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ヤンキー先生

Excite エキサイト : 社会ニュース|“ヤンキー先生”母校去る 3月で退職、HPで告白|共同通信
北海道の北星学園余市高校の名物先生義家弘介氏が同校を退職するとか。
Webで表明とあったんでぐぐってみたけど義家氏のHPはサーバーが混んでいるみたいでつながりません(^^;
まあおいらみたいな野次馬ウオッチャーも多いんだろうな(苦笑)
で、本を書いたり講演会で飛び回ったりとかが一部の生徒の親や教師から批判を受けたとあるけれどまあ生徒の親はともかく教師陣としては俺たちだってのはあるんじゃないかなというのはまったく外部の意見ですね、はい(^^;



先生っていうのは仕事の一つなんだけど非常に重要な仕事でもある。
なんせ人様の子供に知識を教え、親以外の大人としての規範を示さないといけない。
それが教養となり知性を育む。(そういった職業に対し昔は聖職とまで言ったようだがこれは多分にキリスト教的(西洋的)な感じがするが)ようするに手本というやつですわな。
そして大人になるための最初のコミュニティとしての役割として学校は機能している。

昨今問われている学校の危機とかそういうのは世相を写す鏡と言われている。
でも実はその危機も学校システムが画一的になったことにより学校ヒエラルキーシステムを成立させるためのものになった時点で決定的になった。しかしそれももう飽和状態なのでゆとり教育とかなんとか言ったことをやったけれど結局うまくいかないのは上に書いた知性を育てるところになっていないからだ。
ただ単に勉強を教えたりだけとかゆとりの意味も考えずゆとりを与えてもそりゃダメだろ。

北星学園ってところはそういったシステムからはみ出した子供たちを救済するとこではあるようだ。
実はこの義家先生をモデルにしたドラマを以前やっていた時に観ていたのだが実際には学校経営の戦略もあってこういう形態をとったということも言っていた。しかしそれを軌道に乗せるには相当な労力と周囲の協力があったというのもドラマなので誇張はされているかもしれないが想像は出来る。
しかし義家先生の退職に関わるそういった揉め事ってのはやっぱ敏感に伝わると思うんだよなあ。
どういうつもりなのかは額面どおりに受け取るにはおいらおっさんすぎるし裏読みしたがるんで不適切なことも想像したりするけれど退いたというのは正解だと思う。
但しやめる事によっての子供達の声ってのはどうなんだろうね?

とりとめがなくなっちゃったけど広い意味での教育というのは凄く大変な事で正直財務省より文部科学省の建て直しの方が重要だよと思う。

by tonbori-dr | 2005-02-15 23:01 | 独り言