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闇の奥へ

警察庁長官銃撃事件が時効 オウム犯行説、最後まで (共同通信) | エキサイトニュース
なんともベタなタイトルをつけたけど、威信をかけて捜査しただろうし、総力戦だったろうけど結果がこれなワケで。
でメディアの検証ではオウム犯行と乏しい物証とか。
保守系の産経あたりでは捜査一課の見立てと公安の見立ての相違とか。
【あれから15年…警察庁長官銃撃事件】(上)「全員が浮足立っていた」重圧、混迷の初動捜査 (1/3ページ) - MSN産経ニュース
【あれから15年 警察庁長官銃撃事件】(中)元巡査長の供述に翻弄…「100%あてにならない」 (2/2ページ) - MSN産経ニュース
【あれから15年…警察庁長官銃撃】(下)浮上したもう1人の男 テロとの戦い「現行法では限界…」 (1/2ページ) - MSN産経ニュース
落としどころが微妙に外事警察あたりにだぶってるのは外事警察の原案が麻生幾さんだから。

まあこの一件で冤罪とかでっちあげがでなかっただけでも良かったというべきなのか(ゴールデン・スランバー?)それとも警察力の低下をなげくべきなのかは難しい話だ。

でも少人数で指揮系統につながる線が細く、決死隊が組織されれば案外テロは実行しやすいんじゃないかという誤ったシグナルは発したかもしれない。

まあこの後、大事になっていないのはソトゴトが上手くいってるからかもともいえるけど、こういう事案は失敗例しか表に出ないのでそこが難しいところ。
何にしても、脆く、不安定なのは何も紛争地域だけじゃないということは肝に銘じたほうがいいかもしれない。

追記:
<警察庁長官狙撃>「オウムのテロ」 会見で警視庁公安部長:毎日jp:エキサイトニュース
ラジオで聞いたので急ぎ書き足し。
予想のナナメ上の展開だけれど、あの当時ならともかく、今こういう事を、しかも公安部長がこういう事を発表することに驚く。
批判も多いと覚悟の上ともとれるがいくらなんでも不味い話。
相克の深さをあらためて垣間見た。

by tonbori-dr | 2010-03-30 02:03 | ニュース