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コミックヒーローなホームズ「シャーロック・ホームズ」

観てきましたよ、「シャーロック・ホームズ」
ガイ・リッチーの映画はこの前のとその前のは観てないからDVDで鑑賞した、「スナッチ」以来かな。
結構「ロック・ストック・トゥースモーキングバレルズ」は面白かったけど、「スナッチ」はネタが同じでうーんとなった記憶があるのだけれど、今回の「シャーロック・ホームズ」は楽しめた。

意外な事にノリは実は「リーグ・オブ・レジェンド」と同じ。ちなみに私、あの作品嫌いじゃない。色々失速している部分とか荒っぽいところはあるにしてもあのようなクロスオーバーは大好物です、ハイ(笑)

でこのホームズも超人同盟に参加出来るかも?みたいな感じでいい具合にはじけている。
というかもう既にエキブロお友だちのkiyotayokiさんが感想書いてらっしゃることに同意なので感想はそちらで(笑)
映画の心理プロファイル : 『シャーロック・ホームズ』(2009 米)
とするとあとが続かないのでいちおう書いておくと「ルパン三世」なんですよ。
で、どっちかというと背広が緑の頃の黄色ネクタイのルパン。次元と2人で行動して、で不二子が絡んでというあの頃のルパンなわけで。
というかアイリーン・アドラーなんか小説版読んでいる人にはどう写ったのかな?とか、まあそれはともかく、こういう翻案はもう大好物なのですごく楽しめたし、銃を2人でかまえて、「無駄撃ちするな」と言いつつ壁を蜂の巣にするホームズとか、ピッキングするそばから蹴破るワトスンとか、1stルパンの名作「魔術師と呼ばれた男」を彷佛させる。
不思議な魔術を駆使する敵のブラックウッド卿はパイカルとくらべるとちょっとまあアレだけど(笑)そう考えるとルパン三世ファーストシリーズはやっぱり傑作だわとこれは余談。

バディモノのアクションとして、そうだなあノリとしては爆発が少ない「バッド・ボーイズ」みたいな感じもするけれど、おおむね、出番の無いまま退却するカリ城よりは初期のルパンのノリである(笑)もっともこのダウニーホームズはシメの部分では名探偵コナンチックでもあるけどね(爆)


そのホームズにダウニーをもってきたのビックリだけど、さらに相棒ワトスンにジュード・ロウっていうのもビックリ。これは皆さんご存知のイギリス、グラナダTV制作のジェレミー・ブレッド版シャーロック・ホームズをご存知の人には、ええ?っていう感じのキャスティング。でもこのワトスンが、こういうバディ風味なストーリーにはまたいい具合なんだよな、アフガン戦争で負傷したという設定なのでちょっと足をひきずっているのだけれど軍医あがりなために伝法で腕っ節も覚えあり、しかもステッキは仕込みっていうのは、それどこのラノベ?みたいなwww
そこにダウニーのホームズが絡むと本当に観るグラフィック(ライト)ノベルの一丁上がり。

ただ難点をあげると、モリアーティ教授の使い方かな。作家の深町秋夫さんはワースト映画として糾弾してらっしゃる。確かにあの使い方はもう続編つくるぜーみたいな気が見え見えでそこは確かに糾弾されても仕方が無いかなと(^^;
個人的××映画「シャーロック・ホームズ」 - 深町秋生のベテラン日記

まあ私は御気楽なトンチンカンなんで、もうかっこよさだけで OK、バディでOK、でネーチャンピンチにヒーロー推参、でちょっとかっこ悪いとこも見せるぜでOK。

割とルパンが好きな人なら受け入れ易いというkiyotayokiさんの意見にはまったくもって同意であるので見て損はなしだと思う。

「シャーロック・ホームズ」の映画詳細、映画館情報はこちら >>

追記:
ルパン三世の件をちょっと増やしてます。(斜線部)

by tonbori-dr | 2010-03-18 00:38 | Movie