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Excite エキサイト : 社会ニュース
<青色LED和解>中村教授「日本の司法制度は腐ってる」(毎日新聞)にTB
中村修二米サンタバーバラ大教授は
矛先は日本社会にも向けられた。「これだけの発明をして6億円。やっぱり日本は文系社会。個人を重んじず、大企業に『滅私奉公せい』というシステムだ。実力のある理系の人は米国へ来るべきだ」。今後の活動を尋ねられると、「研究に専念できるのはうれしい。また、新しい挑戦をしたい」と述べ、“独演会”を締めくくった。(記事本文ママ)
だそうで対する会社側のコメントとして
 一方、日亜化学工業の小川英治社長は12日、本社で記者会見し、「高裁で会社側の主張がほぼ認められる見通しだったうえ、訴訟を終結させることで、経営面でもプラスと判断した」などと説明した。

 小川社長はさらに「研究開発者は興味を持って取り組んでおり、技術的成果に楽しみを感じている。単純に金銭に置き換える人はそう多くない」と、中村教授を間接的に批判した。
と述べたそうだ。

そんなこの件に対して突っ込んでみる



この件って結局経営者が最初のマネージメントコントロールを失敗したから起こった気がする。
まず第一に当時会社に雇われていた中村氏に対するそれ相応の待遇をしなかったこと。その後会社を辞した後にもその件に関する対処をなんらしていなかった事(特許申請とかそういう処理とは違うところで)この日亜化学という会社はその企業理念を「環境を大切にしよう」をモットーにし「存在意義が認められる会社」としての存続を願っているそうだが会社に属して研究をしてくれた人間に対しそれを認められないようじゃどうでしょうか?
それと中村氏の方も最初の200億ってのは確かにした業績に対して認められた正当なものかもしれないけれど相手の会社が傾きそうな額を認められ勝ったというのもどうかなと(これは多分にワタクシが文系野郎だからかもしれませんけど)
実際にどういう支払い方法を提示したのかは非常に気になるところではあるが。
ただこういう事に関する研究環境の話やそれに対する他の企業の考え。
実際のインタビューのノーカットのそれぞれの言い分を精査したわけじゃないのであくまでこの記事とその前後の記事を読んで覚えていたことからの推察でしかないが。

ただ新聞社の人も文系なので“独演会”を締めくくったとあまり好印象をもっていないのかなと、これは邪推ですが(^^;

by tonbori-dr | 2005-01-13 02:08 | ニュース