲しい。
アレキサンダーはどうやらスルー映画祭り行きになりそうだけど(笑)
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by tonbori-dr | 2005-03-19 01:39 | スルー映画祭り